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スカイダイビングの歴史・競技人口・ルール・大会【スポーツ辞典】

スカイダイビングとは、空を飛んでいる航空機からパラシュートを使って飛び降りるスポーツです。

バラエティー番組などでスカイダイビングの映像が流れることも多いので、どんなスポーツなのかイメージしやすいと思います。

しかし、スポーツとしてのスカイダイビングはあまりピンとこない方もいるのではないでしょうか?

スカイダイビングは、競技用語として「パラシューティング」と呼ばれているれっきとしたスポーツです。

そこで、今回はスカイダイビングの歴史や競技人口、大会のルール、日本スカイダイビングの強さについてご紹介していきましょう。

この記事を読んだら、あなたもスカイダイビングに詳しくなれること間違いなしです。

スカイダイビングの起源・歴史について

スカイダイビングの起源

スカイダイビングの起源は15世紀までさかのぼります。

レオナルドダヴィンチが描いたパラシュートのスケッチこそが、まさにスカイダイビングの起源だとされています。

そして、1783年にモンゴルフィエ兄弟が熱気球を発明するまでの間、「パラシュートで人間が空から着陸できるのか」という検証が幾度となく繰り返されてきました。

熱気球が発明されて14年が経ち、1797年についに気球からパラシュートで着地することに成功します。

1903年にライト兄弟が飛行機を発明してからは、主に搭乗員の救命具や軍事用途として使用されました。

15世紀にはもうすでにパラシュートの設計図が完成されていたなんて、ここで改めてレオナルドダヴィンチのすごさを感じますね。

スポーツとしてのスカイダイビングの歴史

スカイダイビングがスポーツとして認識され始めたのは、1948年のフランスだと言われています。

1952年にはユーゴスラビアで第1回スカイダイビングの世界大会が開催されたほどです。

当時、スカイダイビングが人気のスポーツだったことがうかがえますね。

日本におけるスカイダイビングの歴史

日本では、アメリカに滞在していた陸上自衛隊の笹島穣が1961年にパラシュートを使って着陸したのが始まりです。

それから日本でもスカイダイビングをスポーツとして楽しむようになり、1969年に日本落下傘スポーツ連盟が発足しました。

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スカイダイビングと関連のあるスポーツ・派生したスポーツ

スカイダイビングから派生したスポーツとして、「インドアスカイダイビング」があります。

インドアスカイダイビングとは、その名の通り室内でするスポーツです。

下からの風圧を利用して空中で浮遊するため、飛んでいるような感覚を体験できます。

スカイダイビングよりも手軽にできる点が、インドアスカイダイビングの魅力だと言えるでしょう。

スカイダイビングの競技人口について

スカイダイビングの競技人口は、国内、世界ともにはっきりとした数字は不明です。

娯楽としてスカイダイビングを利用する方も多くいるため、スポーツとしてのスカイダイビングはまだまだマイナーだということなのかもしれません。

.スカイダイビングのルールについて

スカイダイビングには「フォーメーションスカイダイビング」「アキュラシー」「フリースタイル」の3競技があります

①フォーメーションスカイダイビング

複数のダイバーが一緒に飛び降り、様々なフォーメンションの数や正確さなどを競います。

ダイバーと同乗したカメラマンが撮影した映像を審査員が後から見るという採点方法です。

また、こちらの競技では4人1組の「4WAY」、8人1組の「8WAY」の2種目があります。

②アキュラシー

地上に置いてある目標にどれだけ正確に着地できるかを競うのが、「アキュラシー」です。

③フリースタイル

演者とカメラマンが2人1組になって行う「フリースタイル」では、飛び降りてからパラシュートを開かずに45秒間で演技をします。

難易度や正確性、独創性を採点する競技なので、「空中のフィギアスケート」とも言われているようです。

スカイダイビングの国際的な大会について

1905年に設立された世界航空連盟(FAI)によって、国際競技会が世界各国で開催されています。

FAIとは、スカイスポーツを統括する目的で設立された国際的な機関のことです。

世界から見た日本スカイダイビングの強さのレベル

2004年に開催された「パラシューティング世界選手権」では、日本チームの女子フリースタイルで岡崎葉子選手(カメラマン:アクセル・マーゾン選手)が日本人で初めて優勝しました。

また、岡崎選手はほかの大会でも2位や3位という成績を残している選手でもあります。

スカイダイビングは日本ではマイナーなスポーツですが、このように成績を残している選手もいることからも、日本のスカイダイビング界の今後の活躍に期待ですね。

まとめ

これまでスカイダイビングについてご紹介しましたが、いかがでしたか?

スカイダイビングは時速200キロの速さで落下するという危険も伴うスポーツです。

それゆえ、競技人口もそれほど多くはありませんが、スカイダイビングから派生した「インドアスカイダイビング」も誕生していることからも、飛ぶことに対する憧れがあるように感じます。

やはり人は飛べないからこそ、人生で1度くらいは体験したいと思ってしまうのかもしれませんね。

あなたも何かの記念日や特別な日など、スカイダイビングに挑戦してみてはいかがでしょうか?

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ごとうあきら

ごとうあきら

スポーツ好き主婦ライター

「野球」「サッカー」「テニス」「バレーボール」など、スポーツ全般が好きです。子どもにも運動好きになってほしいと思い、習い事はスポーツ系を選びました。主婦目線でスポーツの魅力を伝えていきたいと思っています!

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