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オリエンテーリングとは?やり方やメリットについても詳しく解説!

林間学校などの行事としてもお馴染みのオリエンテーリング。
野山のチェックポイントを巡ってゴールを目指す屋外スポーツです。
日本にもたくさんのコースがあるオリエンテーリングは、実は競技の種類も豊富。
今回は、自然の中でぜひ楽しみたいオリエンテーリングについて解説。
やり方やメリットについてもご紹介します。

オリエンテーリングとは

オリエンテーリングは、野山の中で地図上に表示された目印の地点を辿り、ゴールまでのタイムを競うスポーツです。
マラソンなどのようにコース全体が決められているのではなく、各チェックポイントの間はどのように進んでも良いのがポイント。より早いルートを自分で考えて進むことになります。
オリエンテーリングが行われる場所は主に緩やかな起伏のある公園草原など。競技者のレベルに合わせたコースに挑戦します。
日本には初心者向けから上級者向けまで、実は700以上のコースが存在。
多くのコースは距離が6kmから10kmで、2時間から3時間で回ることができるように設定されています。

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必要な能力は?

オリエンテーリングは運動不足の初心者でも自分なりに楽しむことができるスポーツ。
一方で早くゴールするためには、起伏のある地形を走る脚力・走力が必要となります。
さらに求められるのは、しっかりと地図を読んでコースを決められる能力
まさに「走力と知力のバランス」が必要となります。そこがオリエンテーリングの難しさ、そして楽しさなのです。

オリエンテーリングの種類

オリエンテーリングはやり方によって実はいくつもの種類があります。

ポイント・オリエンテーリング
最も一般的なオリエンテーリング。
地図上に表示された地点を決められた順番に回っていき、ゴールまでのタイムを競います。
リレー
ポイント・オリエンテーリングを、数人のリレー形式で行う競技。
チームメンバー全員の合計タイムで競います。
フリーポイント・オリエンテーリング
地図上に表示された地点を、決められた数だけ回ってくるオリエンテーリング。
地点を回る順番は自由であるところがポイントです。
スコア・オリエンテーリング
地図上に表示された地点ごとに「点数」が割り振られているオリエンテーリング。
その地点を制限時間内に自由な順番で回って、集めた点数の合計を競います。
トレイル・オリエンテーリング
道や小径のコースの地点ごとに「課題」が設定されているオリエンテーリング。
いくつかのフラッグからその課題にあったものを選んでいきます。
ナイト・オリエンテーリング
日暮れ後に行われるオリエンテーリング。
ヘッドライトなどの灯りを装備して競技します。昼間に比べ視界が悪く、危険な一方、独特のスリルもあります。
スキー・オリエンテーリング
冬に雪の積もった場所で、スキーを履いて行うオリエンテーリング。
東北や北海道でよく行われています。
マウンテンバイク・オリエンテーリング
マウンテンバイクに乗って行うオリエンテーリング。
下りでは40km/hオーバーにもなる最速のオリエンテーリングです。
ボート・オリエンテーリング
ボートやカヌーを使って行うオリエンテーリング。
漕ぎ手とナビゲーターの2人一組で行い、湖などの2kmから4kmのコースを回ります。

競技時間

最も一般的なポイント・オリエンテーリングの場合、競技時間によって三種目に分けられるのが一般的です。

ロングディスタンス(クラシカル)競技:60分〜120分の競技
ミドルディスタンス競技:20分〜40分の競技
スプリント競技:10分〜20分の競技

オリエンテーリングの始め方

オリエンテーリングを始めるには、実際に大会に参加してみるのが最もお勧め
どの大会でも、初心者向けのコースが用意され、初心者用の説明もあります。
また大会なら人も多いため、道に迷っても比較的安心です。
オリエンテーリングはインターネット上の情報が充実。「オリエンテーリング 大会日程」と検索すると数多くの大会が見つかります。その中から都合の良い日程や開催場所を見つけてください。
参加申し込みもほとんどの大会はネット上で可能。初心者用コースの場合、当日受付で参加できる大会も数多くあります。
オリエンテーリングの大会は性別や年齢、能力によってクラス分けがされていますが、その中で初心者向けは「Nクラス」という呼び名が一般的。大会によっては名称が違う場合もありますが、大会要項にはクラスの説明もありますから、初心者向けを選べば大丈夫です。
会場でエントリーをしたら、初心者向けの競技説明を聞いてください。丁寧に説明してくれます。
競技は一斉スタートではなく、時間差スタート
まずは落ち着いてスタート地点で地図をよく読み、どの道順で1番目のコントロール(チェックポイント)へ行くかを考えます。
初心者クラスは道を辿っていくコースがほとんどですから、道の分岐を見逃さないように注意すれば大丈夫です。
時間差スタートですから、フィニッシュした時点では自分が何位なのかはまだ分かりません。ゴールの余韻に浸りつつ、会場に掲示される成績速報をチェックしてください。

オリエンテーリングのメリット

オリエンテーリングは地図とコンパスを使って考えられるコースをいくつか見つけ、その中から最適だと思えるルートを決めて走ります。
勉強や部活動では教えられた通りに動くことも多くなりがち。
それに対してオリエンテーリングは、常に自分で考え、自分で決断し、自分で行動することが求められるのです。
そのため特に幼い頃からオリエンテーリングに取り組んできた子どもは、自主的に考えて決断し行動する力が育つと言われています。

まとめ

環境への意識が高まった1960年代に大ブームになったこともあるオリエンテーリング。
近年は下火になった感もありますが、実はコースも豊富で、数多くの大会も開かれています。
自然の中で頭を駆使しながら走れば、ゴール後の達成感もひとしお。
興味を持たれた方は、近場で大会があるかどうか調べてみてはいかがでしょうか。

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おおぱ!

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寝ても覚めてもスポーツ漬け

スポーツ一家に育ち、休日はテニスとランニング。空き時間はほぼスポーツ観戦。夢の中ではなぜかやたらといろいろなスポーツのプロ選手になっている夢中派執筆家です。皆さまにスポーツ愛を届けます!

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