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【プロテイン】中学生におすすめ5選!回数やタイミングもご紹介!

トレーニングをしているアスリートにとっては常識となっているプロテイン。
適切な運動の後にプロテインを摂取することで筋肉量を増加させ、回復を助けることができます。
では成長期の中学生もプロテインを飲むべきなのでしょうか。
今回は、中学生が身体に合ったプロテインを飲むべき理由と、おすすめのプロテイン5選をご紹介。
飲むべき回数やタイミングなども解説します。

【監修者】管理栄養士・健康運動指導士|小浦真菜

管理栄養士健康運動指導士小浦真菜さん中村学園大学を卒業後、管理栄養士として大手食品メーカーに入社。学校・病院・総菜・外食など様々な業界ヘレシピ・メニュー提案を行う。その後自身の悪玉コレステロールの値が高値になったことをきっかけに予防医療に興味をもち、累計300人以上への保健指導を行う。現在はライターとして食事や運動の大切さを伝えている。

【プロテイン】中学生も飲むべき理由

【プロテイン】中学生も飲むべき理由

中学生といえば、大きく身長が伸び、体もしっかりしてくる成長期の真っ只中。
この時期の体づくりには、タンパク質やカルシウム、マグネシウム、亜鉛などの栄養素を摂ることが必要だと言われています。
特に不足しがちなのが、ヒトの体内では作れない必須アミノ酸が含まれている良質なタンパク質
この必須アミノ酸はトリプトファンやバリン、ロイシン、ヒスチジンなど9種類ありますが、実はバランスが重要。1つでも欠けているとうまく体づくりができなくなってしまいます。
また成長期にはカルシウムと、骨の健康を維持する働きのあるマグネシウムや、成長ホルモンの分泌を促す亜鉛も不足しがち。
特に運動をしている中学生の場合、「成長のために必要な栄養素」と「運動で消費する栄養素」の両方が必要となり、食事だけでは不足することがとても多いのです。

このように成長期の子どもに不足しがちな栄養素をバランスよく配合しているのがジュニアプロテイン。一般的なアスリート用のプロテインと比較して、カルシウムやビタミンDなど成長期に必要な栄養素が多くなっています。
「プロテインを飲むと筋肉ムキムキになる」というのは間違った考え。補助食品としてジュニアプロテインを飲むことで、健全な身体の成長に繋がるのです。

プロテインを飲む回数とタイミング

プロテインを飲む回数とタイミング

プロテインを飲む回数やタイミングは、どれくらいが効果的なのでしょうか。
これは部活などでよく運動をする子どもと、あまり運動をしない子どもでも違ってきます。
ジュニアプロテインの摂取量は各商品の推奨量を参考にするのが基本。
そしてあまり運動をしない子どもの場合は、不足した栄養バランスを補うというイメージで飲むのがおすすめです。
つまり普段の食事でバランスが取れていると感じた日には飲まなくてもOK。栄養バランスが悪いと感じたときに1日1回程度飲むのが基本となります。
一方、よく運動をしている子どもの場合は、商品の推奨量を目安に1日1〜2回飲むのがおすすめ。
最も効果的なタイミングは、運動後30分以内となります。
この時間は運動によって損傷した筋肉が回復のための栄養を最も必要とする「ゴールデンタイム」。この時間にタンパク質を摂取すると吸収率が上がり、効果的に筋肉を育てることができます。
また疲労の回復のためには、運動をしない日に補助的に飲むのも効果的です。

【プロテイン】中学生におすすめ5選

各社から発売されているジュニアプロテイン。それぞれどのような特徴があるのでしょうか。
プロテインを選ぶ際に注目すべきポイントと、スポスル編集部おすすめのジュニアプロテイン5選をご紹介します。

プロテイン選びのポイント

ジュニアプロテインに必要なのは、各種栄養素のバランスの良さ。そして目的に合わせたプロテインの種類です。

・タンパク質の原料は、すばやく吸収できるホエイか、ゆっくり吸収できる大豆か
・成長期の丈夫な体づくりに必要なカルシウム、マグネシウム、亜鉛をバランスよく含んでいるか
・人工甘味料や保存料などを使っているか

