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プロスノーボーダーの年収は!?海外選手が凄すぎる!

「横乗りスポーツ」が近年若者に人気を博している中、スケートボードとサーフィンが東京2020オリンピックの種目となり、選手達が圧巻のパフォーマンスで観る人を魅了させたことから、さらに注目度が増しています。

その中で、冬の横乗りスポーツの代名詞であるスノーボードの競技人口が減少傾向にあるとされ、”ゲレンデ離れ”する若者が増えているようです。また、スノーボード選手のシビアな収入事情も、プロを目指す人が少ない要因の一つでしょう。

そこで、スノーボード選手はどのようにしてお金を稼いでいるのか、年収や海外選手との比較を紹介していきます。

スノーボードを始めたい、プロを目指しているという人はぜひチェックしてみてください。

プロスノーボーダーの定義とは

そもそも、どうすればプロスノーボーダーになることができるのか知らない人が多いでしょう。
プロスノーボーダーになるには、2つの方法があります。

・プロ資格を取得し、プロ登録をしてライセンス料を支払うこと
・日本スノーボード協会(JSBA)主催の大会で上位入賞すること

上記どちらかの条件を満たせば、プロスノーボーダーを名乗ることができます。ちなみに、日本人プロスノーボーダーは400人近くいますが、トップの選手が資格を持っていないケースもあります。

プロの定義は曖昧ですが、ライセンスがなくてもプロになれる敷居の低さは、プロスノーボーダーを目指す上でメリットと言えるでしょう。

日本人プロスノーボーダーの収入源

プロスノーボーダーの収入源についてですが、大きく分けて4つの収入源があります。

・大会の賞金
・スポンサー契約
・メディア出演
・スノーボード教室のレッスン料

下記で4つの収入源について解説していきます。

大会の賞金

プロスノーボーダーのメインの収入源となるのは大会の賞金です。日本国内の大会の場合、約15万円50万円の賞金幅だと考えてよいでしょう。

JSBA主催のJSBAナショナルチャンピオンシップでは、優勝賞金が100万円で、国内の大会における最大の賞金額です。ちなみに、“スノーボード世界3大大会”と呼ばれる”X Games”では、優勝賞金が5万ドル(約500万円)に設定されています。

国内の大会と世界大会の優勝賞金を比べても、他の競技のような大きな差はありません。また、スノーボードの大会の賞金設定は比較的低いとされています。

スポンサー契約

プロスノーボーダーの収入源としてスポンサー料も大きいです。ただし、スポンサー契約を結べるのはプロの中でもトップ選手のみで、ほとんどの選手はスポンサーと契約できません。

また、スポンサー契約にも2種類あり、スノーボードで必要なギアの提供のみと、年間スポンサー料が発生する場合があります。

いずれにせよ、実績と評判が認められメーカーから声がかかるので、スポンサー契約に至るのは遠い道のりです。

メディア出演

メディア出演もプロスノーボーダーにとって収入源の1つになりますが、スポンサー契約と同様、メディアに取り上げてもらえるのはほんの一握りのトップ選手のみ。

国際大会で上位入賞しなければ、大きく取り上げられることは難しいと言えます。

スノーボード教室のレッスン料

プロスノーボーダーが教室やスクールに属す、もしくはパーソナルコーチをして収入源にしているケースもあります。

この場合、レッスンをする場所や団体、個人によっても収入は異なります。

国内プロスノーボーダーの年収

上記の収入源を加味して、国内のプロスノーボーダーの年収はトップ選手で約1,000万円、トップ選手以外のプロ選手で約100万円〜300万円だと推測されます。トップ選手として活躍する平野歩夢選手ほどの実力と評判があれば、スノーボードで年収1,000万円も夢ではないでしょう。

一方で、プロ資格を取得しプロスノーボーダーを名乗っても、大会で入賞できなければスノーボーダーとしての収入は0。

実際に、滑ることでお金を稼げていないプロスノーボーダーはたくさんいます。そのため、スノーボードだけで生活することは困難な現状だと言えるでしょう。

海外選手の年収

海外の大会の賞金額が日本と大きな差がないことから、日本人選手と海外選手で年収に大きな差はないと思われますが、トップ選手に限っては桁違いの収入格差があります。

“ハーフパイプの絶対王者”と呼ばれるショーン・ホワイト選手は年収8億円を超える収入があるとされています。

スノーボーダーとしては破格の年収ですが、業界No.1スター選手が年収8億円と考えると、他の競技と比べるとかなり少ないのではないかと考えられます。

まとめ

この記事では、プロスノーボーダーの収入について紹介してきました。

プロスノーボーダーのシビアな収入事情、プロになっても成績を収めなければお金を稼げない現実を知れたのではないでしょうか。

また、競技人口が減少傾向にあるスポーツのため、国内のプロスノーボーダー選手に今後さらなる活躍をしてもらい、どんどん業界を盛り上げていってほしいですね。

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Naoto

Naoto

フリーランスライター

フリーランス、YouTube、DJで生きているアラサーWEBライターです。

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