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【ワールドカップバレー】歴代サポーターを紹介!応援ソングも

世界選手権、オリンピックと共にバレーボールの世界3大大会に位置づけられているワールドカップバレーボール。
1965年にスタートしたこの大会は1977年から日本で連続開催されています。
当初はマイナーなスポーツイベントだったバレーボールのワールドカップが日本で大人気となった理由の一つが、大会サポーター。
宣伝やレポートでも活躍しテーマ曲も担当するサポーターの尽力で、ワールドカップバレーの知名度は大きくアップしたのです。
今回は、ワールドカップバレーの歴代サポーターを解説。
サポーター登場前からの歴史と、歴代応援ソングもご紹介します。

【ワールドカップバレー】大会サポーター登場以前

ワールドカップバレーが始まったのは男子が1965年で、女子が1973年
男子は第1回大会から順にポーランド東ドイツチェコスロバキアで開催され、女子はウルグアイで開催されました。
しかし当初はオリンピックや世界選手権より格下の大会とされ、その存在感と注目度は非常に低かったのです。

日本開催

ワールドカップバレーが男女共に日本で初めて開催されたのは1977年
独占放送権を獲得したフジテレビは地味だった大会を盛り上げるためにあの手この手の宣伝活動を行いました。
その一つはキャラクターの「バボちゃん」を使ったキャンペーン。
これが成功して、現在バボちゃんはワールドカップバレーの大会マスコットにもなっています。
そして大会の応援ソングも採用。
毎回有名アーティストを起用して大会を盛り上げました
大会サポーターが登場するまでの応援ソングは以下のようになっています。

1977年:尾崎紀世彦「また逢う日まで」
1981年:なし
1985年:松田聖子「TOUCH ME」
1989年:Wink「Special To Me」
1991年:森高千里「ファイト!!」

また逢う日まで」は1971年に大ヒットした曲。1972年の選抜高校野球入場行進曲に選ばれた後、1977年にワールドカップバレーのイメージソングに選ばれました。
TOUCH ME」は松田聖子さんがグラミー賞受賞プロデューサー、フィル・ラモーン氏を迎えて挑んだ全編英語詞のアルバム「SOUND OF MY HEART」に収録された曲。
Special To Me」はWinkの3枚目のアルバム「Twin Memories」に収録された曲で、ボビー・コールドウェルのカバーでした。
そして「ファイト!!」は森高千里さんの14枚目のシングル。「元全日本バレーボール女子代表は体がこの曲に合わせて動いた」と当時代表だった大林素子さんは語っています。

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【ワールドカップバレー】歴代大会サポーター

1995年の大会からワールドカップバレーに大会サポーターが登場。
歴代の大会サポーターは、ジャニーズのグループが担当してきました。

V6

ワールドカップバレー初の大会サポーターに選ばれたのはV6
V6は1994年に発足したVリーグのイメージキャラクターとして結成され、その流れで1995年のワールドカップバレーの公式サポーターにも就任しました。
V6のVには、victory(ビクトリー)、visual(ビジュアル)、vitamin(ビタミン)など多くの意味が込められていますが、その1つがvolleyball(バレーボール)なのです。

続く1999年の大会サポーターに選ばれたのは嵐
この年に結成され、いきなり大会サポーターを務めることになりました。
国民的人気を誇った嵐の本格的活動はワールドカップバレーから始まったのです。

NEWS

2003年の大会で大会サポーターを務めたのはNEWS
この年ワールドカップバレーの大会サポーターとして新しいグループが誕生するという発表があり、デビューを果たしたのがNEWSでした。
応援番組としてNEWSのメンバーが日替わりでゲストを迎えて応援ソングを生演奏する番組も放送され、大好評となりました。

Hey! Say! JUMP

2007年大会のサポーターはHey! Say! JUMP
Hey! Say! JUMPはワールドカップ翌年の北京オリンピックでも公式サポーターを担当。2008年から2010年には3年連続で春高バレーのスペシャルサポーターも担当し、バレーボール=Hey! Say! JUMPというイメージとなりました。

Sexy Zone

2011年の大会サポーターはSexy Zone
彼らも翌年のオリンピックや2012年から2014年の春高バレーのサポーターを務めました。
さらに2015年にはワールドカップ大会組織委員会から続投を依頼され、初めて大会サポーターを継続して担当したグループになっています。

ジャニーズWEST

2019年の大会でサポーターを務めたのは、ジャニーズWEST
関西デビュー組からは初の起用となりました。
またこれまではワールドカップバレーの大会サポーターとしてグループがデビューすることが通例だったため、デビューから5年後のグループが選ばれるのも初めてのことでした。

【ワールドカップバレー】大会サポーターの応援ソング

ジャニーズのグループが大会サポーターを歴任する間、応援ソングもそのグループが担当し、多くのヒット曲が生まれました。

歴代サポーターによる応援ソング

歴代の大会サポーターによる応援ソングがこちら。

1995年:V6「MUSIC FOR THE PEOPLE」
1999年:嵐「A・RA・SHI」
2003年:NEWS「NEWSニッポン」
2007年:Hey!Say!JUMP「Ultra Music Power」
2011年:Sexy Zone「Sexy Zone」
2015年:Sexy Zone「Cha-Cha-Chaチャンピオン」
2019年:ジャニーズWEST「Big Shot!!」

多くの曲がグループのデビュー曲であり、代表曲の一つとなっています。

2023年の応援ソング

今回の2023年大会は、ジャニーズ事務所創業者の性加害問題を受けてジャニーズ事務所のグループによる大会サポーターは取りやめとなりました。
代わりに応援ソングはMrs.GREEN APPLEの「ANTENNA」に決定。
これは7月5日に発売されたMrs. GREEN APPLEの5作目のアルバムのタイトルソングです。

まとめ

ワールドカップバレーは2023年こそ変則的な形で実施されたものの、今後は廃止となることが決まっています。
そのワールドカップバレーを長年盛り上げてきたのが大会サポーター。
日本人の多くはワールドカップバレーを大会サポーターの応援ソングと共に思い出すのではないでしょうか。

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