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柔道におけるプロ選手の年収は!?海外トップ選手の事例も紹介!

日本で生まれ、長い歴史をもつ競技である柔道。柔道の人気は日本国内のみならず、海外でも関心が高く世界中の人から愛されています。

そんな日本の誇りでもある柔道界で活躍する柔道選手に、憧れを抱いている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、気になる柔道選手の年収、お金事情について解説します。

日本の柔道選手の年収について

日本で活躍している柔道選手は、実業団(社員)選手として活動しています。実業団選手は所属する企業の会社員なので、会社業務と並行してアスリート活動を行なっています。

しかし、オリンピックに出場するような強化選手の場合は、ほとんど会社業務をせず、アスリート業に専念している選手もいます。実業団選手の年収は、所属企業の年収、特別手当、大会賞金やスポンサー契約料などで決まります。

特別手当とは、オリンピックやその他大会で好成績を残したときに企業から支給される特別ボーナスです。また、スポンサー契約料は企業によって制限がある場合もあるので人それぞれです。

以上より、柔道選手の年収は所属する企業によって決まり、企業の年収が大体の年収になることが分かります。柔道選手の年収は、実業団によってさまざまですが、約600〜700万円といわれています。

柔道界の主な実業団

柔道に力を入れている主な実業団と、平均年収について紹介します。

・日本中央競馬会(JRA) 平均年収 816万円
・旭化成株式会社 平均年収 794万円
・パーク24株式会社 平均年収 647万円
・東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本) 平均年収 707万円

平均年収は、勤務年数(年齢)や職種によっても異なるので、あくまでも参考年収ですが、柔道の実業団選手のおおよその年収は想定できるのではないでしょうか。

有名な柔道選手のお金事情

阿部一二三選手
東京2020オリンピックで金メダルを獲得した阿部一二三選手は、パーク24に所属しています。また、阿部選手は、味の素やエアウィーブとスポンサー契約もしており、企業の年収や大会賞金以外でもスポンサー契約料により、かなりの収入を得ているのではないかと考えられます。
スポンサー契約料は非公開のため、具体的な金額は分かりませんが、阿部選手の活躍ぶりからすると相当な金額になるのではないかと思われます。

ウルフ・アロン選手
阿部選手と同じく東京オリンピック2020で金メダルを獲得したウルフ・アロン選手は、企業ではなく大学に所属しており、大学職員の肩書をもちつつアスリート業に励んでいる選手です。大学職員の平均年収は、約600〜700万円です。
また、ウルフ選手は、テレビ番組にも頻繁に出演するなど、アスリート兼タレントとして多忙な日々を送っており、テレビ出演料でも年収は上がっていると言えそうです。

このように柔道のトップ選手は、実業団選手(会社員)とはいえ、輝かしい成績を残し、かつ企業のブランドイメージに当てはまるような人間性や、テレビ番組からオファーが殺到するようなタレント性を兼ね備えている選手は、競技大会以外でも幅広く活躍しています。

海外の柔道選手の年収について

柔道は日本の伝統ある競技ですが、海外からの人気や関心も高く、世界中で愛されているスポーツです。そんな日本が誇るグローバルな競技である柔道の海外選手のお金事情は、どのような実態なのでしょうか。

海外の柔道選手のお金事情について解説します。

フランスの柔道選手

歴代の世界柔道選手権の金メダル獲得数ランキングによると、1位日本、2位韓国、3位フランスという結果でした。柔道(武道)はアジアが強いイメージがありますが、ヨーロッパも負けていないようです。

フランスの柔道界、柔道選手、年収について紹介します。

フランスの柔道選手といえば、テディ・リネール選手。2007年の世界選手権では史上最年少で世界王者となり、東京オリンピック2020団体戦でも金メダルを獲得し、印象深い選手の1人です。
そんな最強選手と言われるリネール選手は、柔道界で数々の偉業を成し遂げているだけでなく、ビジネスにおいても積極的に活躍しています。

17歳の頃から将来を見据え起業し、その後も2024年のフランス・パリオリンピックの開催に向けてスポーツビジネス、スポーツマーケティングを専門とする学校を次々と設立するなど、実業家としての実績も輝かしいです。

気になるテディ・リネール選手の年収ですが、公表はされておらず推定になりますが、とある海外のスポーツメディアでは2017年時点で、推定550万ユーロ(約7億1千万円)と言われていました。

また、UFC(米総合格闘技イベント)からの10億円オファーや25億円オファーも断っており、「柔道以外はやらない」という確固たる精神と、「多額の賞金では左右されない」というトップ選手の余裕さがみられます。

まとめ

柔道選手の年収は、所属する実業団やスポンサー契約によってそれぞれであることがわかりました。

柔道は人気のある競技なので、力を入れる実業団(企業)も多く、大手企業が多く加盟しています。

日本が誇る柔道の世界で、将来活躍してみたい人、柔道選手に憧れを抱いている人は、今回の記事を参考にしてみてください。

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柔道の歴史・競技人口・ルール・大会【スポーツ辞典】



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