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【華麗】テコンドーの流れるような足技に注目!3つの魅力を解説!

ダイナミックで美しい蹴り技の応酬を見られるテコンドー。

テコンドーという競技を、見たり聞いたりしたことがある方は多いでしょう。テコンドーは、世界で競技人口7,000万人を超える人気スポーツです。

そんなテコンドーには、3つの魅力があります。テコンドーには、蹴り技以外にも、健康的な体作りや、人間として大切である精神的な成長などの魅力もあります。

この記事では、3つの魅力の解説と、ルール、テコンドーの歴史についてお伝えしていきます。

流れるような蹴り技!テコンドーの魅力に迫る

テコンドーの魅力は、先ほど述べたとおり以下の3つです。

・美しい蹴り技の数々
・健康に繋がる
・精神的にも強くなる

では、順にみていきましょう。

テコンドーの魅力①蹴り技の数々

テコンドーといえば、蹴り技ですよね。
蹴り技の種類は豊富にあり、以下にいくつかまとめました。カッコ内は韓国語の名称。

前蹴り(アプチャ・プシギ)
横蹴り(ヨプチャ・チルギ)
回し蹴り(トルリョ・チャギ)
後ろ回し蹴り(パンデ・トルリョ・チャギ)
かかと落とし(ネリョ・チャギ)
掛け蹴り(コロ・チャギ)
ひねり蹴り(ピットロ・チャギ)

テコンドーはポイント制であり、それぞれ技によってポイントが決められています。(KOもあり)

胴への蹴りは2点、頭部への蹴りは3点、回転が加わると+2点です。実は胴へのパンチも認められており、1点となっています。また、ダウンした後8カウント以内にファイティングポーズをとれない場合はKO負けです。

上記のポイント制を考えると最もポイントが高いのは、頭部への回転蹴りで、この回転蹴りは動作が大きいため主にカウンターに使われます。

相手の攻撃を読み切って、カウンターで頭部への回転蹴りがきれいに決まったときは、見ている方も思わず声を上げてしまうほど迫力満点。テコンドーの魅力がギュッと詰まっています。

テコンドーはむやみに技を出すのではなく、相手の数手先を読み、的確な技を繰り出さなければなりません。
そういった読み合いを楽しめるのもテコンドーの魅力です。

テコンドーの魅力②健康に繋がる

テコンドーは、人間の中でも大きな筋肉を持つ足が主体の武道であるので、必然的に足腰が強くなります。妙に大きな筋肉がつくわけではなく、しなやかで強い筋肉を育てることができるのです。

さらにテコンドーは大きく足を上げる動作が多いため、バランス感覚が養われ、おのずと体幹も強くなることが期待できます。
体幹が鍛えられると、姿勢がよくなり腰痛などの対策にもなるでしょう。趣味でやる程度のものでも健康増進の一助となりますね。

試合のダイナミックさもテコンドーの魅力のひとつではありますが、足腰や体幹の強化によって健康な体が出来上がるのもテコンドーの魅力です。

テコンドーの魅力③精神的にも強くなる

テコンドーは、「禮義・廉恥・忍耐・克己・百折不屈」という5つの精神を大切にしています。それぞれ順に、礼儀の心・恥を知る心・耐え忍ぶ心・己を抑制する心、あきらめない心の意味をもつ言葉です。

テコンドーはこれら5つの精神を大切にしており、昇級審査などの場においてはテコンドーの強さだけではなく、これらの精神を満たしているかも査定基準になります。

テコンドー上達のためには、精神的な成長が必須なのです。試合で相手に勝つことも当然大切ですが、それ以上に己に打ち勝つことに重きを置いています。テコンドーの上達と精神の成長は一心同体。
心も体も鍛えられる、教育的なスポーツであることもテコンドーの魅力といえます。

もちろん挙げればまだまだありますが、代表的なものをここでは紹介しました。
では、ここからは魅力あふれるテコンドーの歴史について少しだけお話していきます。

歴史から見るテコンドーの魅力

テコンドーは韓国発祥のスポーツで、崔泓熙(チェ・ホンヒ)氏が確立しました。中国や朝鮮半島の武術、日本の空手などがベースとなっています。

テコンドーは漢字で「跆拳道」と書きます。跆は踏む・跳ぶ・蹴るを意味し、拳は拳(こぶし)でつくことを表わします。道は正しき道を歩む精神を意味するのです。

漢字からも、先ほどのテコンドー精神が垣間見え、テコンドーの魅力は創成期から紡がれてきたものだと考えられます。

1962年に大韓テコンドー協会が設立されたことで、テコンドーは発展を遂げます。

2000年のシドニーオリンピックでは正式種目に採用。2020年東京大会では、パラリンピックにもパラテコンドーが採用されるなど、世界中にテコンドーの魅力が伝播しています。

テコンドーの歴史を大まかにまとめると、以上になります。

歴史は野球やサッカー等のメジャースポーツに比べると浅いですが、発展速度には目を見張るものがあり、今後も発展が期待できそうです。

まとめ

今回は、テコンドーの魅力について解説を行いました。

ぼんやりテコンドーについて知っていた方も、この記事を読んだことで、もう少しはっきりとテコンドーの魅力が見えてきたのではないでしょうか。

華麗な蹴り技の応酬、読みあいからの強烈なカウンター、己に打ち勝つことを第一とする精神性など、どこを切り取っても魅力あふれるテコンドー。

ぜひこの記事をきっかけに、あなたもテコンドーの魅力に触れてみてください。



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エスハ

エスハ

スポーツは生活の一部

スポーツをプレーするのも観戦するのも好きな、エスハと申します。 日本では競技人口があまりいない、スカッシュを大学時代にプレーしていました。 中高6年間は野球をしており、今も草野球をしています。 阪神タイガースと楽天イーグルスのファンです。 寝る前に、その日の試合のハイライトをみるのが毎日のルーティン。

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