学校や職場のレクリエーションを企画するとき、問題になるのが天候。
体育館なら急な雨や風に左右されずに楽しむことができます。
とはいえ体育館でいったい何をすればいいのでしょうか。
今回は、体育館でできる楽しいスポーツ系の遊びを調査。
各スポーツのルールもご紹介します。
【体育館】楽しい遊び 小学生向き
小学生の体育館遊びはシンプルなルールで、安全であることが大切。
飽きずに楽しめるスポーツ系の遊びをご紹介します。
風船バレー
風船バレーは風船を使って行うバレーボール。
バドミントン用のコートやネットを使用して、6人制バレーボールと同じルールで行います。
専用の大きな風船で行いますが、風船なら力強く打っても安全。バレーボールのルールを学ぶ際にもおすすめです。
手つなぎドリブルリレー
手つなぎドリブルリレーは、サッカーの基本を楽しみながら練習できる遊び。
グループに分かれ、それぞれ円になって手をつなぎます。
円の中でボールを蹴りあいながら、ゴールラインに向かって移動。円からボールが出ないようにして先にゴールできたチームの勝利です。
ボールを外に出さないように軽く正確に蹴る練習にもなります。
ドッヂビー
ドッヂビーは、ソフトフリスビーを使うドッジボール。
普通のドッジボールと区別するために「ジ」ではなく「ヂ」を使ってドッヂビーと表記します。
ルールはドッジボールのままですが、ソフトフリスビーなのでより安全に楽しめるのが特徴。しかもソフトフリスビーは思わぬ方向に飛んでいくので、よりレジャー感覚で楽しめます。運動量も多いのもポイント。
ドッジボールは痛くて怖いという子どもでも楽しめます。
【関連記事はこちら】⇩
・【ドッジボール】コツは7つ!速い球の投げ方・キャッチの仕方も解説!
・【体操】ブリッジができない人必見!正しいやり方を解説します!
【体育館】楽しい遊び 中学生・高校生向き
中学生以上なら、もう少し運動負荷の高い遊びにも挑戦できるはず。
例えば風船バレーなら、風船を3個ほどに増やすのもおすすめです。
ここでは競技性も高く、真剣勝負が楽しめる遊びをご紹介します。
玉入れ
玉入れは真剣にやるほど面白いゲーム。本格的なスポーツ玉入れでは、玉を投げる係と拾う係、まとめて渡す係に分けられ、ピラミッド型に積み上げた玉を一気に投げ上げます。
普段のレクリエーションで本格的な玉入れの練習をしておけば、運動会がさらに盛り上がるはず。
また一般的な玉入れの他に、遠くの床に置かれた箱に向かって投げる玉入れもおすすめです。こちらの方が運動能力によって差が出やすいため、より競技性が高くなります。
ムカデドッジボール
ムカデドッジボールは8人で遊べる変則のドッジボール。
6m四方ほどの正方形のコートを用意し、4対4で対戦します。
1チームは外側の1辺に1人ずつ立って4方向から攻撃。もう一方のチームはコートの中で前の人の肩につかまり、縦一列のムカデ状になります。
中の4人は逃げるだけで、外野は列の最後尾にいる人になるべく早くボールを当てるというルール。最後尾以外の人にボールが当たってもセーフですが、列が途切れてしまったらアウトとなります。中の4人は列が途切れないように動きながら、最後尾の人を守るのがポイント。
攻守交代で行い、アウトまでのタイムを競います。
タグラグビー
タグラグビーは、ラグビーをしてみたいけど激しいぶつかり合いは怖いという人にお勧めのニュースポーツ。
「パスを前に出さない」「インゴールにトライする」など、基本的にはラグビーと同じルールですが、体育館程度の広さで行え、危険なタックルもありません。
腰にベルトを巻いてタグというヒモを付け、それを取られたらすぐにパスを出さなければならないというルール。
追いかけっこの感覚でラグビーが楽しめます。
【体育館】楽しい遊び 社会人向き
社会人のレクリエーションは幅広い年齢の方が参加するため、体力差があっても楽しめるものがおすすめ。
コミュニケーションを図れるゲームなら、親睦も深まります。
整列ゲーム
整列ゲームは、出されたお題に沿って早く整列できたチームが勝ちとなるゲーム。
「背の高い順」のように見た目でほぼ分かるものだけでなく、「誕生日の早い順」などお題を多く用意しておくことが肝心。
「好きな食べ物のあいうえお順」など、お題を工夫すればコミュニケーションのきっかけにもなります。
ボッチャ
パラリンピックでもお馴染みのボッチャは、運動能力にあまり関係なく楽しめるユニバーサルスポーツ。
ルールもシンプルで簡単に覚えることができます。
ジャックボールと呼ばれる白い目標球に、赤・青それぞれのチームが6球ずつのボールを投げ、いかに近づけるかを競うゲーム。
レクリエーションで体験してその面白さにハマる人も大勢います。
スリッパリレー
スリッパリレーはスリッパを足だけで隣の人へ渡していくゲーム。
一列に並び、足に履いているスリッパを隣の人の足へと渡していきます。床に落ちてしまったらスタートからやり直しです。
簡単そうに思えますが、手を使わずに片足立ちで行うのは意外と難しいもの。大人も熱くなれるゲームです。
スポーツチャンバラ
スポーツチャンバラはスポンジ製の柔らかい剣を使って行うチャンバラ。
専用の道具を揃えるのがお勧めですが、新聞紙を丸めて行うこともできます。
相手の体のどこでも打てば勝ちというシンプルなルール。
大人数で行い、利き腕ではない腕につけた風船を割り合うチャンバラ合戦というルールもあります。
時代劇を知っている年配の方ほど熱中するはずです。
まとめ
体育館で遊べるレクリエーションゲームは他にもたくさんあります。
今回ご紹介したものの多くは、ルールのアレンジも可能。
最初はよりシンプルなルールにしても良いし、慣れてきたらルールを追加してゲーム性を上げることもできます。
体育館のレクリエーションの幹事になった方は、それぞれの遊びの詳しいルールを調べてみてはいかがでしょうか。
【関連記事はこちら】⇩
・【ソフトバレーボール】コツは5つ!上達するポイントを解説!
・【ドッジボール】ルール一覧|初心者でも分かる簡単解説!