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【ケイドロ】ドロケイの基本とルール一覧|遊び方を覚えて楽しもう!

ケイドロは遊びの定番のひとつ
「ケイドロで遊んだことがある」という方はたくさんいるのではないでしょうか?
ケイドロは別名「ドロケイ」。他にも「どろたん(泥棒と探偵)」「助け鬼」など、地域によって呼び方もさまざまです。
そして基本的なルールはほとんど同じですが、微妙な違いも。
今回は、人気だけどローカルルールも多いケイドロの基本ルールをご紹介。
「保育園や幼稚園、学校で子どもたちにケイドロのルールを教えたい」という方にもおすすめです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!

ケイドロ(ドロケイ)とは?

ケイドロとは警察と泥棒の最初の文字を取った言葉であり、日本の伝承遊びとして知られている鬼ごっこのひとつです。
「1度捕まったとしても、仲間に助けられることによって再び逃げられるようになる」というルールから、「助け鬼」のカテゴリーに分類されます。
鬼ごっこ自体は平安時代が起源だとされていますが、ケイドロは昭和以前から存在する遊びであり、全国的に普及したのは戦後だと言われています。
鬼ごっこに独自のルールを加え、時代とともに変化した遊びがケイドロだったということです。
「ルールをより複雑化させて集団で楽しみたい」という気持ちがあったように感じますね。

特徴

ケイドロの最大の特徴は「鬼(警察)」と「子ども(泥棒)」が複数人いるということ。一般的な鬼ごっこのルールでは鬼は1人ですが、ケイドロでは集団同士が競い合うことが前提とされるため、仲間による協力プレイが必要になります。
また、「警察が泥棒を捕まえて牢屋に入れる」というルールにより、さらにリアルなストーリーが生まれるのも特徴です。
しかも、「泥棒が仲間と一緒に脱獄できる」なんていう設定も非常に面白いですよね!

ケイドロから派生したもの

あなたは「逃走中」というフジテレビのゲームバラエティ番組を知っていますか?
2004年から不定期で放送されている人気番組ですが、実はケイドロから派生したものだとされています。
「ハンター(警察)」と「逃走者(泥棒)」が複数人のチームを形成している点、ストーリー性がある点を考えると設定に関して共通点がありますよね。
さらに、「逃走中」はミッションや裏切り者を追加することによって、ケイドロよりもルールや設定を複雑化させています。
昭和時代から遊ばれていた遊びが、このような変化を遂げていたわけです。鬼ごっこの歴史の変遷としても、非常に面白く感じますね。

【関連記事はこちら】⇩
【鬼ごっこ】歴史(起源~現在)を解説!あまり知られていない知識も
【鬼ごっこ】おすすめしたい14種類!それぞれの遊び方もご紹介

ケイドロのルール一覧

①チームを分ける

まずはチームを「警察」と「泥棒」に分けましょう。
少なすぎるとケイドロが成り立ちませんが、人数に上限はなし。たくさんの人が参加して遊ぶことができます。
2対8、あるいは3対7くらいの割合で「警察」と「泥棒」に振り分けるとちょうどいいでしょう。

②牢屋の場所を決める

捕まえた泥棒を入れるエリア(牢屋)をあらかじめ決めておきます。階段などの建物や砂場やすべり台、ジャングルジムなどの遊具を牢屋したり、地面に円を描いたり。
遊ぶ時の状況によって、牢屋の位置をみんなで自由に決められるのもケイドロの楽しいところですよね。

③警察が泥棒を捕まえる

ケイドロが始まったら、警察チームは数を数えます。場所の広さや参加している人数によって、秒数を調整してください。
数を数えている間に、泥棒チームは逃げて隠れます
数え終わったら警察チームが泥棒チームを捜索。探し出して捕まえます。
捕まえた泥棒は、あらかじめ決めておいた牢屋の場所まで連れて行き閉じ込めるという流れです。

④牢屋にいる泥棒は解放できる

ケイドロの「助け鬼」と呼ばれる所以が「協力プレイ」。捕まっていない泥棒は、牢屋にいる泥棒を解放することができます。
警察チームの目をくぐり抜け、牢屋の泥棒にタッチすることによって助け出せるのがドロケイの最大の特徴です。
助ける際には、囮役の泥棒救助役の泥棒に分けるなどの連携プレイが求められます。
一方で警察チームにも、牢屋を見張る牢屋番を配置するなど、泥棒が逃げないための工夫が必要です。
どちらのチームにおいても、仲間同士で戦略を立てることが重要だと言えますね!

⑤泥棒を全員捕まえると終了

基本的に、ケイドロには警察が泥棒を全員捕まえた時点で終わるというルールがあります。
「全員捕まえるまでに時間がかかりそう」「決められた時間内でケイドロを楽しみたい」ということもありますよね。
その場合は「時間制限を設ける」というルールを追加することをおすすめします。
制限時間内に警察が泥棒を全員捕まえることができたら「警察チームの勝ち」、制限時間内に警察から逃げ切ることができたら「泥棒チームの勝ち」。
時間制限を設けることによって、時間管理ができることはもちろん、勝敗もはっきりするメリットがあります。

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【鬼ごっこ】おすすめしたい14種類!それぞれの遊び方もご紹介

【ケイドロ】ローカルルール

ここまでは基本をご紹介しましたが、ケイドロにはさまざまなローカルルールがあります。
どれが正解ということはないので、面白いと思うルールを採用してくださいね。

捕まえ方

一般的には警官がタッチすれば逮捕。泥棒は大人しく牢屋についていきます。
しかしこの作業にはローカルルールがいくつか存在するのです。

・背中を3回叩けば逮捕
・捕まえた状態で10数えたら逮捕
・捕まえて牢屋まで連れて行ったら逮捕成立

下の2つは泥棒が抵抗することで喧嘩になる可能性。かなりアクティブなルールだといえそうです。

牢屋のルール

警官のルールにもローカルなものがあります。

・牢屋の場所を警察が決められる
・牢屋に物を置いて「鍵」を設定し、救助役が鍵を蹴れば脱獄可能

牢屋の場所を警察が決められる場合、壁に囲まれた場所などを選ぶと有利になります。
鍵を設定するのは缶蹴りのようなルールですね。

【関連記事はこちら】⇩
【缶蹴り】ルールは簡単!歴史やコツについても解説!

泥棒勝利のルール

時間を決めない場合、全員が捕まるまでケイドロは終わらず、泥棒側は勝つことができません。
しかし泥棒側が勝つというローカルルールもあります。

・宝物を設定し、泥棒が盗んだら終了

警察側は宝物に見張りを立てますが、協力プレイでうまく出し抜き、宝物にタッチしたら泥棒側が勝ちとなります。

ケイドロをみんなで楽しもう!

ケイドロの基本とローカルルールについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
これまで意識してこなかった部分もあったかと思います。
ケイドロは基礎体力の向上だけでなく、友だちとのコミュニケーション能力も築くことができる遊びです。
基本ルールやローカルルールを組み合わせて、ケイドロをみんなで楽しんでみましょう!

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ごとうあきら

ごとうあきら

スポーツ好き主婦ライター

「野球」「サッカー」「テニス」「バレーボール」など、スポーツ全般が好きです。子どもにも運動好きになってほしいと思い、習い事はスポーツ系を選びました。主婦目線でスポーツの魅力を伝えていきたいと思っています!

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