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スカッシュのショットについて!基本の5つ&効果的な打ち方を紹介!

東京2020オリンピックの競技採用選考において、最終選考まで残ったスカッシュ。日本での競技人口は1万人ほどで、メジャースポーツに比べるとかなり少ないですね。

見方を変えれば、始めるタイミングが少々遅くても、トップレベルのプレーヤーになれるチャンスがあるということです。

この記事では、スカッシュの基本ショットについて紹介していきます。効果的な打ち方もあわせて紹介しますので、スカッシュを始めて間もない方に是非読んでいただきたいです。

スカッシュの基本ショット

スカッシュは、トップレベルの選手になると10種類以上のショットを使い分けるのですが、はじめからそれをやるのは酷というもの。

そのため、ここでは基本となる5つのショットを紹介します。

1.ストレートサイドウォールと平行に打つショット
2.クロス自分がいるコートと逆のコートに打つショット。コートの右半分から左半分に打つ、あるいは左から右というショット
3.ボレーノーバウンドでボールを打ち返すショット
4.ボーストサイドウォール→フロントウォール→サイドウォールの順に当てるように打つショット
5.ドロップゆるくフロントウォールに当てて、極力バウンド抑えるように打つショット

これらが基本となるショットです。

ここからは、各ショットの打ち方と効果的な使い方を解説していきます!

1.ストレート

ストレートは最も基本的なショットのため、まずはストレートを綺麗に打てることを目指しましょう。ストレートは、サイドウォールと平行かつ、サイドウォールの近くを沿うようなものが優れたショットです。

優れたストレートを打つ意識としては、「おへそ」の前くらいでボールを捉える感覚です。サイドウォールすれすれのストレートは、相手からすれば非常に取りづらいショットとなります。

ラリーを進める上で優位を取りやすいですし、決め球にもなり得ます。ストレートはいつでも使うショットなので、サイドウォールに沿った美しいストレートを意識しましょう。

パワーよりもコントロールが大切です。

2.クロス

クロスは自分がいる反対側のコートに放つショットで、使い所は少し展開を変えたい時や、コートの端の方で相手の体勢が崩れた時の決め球に使います。

クロスは反対コートに打つため、ストレートより前でボールを捉える必要があります。ゆえに、勢いがつきすぎてミスショットになることもしばしば。

クロスを打つ時こそ、落ち着いてコントロールを意識しなるべくコートの奥でバウンドさせることがポイントです。

3.ボレー

ボレーは相手のショットをノーバウンドで打ち返すショットです。使い所としては、相手のサーブを返す時(以下レシーブ)や相手のショットが良く、ワンバウンドさせてしまうと返すのが難しいと判断できたときや、相手の浮いたミスショットを速攻で叩くときに使います。

ボレーは1.2のショットに比べると難易度は上がります。特にバックハンドボレーは、初めはかなり苦戦するでしょう。しかし、バックハンドボレーができなければレシーブが出来ず、相手のサーブでバシバシ点を取られてしまうので、鍛錬あるのみです。

コツとしては、ラケットを背中側に振り抜くのではなく、前に押し出すように振ることです。相手のショットが良ければボレーでしか返せないケースもあります。

つまり、ボレーは防御において非常に大切な手段であると認識しておきましょう。

4.ボースト

スカッシュ特有のショットであるボースト。サイドウォール→フロントウォール→サイドウォール(初めに当てたサイドウォールと逆の壁)という順にボールを当てるショットです。

使い所は、ストレートやクロスでは返せないようなボールを拾うときや、相手の意表をつきたいときなどに使えます。

ボーストを打つコツは、半身になって後ろ足の前くらいでボールを打つことです。右打ちの人がフォアハンドで打つなら、右足の前ですね。

ボーストはどちらかというと守備寄りのショットで、拾いにくいショットも拾えますが、あまり頼りすぎないようにしましょう。理由としては、ボーストはコースが甘くなると相手にとってとても打ちやすいショットになってしまうからです。

そのため、初めはどうしても拾えないときの緊急回避的な手段として使うことをおすすめします。慣れてきたら攻撃にも使えます。

5.ドロップ

ドロップは、フロントウォール隅の下線ギリギリに緩くボールを当てるショットです。このように打つことで、ボールの跳ね返りが非常に小さくなり、相手にとって拾いにくいショットになります。

使い所は決め球として打つのが基本ですね。とはいえ通常のラリーの中で打つのは、難易度が高いので初めは狙うべきではありません。初めのうちは、チャンスボールが来たときに狙うのが無難です。

また、ドロップはあまり打ちすぎないようにしましょう。打つタイミングを読まれてしまうと、相手のチャンスボールになりかねません。ドロップを打つコツは、ボールをラケットに乗せて運ぶようなイメージを持つと成功しやすいですよ。

ドロップは攻撃に用いるショットですので、無理に狙わず、ここぞという場面で使いましょう。

まとめ

以上、スカッシュの基本的な5つのショットを紹介してきました。

この5つを打てるようになることが、上級者への第1歩になります。基礎のストレート・クロス。防御のボレー・ボースト。攻撃のドロップ。

それぞれショットの役割を理解し、的確に打ち、四方を壁に囲まれたスカッシュコートを存分に利用しましょう。

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エスハ

エスハ

スポーツは生活の一部

スポーツをプレーするのも観戦するのも好きな、エスハと申します。 日本では競技人口があまりいない、スカッシュを大学時代にプレーしていました。 中高6年間は野球をしており、今も草野球をしています。 阪神タイガースと楽天イーグルスのファンです。 寝る前に、その日の試合のハイライトをみるのが毎日のルーティン。

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