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プロゴルファーの年収はどれくらい?男女比較も紹介!

ゴルフは日本のみならず、世界でも人気のあるスポーツです。競技者は老若男女問わず、多くの人がプレーしています。その中には、幼少期からプロゴルファーを目指している人もいるでしょう。

しかし、プロゴルファーはどれくらい稼げるのか、気になるのではないでしょうか。プロゴルファーは、日本に約5000人が存在しています。

今回はプロゴルファーの年収がどれくらいなのか、解説します。

日本プロゴルファーには2つの種類が存在する

プロゴルファーには、「トーナメントプレーヤー」と「ティーチングプロ」の2つがあります。2つのプロ資格は、プロゴルファー認定団体のPGA(公益社団法人日本プロゴルフ協会)から認められた人のみに付与されるのです。

プロゴルファーになるためには、「プロテストに合格」又は「アマチュアとしてツアートーナメントで優勝」の2つの方法があります。

一般的にはプロテストに合格する方法でプロゴルファーになる人が多いです。ただし、合格率は「約4%」と狭き門になっています。

多くの試験者の中から合格を勝ち取るためには、相当な時間と努力が必要でしょう。トーナメントプレーヤーは、大会に出場できるだけの知識と技能を持っている人に付与されます。付与された人はさまざまな大会に出場し、優勝や賞金の獲得を目指していくのです。

その一方で、ティーチングプロは指導の技能が優れ、知識やPGA指導要領を取得した人に付与されます。ティーチングプロはPGAが主催する講習を受け、昇給していきます。
多くの人が「トーナメントプレーヤー」をプロゴルファーと思っているでしょう。しかし、賞金だけで生計を立てられるトーナメントプレーヤーは、ごく一部の人です。

例えば、松山英樹選手や稲見萌寧選手など、世界でも通用する人達です。トーナメントプレーヤーは結果を残さなければ、続けていくことが困難です。トーナメントの賞金だけで生計を立てられる人は、知識や技術などさまざまな能力に優れています。

日本プロゴルファーの年収について

日本プロゴルファーの平均年収は、約3000万円です。さまざまなトーナメントで常に上位を占める選手は、平均年収以上のお金を稼いでいます。

例えば、複数のトーナメントで優勝できれば、1億円以上のお金を稼ぐことも可能です。また、有名な選手になるとスポンサー契約やCM・テレビへの出演などで収入を得られます。

ただし、平均年収を稼げるプロゴルファーは、賞金ランキング上位30位以内でなければいけません。さらに、全国や世界各地で開催されるトーナメントに参加するためには、さまざまな費用がかかります。

例えば、交通費やホテル代などの費用が年間で数百万円かかり、自らが負担します。そのため、賞金ランキングの上位を占めていなければ、生計が立てられないのです。トーナメントプレーヤーのみで生計を立てられる人は、ごく一部の活躍している選手に限られています。

その一方、「ティーチングプロ」の平均年収は約200万円です。しかし、ティーチングプロの中には1000万円以上のお金を稼いでいる人もおり、高収入を目指すことが可能です。トーナメントプレーヤーにはティーチングプロから指導を受けている人もいます。ティーチングプロになりたい人は講習を受け、上級の指導者を目指しましょう。

男子プロゴルファーの年収

以下がツアートーナメント獲得賞金ランキング(国内のみ)です。

  1. 木下稜介選手 約8500万円
  2. 星野陸也選手 約8000万円
  3. C・キム選手 約7830万円
  4. 金谷拓実選手 約7810万円
  5. 大槻智春選手 約7400万円

賞金ランキングの上位5位以内の選手の年収は、7000万円を超えています。大会の規模や出場回数で、賞金に大きな差が生じます。賞金が多い大会で上位に残るためには、激戦を勝ち抜かなければいけません。

女子プロゴルファーの年収

以下がJLPGA(日本女子プロゴルフ協会)賞金ランキング対象の年間獲得賞金ランキングです。
※スタンレーレディスゴルフトーナメント終了時点のデータ

  1. 稲見萌寧選手 約2億1000万円
  2. 小祝さくら選手 約1億7400万円
  3. 西村優菜選手 約1億6600万円
  4. 古江彩佳選手 約1億4200万円
  5. 西郷真央選手 約1億2800万円

賞金ランキングの上位5位以内の選手の年収は、1億円を超えています。トッププレイヤーになると賞金以外のスポンサー料やCMなどの収入も得られる可能性があるでしょう。

日本プロゴルファーの生涯獲得賞金

以下が日本プロゴルファーの生涯獲得賞金額、上位5名です。

尾崎将司選手 約26億円
片山晋呉選手 約23億円
中嶋常幸選手 約16億6400万円
谷口徹選手 約16億6000万円
尾崎直道選手 約15億円

プロゴルファーとして長年活躍している人は、多くの賞金を獲得しています。しかし、プロゴルファーを長年続けられる人は多くいません。プロゴルファーの中でも解説者や指導者として、才能を発揮する人もいます。

まとめ

プロゴルファーとして、賞金だけで生計を立てられる人は多くいません。しかし、大会で好成績を残せば、数千万円以上の賞金を稼ぐことが可能です。

また、トーナメントプレーヤーではなく、ティーチングプロとして生計を立てる方法もあります。

プロゴルファーを目指す人は「トーナメントプレーヤー」と「ティーチングプロ」の両方から自らに合った仕事を選んでも良いでしょう。

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林みろ吉

林みろ吉

スポーツ好きのwebライター

在宅webライターとして、企画・ライティングの仕事に取り組んでいます。 学生時代、「バレーボール」・「硬式野球」・「軟式野球」・「相撲」・「水泳」・「ソフトボール」とさまざまなスポーツを行っていました。 現在は視聴する側として、スポーツを楽しんでいます。 メジャーからマイナーなスポーツまで、多くの情報を発信していきます。

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