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長縄8の字跳びのコツ8選!跳び方・回し方のポイントも徹底解説!

長縄(大縄)の「8の字跳び」は学校でも行われることが多く、とても盛り上がる種目。

1分間に100回以上飛べるチームがある一方、「苦手すぎる!」という子どももたくさんいます。でも8の字跳びにはいくつかのコツや、苦手な子どもをフォローする方法もあるのです。

今回は長縄の8の字跳びを成功させるコツと重要ポイントを徹底解説します。

長縄の8の字跳び 重要ポイント

8の字跳びには多くのコツがありますが、その前に、跳び手、回し手それぞれにとって最も重要なポイントからご紹介します。

跳び手の重要ポイント

跳び手の最重要ポイント、それはなんといっても縄に飛び込むタイミングです。

8の字跳びが苦手という子どもの多くが「タイミングが分からない」と言います。確かに外から見ているととても難しそうですが、一度慣れてしまえば実は簡単。

コツは、縄が地面に当たったらGO!それだけです。

これは音が合図になるので間違えにくい方法。縄の近くに立っていたら、スタートして飛び込むときには縄がちょうど頭上にきているはずです。

また「目の前を縄が通過したら飛び込む」という指導法もあります。

こちらはより縄の近くからスタートできるようになったら効果的。ただし遅れがちな子どもも多いので、まずは縄が地面に当たったら飛び込むことから始めてタイミングをつかむ方が、成功するのは早いかもしれません。

回し手の重要ポイント

大勢で跳ぶ大縄跳びには「回し手が9割」という言葉がありますが、8の字跳びにも「回し手が8割」という言葉があります。

それほど回し手の技術が求められるのです。その回し手にとっての最重要ポイントは跳びやすい回し方にすること。

具体的には安定した軌道で、空中はゆっくり、地面につくときは速く回すことが求められます。

こうすることで入るタイミングをとりやすく、ジャンプは短くすることができるのです。

長縄の8の字跳び 跳び方のコツ

跳び手にとっては、縄に入るタイミングがつかめれば、最も大きな問題は解決。とはいえ他にも失敗する要素はたくさんあります。

続いては跳び手の失敗を減らすためのコツを解説します。

コツ①回し手の横から入る

縄には真ん中の正面ではなく、回し手の横から入るのがコツ

反対側の回し手の横に向かって、斜めに進むイメージです。

これは最短距離で入るためのコツ。縄は真ん中が最も大きく回っているので、手前を縄が通り過ぎてからスタートしても距離が長く、遅れることになるのです。

コツ②走り抜ける

慣れないうちはどうしても真ん中で一度止まってジャンプしがちですが、この方がジャンプのスピードが遅くなり、引っかかりやすくなります。

最も確実なコツは、走りながら入って片足でジャンプし、そのまま走り抜けること

一度タイミングをつかんでしまえば、これが最も安定して引っかかりにくい跳び方になります。

コツ③手は胸に

引っかかりにくくする大きなコツが、手は胸に当てておくということです。

走り抜けるようになるとつい腕を広げてしまいますが、この腕が縄に引っかかってしまうことがよくあるのです。できるだけ小さくなっておくことで、安心してジャンプすることができます。

コツ④得意な人と苦手な人を交互に

メンバーの配置によって、苦手な人をフォローすることもできます。

それは得意な人と苦手な人を交互に配置するということ。

苦手な人のすぐ前に得意な人がいると、タイミングなどのお手本になり、真似をしやすくなります。また、得意な人が後ろから入るタイミングを知らせてあげることもできます。

長縄の8の字跳び 回し方のコツ

跳び手よりも重要な役割となる回し手は、メンバーの中で最も体格が大きく、力のある人を選ぶのがセオリー

その上で、最大のポイントである「安定した軌道で、空中はゆっくり、地面につくときは速く」を実現させるためのコツを実践してください。

コツ⑤縄を引きながら回す

縄がたるんでしまうと地面に当たってイレギュラーバウンドしてしまいます。これを防ぎ、特に地面付近で速度を上げるためには、縄を引いて回すようにします。

綱引きをするように後ろに体重をかけて引くのがコツ

こうすると、縄が安定して速く回るようになります。

コツ⑥足を開いて踏ん張る

縄が安定するためには、足を開いて踏ん張る必要があります。

足の間隔は肩幅よりも広くするのがコツ

回転する縄に引っ張られない安定した姿勢を作り、輪の形が乱れないようにします。

コツ⑦膝を使って回す

回すときは腕だけでなく、膝の動きを十分に使うようにします。

縄が上にきたときは膝を伸ばし、下に来たときは膝を深く落とすのがコツ

こうすることで、縄が作る輪の空間をできるだけ大きくするのです。

コツ⑧切るように回す

縄が下に来たときに速度を上げるためには、回し手は素早く水平に縄を動かすことが重要。

このとき、走り込んできた跳び手に向かって「切る」ように動かすのがコツとなります。

輪の軌跡がかまぼこ型になるイメージで、大きく回して素早く切るという動きにすると、跳び手はかなり跳びやすくなるはずです。

まとめ

8の字跳びではいつも引っかかってしまう子どもに注意が向きがち。でも実は、周囲の人が間隔の乱れなどで跳びにくくしている可能性もあります。

お互いのフォローで向上できるのが8の字跳び。得意な子も苦手な子も、全員で楽しんで練習してください。

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