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【世界体操】賞金はいくら?各競技によって違うのかもご紹介!

体操競技の世界大会といえば、最も大きいのはオリンピックと世界体操(体操世界選手権)。
オリンピックは4年に1度、その間の3年間には世界体操が開かれます。
ところでオリンピックといえば賞金が出ないことで有名。
では世界体操はどうなっているのでしょうか。
今回は、世界体操の気になる賞金について調査。
合わせて体操選手にまつわるお金の話をご紹介します。

【世界体操】賞金は?

世界体操に賞金はあるのかというと、残念ながら賞金は全くありません
オリンピックと同じく貰えるのはメダルと名誉のみとなります。

【世界体操】報奨金

優勝しても賞金もなしでは選手があまりに可哀想。
高額の賞金や年俸を稼げるスポーツが多い中、体操選手を目指す子どもも減ってしまいそうです。
そこで賞金の代わりとして日本体操協会は「報奨金」を用意しています

報奨金の額

報奨金に関しては、日本体操協会の規定で以下のように定められています。

(報奨金大会)
第6条
本会の資金をもって報奨金を与える国際競技会は、次のものとする。
Aランク
オリンピック
世界選手権大会
Bランク
アジア競技大会

ここに書かれている「世界選手権大会」が世界体操のこと。
つまり世界体操はオリンピックと並ぶ報奨金が出る大会になります。
ではその額はいくらなのかというと、こちらも規定に定められています。

(報奨金額)
第7条
競技者へ、本会の資金をもって与える報奨金額は、次のとおりとする。
Aランク
金メダル50万円
銀メダル30万円
銅メダル20万円
Bランク
金メダル15万円
銀メダル10万円
銅メダル5万円

世界体操はAランクですから、金メダルを取れば50万円となります。

過去の報奨金の例

では実際の報奨金額は規定の通りだったのでしょうか。
2022年の世界体操で男子団体銀、個人総合金、種目別の床運動と鉄棒で銀と、合計4個のメダルを獲得した橋本大輝選手の場合は以下のようになりました。

男子団体=銀:30万円
個人総合=金:50万円
種目別床=銀:30万円
種目別鉄棒=銀:30万円

これで総額140万円。橋本選手はちょうどこの額を報奨金として受け取ったと伝えられています。
つまり報奨金に関して、種目や個人・団体の差はなく、種目別でも個人総合でも額は同じとなるのです。

特別報奨金

一方、2017年の世界体操で種目別床と種目別跳馬の金メダルと個人総合の銅メダルを獲得した白井健三選手の場合は、以下のようになりました。

種目別床=金:50万円
種目別跳馬=金:50万円
個人総合=銅:20万円

合計は120万円となります。
しかしこのときは、理事会で複数メダル獲得者、歴史的なメダル獲得者には特別報奨金が与えられると決定。
白井選手には50万円の特別報奨金がプラスされて合計170万円が贈られました。
またこの年、村上茉愛選手は種目別床で日本女子として63年ぶりの金メダルを獲得。特別報奨金と合わせて100万円が贈られました。
さらに2015年には団体総合、個人総合、種目別鉄棒の3冠を成し遂げた内村航平選手が特別報奨金と合わせて600万円を獲得しています。
とはいえ、「これだけの偉業を成し遂げて数百万円というのはあまりに安い」という声が多いのも事実です。

オリンピックの報奨金

報奨金の額が大きく上がるのがオリンピック。
オリンピックの場合は日本オリンピック委員会(JOC)から全メダリストに報奨金が支給されることになります。
その額は金メダルが500万円銀メダルが200万円銅メダルが100万円
これに加えて各競技の統括団体からも報奨金が支給されます。
その結果、東京オリンピックで個人総合と種目別鉄棒で金メダル、団体で銀メダルを獲得した橋本大輝選手の報奨金は以下の額になりました。

日本オリンピック委員会から
個人総合=金:500万円
種目別鉄棒=金:500万円
団体=銀:200万円
日本体操協会から
個人総合=金:50万円
種目別鉄棒=金:50万円
団体=銀:30万円

合計は1330万円となり、かなり増額したことになります。

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【世界体操】体操選手のお金事情

とはいえ賞金はほとんどなく、偉業レベルでようやく数百万円から1000万円の報奨金が手に入る体操選手。
いったいどのようにして生活をしているのでしょうか。

プロ

2017年に内村航平選手が日本初のプロ体操選手となりました。
彼ほど有名な選手なら、所属契約とスポンサー契約を分けて結び、広告収入を得ることも可能。
しかし試合での露出が少ない体操選手にはプロはかなり難しい選択肢となります。

実業団

体操選手の多くは大学を卒業後、実業団として企業に所属します
その場合、基本的な給料は他の社員と同じ
年収は約350万円~500万円となり、これに前記の報奨金がプラスされることになります。
企業によっては臨時ボーナスが出ることも。
フェンシングの男子エペ団体で金を取った見延和靖選手には所属先企業のネクサスが1億円の報奨金を出していますから、体操選手にもこのような幸運が舞い込むかもしれません。
しかし一般的には体操選手の収入は一般企業の会社員と同じになるのです。
それでは夢がないと思われるかもしれませんが、現実的には逆。現役で活躍できる期間が短い体操選手にとってはこちらの方がむしろ良いとも言えます。
それは実業団なら引退後そのまま所属企業の社員として一般業務に従事できるから。一般企業社員の平均生涯収入は2億円〜3億円で、これは多くのスポーツ選手が現役時代に稼ぐ年俸や賞金の合計よりずっと多いのです。
また優れた体操選手なら引退後に退社し、体操教室を開くこともできます。

まとめ

賞金が出る大会は少なく、報奨金も比較的少額となっている体操競技の世界。
それでも実業団に所属できる体操は、多くのマイナースポーツに比べれば恵まれているかもしれません。
とはいえ高額な賞金は未来の選手の夢にもつながるもの。
皆さんは世界大会の賞金や報奨金についてどのように感じましたか?

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でかむ

スポーツで人生楽しむ自然派ライター

筋トレとアウトドアをこよなく愛するライター。某FM局の作家時代、筋トレマスターに師事し、トレーニングブログを3年間で100本以上執筆しました。

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