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【ベビースイミング】0歳から始めるメリットを徹底調査!

子どもの習い事といえば3歳ごろから始められるものが多い中、特に早い時期からできるのがベビースイミングです。

その名の通り、赤ちゃんでも習える水泳ですが、0歳からOKとはいえ、具体的にはいつからスタートでき、どのような効果があるのでしょうか。

今回は、ベビースイミングを0歳から始めることのメリットについて徹底調査しました。

【ベビースイミング】とは

【ベビースイミング】0歳から始めるメリットを徹底調査!①

ベビースイミングは赤ちゃんが行うスイミング。

実際にはベビースイミングだけの教室があるわけではなく、スイミングスクールに「ベビークラス」が設定されていることがほとんどです。

ベビークラスの年齢制限

ベビースイミングの一般的なスタート年齢は生後半年

早いところでは生後3〜4ヶ月で首が座ったらOKとしているところもあります。

そしてベビークラスの上限は3歳ごろまで。

3歳からはキッズコース(幼児コース)に移行していきます。

ベビースイミングで行うこと

キッズコースではバタ足や水に潜ることなど、水泳の基本を学びますが、ベビースイミングはその目的が大きく違います。

ベビースイミングで行うのは、例えば以下のような内容です。

・パパやママと赤ちゃんがじょうろを使って水で遊ぶ

・パパやママが赤ちゃんを抱っこして水に入る

・パパやママが赤ちゃんを抱っこして水の中を歩く

・パパやママが赤ちゃんを支えて水に浮かばせる

・パパやママが待っている水中に赤ちゃんが滑り台で降りる

そのほかにもたくさんのプログラムが用意されています。

水泳を習うのではなく、親子のスキンシップをしながら水で遊び、水に慣れることを目標にした内容となっているのです。

【ベビースイミング】を0歳から始めるメリット

【ベビースイミング】0歳から始めるメリットを徹底調査!②

水泳を習うのが3歳からなら、ベビースイミングに意味はあるのでしょうか。

実は泳ぎを覚える以外のたくさんのメリットがあるのです。

親子ともにリラックス

赤ちゃんはもともと羊水に浮かんでいたため、水に浮かぶのは赤ちゃんにとっては自然なこと。

ベビースイミングをしている赤ちゃんの多くはとてもリラックスしています。

またママやパパにとっても、水中で重力から解放されることで緊張した筋肉を緩める効果が。

水に入ることで親子ともにリラックスできるという効果があるのです。

スキンシップ

ベビースイミングはママやパパと一緒にプールに入ります。

ずっと肌を触れ合って過ごすスキンシップで、赤ちゃんは愛され、守られている安心感を得ることができるのです。

交友関係が広がる

ベビースイミングは同じ年頃の赤ちゃんと出会えるチャンス。

そのパパやママと知り合い、交友関係が広がることで、互いに情報交換もできます

育児の悩みを共有できるのも大きなメリットです。

また赤ちゃんにとっても初めての集団生活の機会

あまり意識することなく同年代の赤ちゃんと接することで、その後のスクールや保育園などに馴染みやすくなります。

生活リズムが整う

ベビースイミングに通っているママやパパの多くは、昼寝や夜の寝かしつけがスムースになったと実感しているようです。

プールで体を動かして適度に疲れることで生活リズムが整うため、寝つきが良くなり、夜泣きなどが減ることも期待できるのです。

水への恐怖心がなくなる

赤ちゃんのうちは水への恐怖心が少ない赤ちゃんも、成長するにつれて水を怖がるようになることがあります。

小学校のプール授業の直前に水に慣れさせようとしても怖がってしまって泳げないことも。

赤ちゃんのうちから水に親しんでおくことで水への恐怖心がなくなり、水泳の習い事に進みやすくなります。

運動機能の発達

1歳前後の赤ちゃんは、寝た姿勢から起き上がり、這い這いし、立ち上がり、歩き始めるなど、運動機能に大きな成長がみられる時期。

この頃に陸上では経験できないベビースイミングをすることは運動機能の発達にもつながります。

1つめは筋力の発達。

水の中で動くと、水の抵抗や水圧で筋肉に負荷がかかります。

水に浮いていることでケガの危険性は少ないまま、無理なく筋力の発達が促されるのです。

2つめは心肺機能の向上。

プールの水温は30度前後で体温より低いため、体温を平常に保つために呼吸中枢が活発に働きます。

エネルギー消費量は陸上の4倍から6倍。

心肺機能の強化も期待できます。

3つめは運動神経とバランス能力の発達。

体が浮き上がる水中でバランスをとり、自在に動こうとすることで、ボディコントロールの能力が向上すると言われています。

これは後にどのスポーツを始める際にも役立つ能力です。

認知機能の発達

赤ちゃんは新しい経験を重ねることで知能や精神が大きく成長するもの。

陸上の生活とはまるで異質なスイミングは認知機能の発達にもつながると言われています。

水中の景色や音、水の抵抗や水しぶきの感触など、五感を使って水と遊ぶことで脳の情報処理能力がアップするというのです。

また前述のスキンシップは赤ちゃんの心の成長にもとても大切。

十分なスキンシップと、不安な水の中でもパパやママが守ってくれるという安心感によって、情緒が安定すると言われています。

まとめ

ベビースイミングは多くの習い事のように、習得すること、上達することを主な目的にはしていません。

今回ご紹介したようにメリットはたくさんありますが、その基本となるのは赤ちゃんとのスキンシップです。

一緒にリフレッシュするつもりで楽しめば、効果もより大きいのではないでしょうか。

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でかむ

スポーツで人生楽しむ自然派ライター

筋トレとアウトドアをこよなく愛するライター。某FM局の作家時代、筋トレマスターに師事し、トレーニングブログを3年間で100本以上執筆しました。

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