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【ハンドボール】ルール一覧|人数・試合でのファール基準なども解説

スピード感と迫力あるプレーで世界的に人気のハンドボール。

なんとなく分かるけど厳密なルールは自信がないという日本人も多いのではないでしょうか?

ルールを知っておけば、プレーだけでなく観戦も楽しくなるはず。

ここでは、ハンドボールの基本的なルールと主なファールをご紹介します。

【ハンドボール】基本的なルール

ハンドボールは手でボールを扱うサッカーのようなスポーツ。

コート両端でゴールキーパーが守っているゴールにボールを入れると得点になります。

一方でボールを持って移動する際にはドリブルを使用。

ここはバスケットボールにも似ています。

ルール①コートなどの大きさ

コートの大きさは40m×20mで、両端中央に高さ2m、幅3mのゴールがあります。

ゴールの前の半径6mのところにはゴールエリアラインと呼ばれる線があり、その内側はゴールキーパーだけが入れるゴールエリアです。

ゴールポストを中心に半径9mのところにはフリースローライン、ゴール前7mのところには7mラインが引いてあります。

ルール②人数

コートに入ることができる1チームの人数は、ゴールキーパー1人とコートプレイヤー6人の計7人

コートプレーヤーにはそれぞれにポジションがあります。

ルール③競技時間

競技時間は高校生以上の一般は前後半各30分

中学生は前後半各25分で、8歳~12歳は前後半各20分となっています。

大会では前後半を終えて同点の場合、前後半各5分の延長線を行い、それでも決着がつかない場合は第2延長戦へ。

さらに勝敗が決まらない場合はサッカーのPK戦のような7mスローコンテストを行ないます。

ルール④試合開始

試合の開始は、センターライン中央からボールをパスするスローオフで行います

相手に得点を決められた後も、試合再開はスローオフです。

ルール⑤試合中の選手交代

交代自由なのがハンドボールの特徴

試合中、選手はタイムキーパーやスコアラーに申し出る必要もなく、いつでも交代できます。

しかも何度でも交代可能なため、疲れたら休憩してまた参加ということも可能です。

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【ハンドボール】ルール 主なファール

【ハンドボール】ルール一覧|人数・試合でのファール基準なども解説①

ハンドボールではファールと判断されると、相手チームにフリースローが与えられます。

またファールによって明らかに相手の得点機会を防いだ場合や、ゴールエリア内でディフェンスをした場合、相手側にサッカーのPKに近いルールの7mスローが与えられます。

ルール⑥オーバータイム

コートプレーヤーがボールを持てるのは4秒未満で、4秒を超えるとオーバータイム。

ただし4秒になる前にボールを一度床にバウンドさせれば0からのカウントとなります。

ルール⑥オーバーステップ

コートプレーヤーがボールを持って進めるのは3歩まで。

4歩以上歩くとオーバーステップになります。

ただし3歩進んだあとに一度床にボールを当てると歩数のカウントが0に戻り、またボールを持って3歩まで移動可能です。

ゴールキーパーはゴールエリア内なら何歩でも歩くことができます。

ルール⑦バックパス

バックパスはファールではありませんが、コートプレーヤーがゴールエリア内にいる味方ゴールキーパーにパスを送るとファールとなります。

ただしゴールキーパーがゴールエリアの外に出ていればOKです。

ルール⑧キック

ハンドボールで使える身体の部分は膝から上のみ。

サッカーのハンドとは逆に、ハンドボールではコートプレーヤーがボールを足で蹴るとキックというファールになります。

偶然に当たってもファールです。

ルール⑨ジャッグル

ジャッグルは同じプレーヤーが空中にボールを投げてから、他のプレーヤーが触る前に再びそのボールに触れるファールです。

注意しなければならないのはキャッチしようとして取り損なったとき。

誰かが触れる前にもう一度取り直そうとして触れてもジャッグルになります。

ルール⑩ダブルドリブル

ダブルドリブルはドリブルをしたあとにボールを持ち、再びドリブルをするファール。

ボールが体の一部に触れて床にバウンドしたときもドリブルと判断されるため、注意が必要です。

またバスケットボールのドリブルのように手でボールを覆うような動きも、ダブルドリブルになります。

ルール⑪ラインクロス

ラインクロスは、コートプレーヤーがゴールエリア内でプレーするファール。

ラインを踏んでもファールになります。

ただしジャンプしてゴールエリアラインを越え、着地までの間に空中でプレーすることは反則にはなりません。

ルール⑫チャージング

チャージングはオフェンス側のファール。

ディフェンスラインを崩そうとして強引にディフェンダーに当たる反則です。

進行方向にいるディフェンダーにオフェンスの選手がぶつかったり、ユニフォームや体を捕まえたりすると、このファールを取られます。

ルール⑬トリッピング

トリッピングは相手プレーヤーをつまずかせたり、転ばせたりするファール。

特にディフェンダーがとられやすいファールですが、不可抗力であると判断された場合はファールにはなりません。

ルール⑭ハッキング

ハッキングは相手プレーヤーの腕や手を叩くファール。

ディフェンダーがボールを奪おうとしてボールではなく腕に触れてしまい、オフェンスの選手がボールを落としてしまうと、よく取られることになります。

ルール⑮プッシング

プッシングは相手を押したり、ぶつかったりするファール。

特にディフェンダーがオフェンスの選手を横や後ろから押してしまうとよく取られる反則です。

ただしオフェンスの攻撃を止めるために有効な手段であることも事実。

正面からのプッシングは、どちらかといえば良いファールと考えられています。

ルール⑯ホールディング

ホールディングは相手を捕まえたり抱きついたりして動けないようにするファール。

ファールではありますが、積極的なプレーの表れでもあり、特に正面からのホールディングには「ナイスファール」という声が飛ぶこともあります。

ルール⑰パッシブプレー

パッシブプレーはオフェンス側が時間稼ぎをして消極的なときの反則。

明らかに時間稼ぎだと思われる場合、レフェリーの予告合図がありますが、それでも消極的だと正式なファールになります。

まとめ

ハンドボールはサッカーとバスケットボールを合わせたようなスポーツ。

しかし例えばステップの数え方やダブルドリブルの捉え方がバスケットボールと微妙に違うなど、注意も必要です。

サッカーやバスケットボール経験者がハンドボールに挑戦する際には、少し気をつけた方が良いかもしれません。

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おおぱ!

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寝ても覚めてもスポーツ漬け

スポーツ一家に育ち、休日はテニスとランニング。空き時間はほぼスポーツ観戦。夢の中ではなぜかやたらといろいろなスポーツのプロ選手になっている夢中派執筆家です。皆さまにスポーツ愛を届けます!

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