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ソフトボールの魅力5選!惹かれる理由もあわせてご紹介!

日本チームの世界的な活躍もあって何度も注目を集めているソフトボール。

テレビなどで目にする機会はオリンピックのときくらいしかありませんが、目の前で試合を見た人や実際にプレイしている人は「ソフトボールには野球にはない魅力がある」と言います。

ではソフトボールの魅力とは何でしょうか?

ここではファンや選手がソフトボールに惹かれるポイントを紹介します。

ソフトボールの魅力|①スピード感

多くの人が口を揃えるソフトボールの魅力、それはスピード感です。

柔らかく大きなボールを使うソフトボールは野球よりゆったりしたスポーツだと思われがちですが、それは大きな間違い。

実際にボールは飛びにくく、打球も遅いのですが、グラウンド全体が狭く、ピッチャーとバッターの距離、塁間の距離が短いため、野球以上にスピーディーなプレイをしなければならないのです。

内野手の守備位置も信じられないほどバッターに近く、驚異的な反応速度でのボールさばきを見ることができます。

さらにピッチャーが投げるボールの体感速度はかなりのもの。プレートが近い上に、前に向かって飛び出すような勢いで投球するため、女子の場合は野球に換算すると実際の速度の1.4倍とも時速50km増しとも言われる速度に感じるのです。

女子の最高速度は時速120km以上ですから、野球に換算すると時速170km以上。男子はもう少し距離が伸びますが、実際の時速は130km以上、体感速度はやはり170kmレベルになります。

しかも女子の実業団レベルでも時速110km以上を投げる投手は普通にいるため、日本代表レベルでなくても超高速のボールに対応することになるのです。

ソフトボールの魅力|②豪快かつ緊迫する試合展開

ソフトボールのボールは野球ほど飛びませんが、タイミングが合えば柵越えのホームランは野球以上に飛び出します。また外野の間を抜ければすぐにランニングホームランになることも。数点差では全く安心できない豪快な試合展開が楽しめます。

またクロスプレイの連続で、内野ゴロですら緊迫するのもソフトボールの魅力。凡打というものが少なく、一瞬も気を抜くことができません。

ソフトボールの魅力|③ピッチャーとバッターの駆け引き

ピッチャーが投げてから打つまでの時間が短いため、投球でのタイミング外しは野球以上に効果があります。速球と同じフォームから投げるチェンジアップや遅い球が非常に有効に。

さらに球速があるように感じるライズボールや、ワンバウンドしそうなところから浮き上がって見えるローライ、遅いのに浮き上がるチェンライなど、速度と高低を使った駆け引きが見どころになります。

また前述のように塁間が短いため、バッターも頻繁にセーフティーバントを行います。内野手が少しでももたついたら簡単にセーフに。

さらに足の速い左バッターの場合、走り出す体勢で内野ゴロを打ち、最初から内野安打を狙うスラップ打法もあります。こんな小技や駆け引きもソフトボールの魅力です。

ソフトボールの魅力|④リエントリー

ソフトボール独自のルールが、先発メンバーに限り一度交代してベンチに下がってももう一度出場できるリエントリーです。

このおかげで作戦がとても多彩になります。

例えば先発のピッチャーがとても調子良く抑えている場合。野球ではもし継投に失敗すると控えのピッチャーがめった打ちに合い、試合が壊れる場合もありますが、ソフトボールならもう一度先発投手に戻すことができます。

このリエントリーのおかげで新人にチャンスを与えることができ、育成しやすいという利点もあります。

また守備は苦手だけど足が速い選手をワンポイントの代走に使う、守備だけがうまい選手をワンポイントの守備固めに使うといった起用法も。

これによって苦手分野がある選手にも活躍の場が与えられやすいのです。

ソフトボールの魅力|⑤初心者でも楽しめる

競技としてのソフトボールはスピードがあり、高度な技術と反射神経が求められますが、そもそもソフトボールはレジャースポーツとして人気を集めたもの。ボールが柔らかく、打球も遅くなるため、レジャーレベルなら野球より簡単に楽しめます。

さらにゆったり楽しみたい場合、初心者向けの「スローピッチソフトボール」というプレイ方法もあります。これは名前の通りピッチャーが遅く投げるソフトボール。他にも独自のルールがいくつか存在します。

①ピッチャーは高さ1.8mまで達する山なりのボールを投げる

②ストライクゾーンにはより奥行きがある

③2ストライクの後のファールは三振

④守備は10人で攻撃は11人

⑤盗塁、バント、パスボールはない

こういったルール変更によって、初心者がより簡単に楽しめるようになっているのです。

特にピッチャーが豪速球を投げないだけで、ソフトボールは一気にのんびりと楽しめるスポーツに。逆にストライクゾーンが後ろに大きく広がったことで、初心者のピッチャーがフォアボール連発ということも少なくなります。

このように初心者に優しい面があるのもソフトボールの魅力です。

まとめ

敷居は低く、多くの人が楽しめるのに、極めていけば野球以上のスピード感になっていくソフトボール。

技術や作戦も多彩で、その奥深さこそがソフトボールの大きな魅力といえるのではないでしょうか。

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でかむ

スポーツで人生楽しむ自然派ライター

筋トレとアウトドアをこよなく愛するライター。某FM局の作家時代、筋トレマスターに師事し、トレーニングブログを3年間で100本以上執筆しました。

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