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【ハンドボール】ポジション一覧|役割と適正について調査!

ハンドボールは7人で行うスポーツ。

小学校の体育レベルのハンドボールではゴールキーパー以外の6人は勝手に動き回りがちですが、実はしっかりしたポジションがあり、求められる役割も大きく異なります。

ここでは、ハンドボールのポジションを解説。

それぞれの役割と適性についてご紹介します。

【ハンドボール】ポジション それぞれの位置

【ハンドボール】ポジション一覧|役割と適正について調査!①

ハンドボールのメンバーは、1人のゴールキーパーと6人のフィールドプレーヤー。まずはそれぞれのポジションの名前と位置をご紹介します。

後ろから見た並びは以下の通りです。

・ゴールキーパー(GK)は、自軍のゴール前
・センターバック(CB)は、ゴールキーパーのすぐ前
・レフトバック(LB)は、センターバックの左側
・ライトバック(RB)は、センターバックの右側
・ポスト(P)は、相手ゴールの正面
・左サイド(LW)は、ポストの左前
・右サイド(RW)は、ポストの右前

サッカーとはまるで違う役割

各選手の位置をサッカーに例えると、ポストがフォワード、左右のサイドはウイングで、この3人が前線となります。

そして名前にバックとつく3人は、ディフェンスの位置。

ところがハンドボールで最も得点を上げるポジションはレフトバックなのです。

なぜこのようなことが起こるのかというと、コートが狭いから。

どの選手も少し走ればゴールに迫ることができ、レフトバックはゴール前の絶妙な角度からシュートを放てる位置にいるのです。

そのため、サッカーならセンターフォワードの位置にいるポストは、主にシュートではなく後ろにパスを回してアシストする役割を担います。

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【ハンドボール】ポジション 役割と適正

【ハンドボール】ポジション一覧|役割と適正について調査!②

では具体的に各ポジションの役割はどのようになっているのでしょうか。

それぞれのポジションに求められる適正とともに解説します。

ゴールキーパー(GK)

ゴールキーパーは自分たちのゴールを守るのが役割。

ハンドボールでは、ゴールキーパーが弾いたボールがエンドラインを割っても自チームのボールとなるため、キャッチするよりも確実に弾くことができる反射神経と瞬発力が求められます。

また近年では素早い球出しからの速攻など、攻撃の起点としての役割も増加。

適切なポジショニングをする判断力、ディフェンスへの指示などチームをコントロールする力も必要です。

そのため何よりもチームメイトからの信頼感が求められるポジションだといえます。

センターバック(CB)

センターバックは攻撃の起点となり、ゲームを支配するポジション。

チャンスには速いボール回しで相手ディフェンスを崩してゴールにつなぎ、チャンスではないと判断したらボールを長く持ってゲームをコントロールします。

またセンターバックはフィールドプレイヤーの中で一番後ろに位置するため、相手にボールをとられたときにはすぐに守備に回ることが必要。

常に冷静に試合運びをコントロールする能力が求められます。

レフトバック(LB)

レフトバックはチームのエースプレーヤーが務めることが多い花形ポジション。

とにかく得点を上げることが求められます。

左側から投げるため、右利きの選手が有利。

位置的に後ろからの攻撃も多くなるため、ミドルシュートロングシュートも打てること、相手ディフェンスの上からシュートできるだけの身長ジャンプ力も求められます。

フェイント攻撃など多彩なシュートテクニックを持っていることも重要です。

ライトバック(RB)

ライトバックもレフトバックと同じく得点が狙えるポジション。

やはり高いシュート能力が求められます。

ただしライトバックは相手ゴールに対して右側から投げるため、右利きでは角度が浅すぎるのが難点。
そのため左利きの選手に特に有利なポジションとなります。

またライトバックはディフェンスの際には相手のエースであるレフトバックをマークするのが重要な役割。
そのため高いディフェンス能力も求められます。

ポスト(P)

ポストは相手のディフェンス内に入り込むポジション。

しかし攻撃時には自分ではシュートを打たないことが多く、ゴールに背を向けたまま味方にボールを回してシュートをアシストします。

そして最も重要なのは相手ディフェンスの動きを妨げ、味方が突っ込んでくるスペースを確保すること。

ボールを持たないところで大きな役割を果たすため「影の立役者」とも呼ばれます。

また作戦の指示を出し、攻撃の司令塔ともなるため、戦術の理解度が求められるポジションです。

左サイド(LW)

左サイドは速攻の際に素早く駆け上がってシュートを決める役割。

そのためこのポジションには足の速さが求められます。

またチームのレフトバックにマークが集中したときにはレフトバック以上に得点を上げるチャンスがあるポジション。

浅い角度でもシュートを決められる力と、最後まで速度を維持できる持久力も求められます。

右サイド(RW)

右サイドは左サイドと同じく速攻での得点を求められるポジション。

やはり足の速さやシュート力、持久力が求められますが、位置の関係で特に左利きが有利になります。

また大きくジャンプすればより内側に飛び込めるため、ジャンプ力も求められるポジションです。

まとめ

ハンドボールのポジションにはそれぞれに役割があり、各選手の特性を活かすことが重要。

自分に最も合ったポジションを見つけて戦術とチームワークを磨いていけば、戦力も大きくアップするはずです。

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おおぱ!

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寝ても覚めてもスポーツ漬け

スポーツ一家に育ち、休日はテニスとランニング。空き時間はほぼスポーツ観戦。夢の中ではなぜかやたらといろいろなスポーツのプロ選手になっている夢中派執筆家です。皆さまにスポーツ愛を届けます!

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