といった点に注目して成分を比較すれば、プロテイン選びの目安になります。

武内製薬 ザプロ ジュニアプロテイン

ザプロ・ジュニアプロテインは、牛乳が原料のホエイプロテインと、大豆が原料のソイプロテインという 2種類のプロテインを配合しているのが特徴
ホエイプロテインには吸収が早いという特徴があり、ソイプロテインにはゆっくり吸収されるという特徴があります。
その両方を配合することで、運動後のゴールデンタイムとその後の回復期の両方でタンパク質を吸収することができるのです。
またカルシウムをたっぷり配合しているのも特徴。ビタミンDとビタミンK配合でカルシウムの吸収効率をさらにアップしています。

グロング ジュニアプロテイン

グロング ジュニアプロテインは、成長期に必要なタンパク質・ビタミンD・カルシウム・鉄・マグネシウムといった栄養素をバランス良く配合したプロテイン
牛乳が原料のホエイプロテインに加えて11種類のビタミンと3種類のミネラルが成長をサポートします。
ココア、バナナ、ストロベリー、ヨーグルト、フルーツミックスと風味も豊富
飽きずに飲み続けることで、食事や間食だけでは不足しがちな栄養素を効果的に補うことができます。

アストリション ジュニアプロテイン

子供の健やかな体づくりを食の面からサポートしている会社「アストリション」
の「ジュニアプロテイン」は、成長期の強い体づくりをサポートする、小学生~中学生向けのプロテイン。
国内製造の大豆たんぱく原料を100%使用しているのが特徴です。

さらに豊富なカルシウム、亜鉛、ビタミン、そしてスポーツで失われやすい鉄分を配合。牛乳だけでカルシウムを補おうとすると、動物性タンパク質や動物性脂肪の摂りすぎにもつながりますが、大豆でできているためその点でも安心です。
大豆が原料のソイプロテインなので、水や豆乳に溶かせば乳アレルギーでも安心して飲むことができます。

また3つの無添加(人工甘味料・合成着色料・保存料)も安心のポイント。甘味料として虫歯になりにくい植物性甘味料のステビアを使用し、甘さ控えめの優しい風味に仕上げています。

ザバス ジュニアプロテイン

日本で最もメジャーなプロテインブランド、ザバスのジュニアプロテインは、牛乳由来で吸収が早いホエイプロテインです。
カルシウムや各種ビタミンも豊富。
ココア味とマスカット味があり、ココアは牛乳、マスカットは水で溶かして飲むのが推奨となっています。
この風味はスポーツジュニアへの調査で決められたもの。それだけに飲みやすいと評判です。

森永製菓 ウイダー ジュニアプロテイン

ウイダー・ジュニアプロテインはホエイプロテインとソイプロテインを配合カルシウムも1食分あたり500mgと最も多く含まれています。
味にこだわりがあるのもさすがの森永製菓。ココアは森永ココアで、甘味には砂糖と果糖、カラメルシロップが使われています。
そのためアイスだけでなくホットで飲んでも美味しいのが特徴。その分、カロリーは少し高めになりますが、飽きずに飲むことができるはずです。

まとめ

成長期に必要な栄養を補助できるジュニアプロテイン。
その成分には各社のこだわりがあり、ひと口にジュニアプロテインといっても実は大きな違いがあります。
激しい運動後に筋力を効率よくアップしたいならホエイプロテイン、満腹感や筋肉の回復を重視するならソイプロテインなど、効果にも違いが。
また味や飲みやすさを重視するのか、カロリーを気にするのかでも選ぶべき商品は違ってきます。
今回の記事もぜひ参考にしつつ、栄養成分表示や原材料などもチェックして、最適なジュニアプロテインをお選びください。



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スポーツを愛してやまないスポスル編集局

我々はスポーツ大好き、スポスル編集局です。日々、スポーツに関する記事を随時更新中。スポーツに興味のある皆様へ、分かりやすく役に立つ記事をお伝えいたします。

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