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【卓球】技一覧|初心者から上級者まで知っておくべき技を紹介!

昔の名残もあって、地味なスポーツだと思われがちな卓球。
しかし球に回転をかけやすい卓球は、実はすごい技がとても豊富なのです。
動きがトリッキーな技や、思いもつかない変化をする技、相手を騙す技など、ぜひマスターしたい技がいっぱい。
今回は、卓球の技をご紹介します。
初心者でも知っておくべき技から上級者向きの高等技術までまとめて解説。
ぜひプレーや観戦の参考にしてください。

【卓球】技|サーブ

卓球の技は、極論すればボールの回転をどのようにコントロールするかということ。
球筋とスピードに回転を加えることによって、いかに打ち返しにくい球にするかが勝負となります。
中でも相手の打球に関係なく自分で全てをコントロールできるのがサーブ。
最強のサーブをマスターすれば、試合を有利に進めることができます。

巻き込みサーブ

巻き込みサーブは手首を内側に巻き込むようにして横回転をかけるサーブ
ラケットヘッドを横にし、右利きの場合ボールの右側を擦って打ちます。
これは横回転の中でも「逆横回転」と呼ばれる回転がかかる技。
打った後に大きくラケットを振り上げるなどのフェイクモーションを加えやすいのも巻き込みサーブの特徴です。
その結果、横上回転か横下回転かが判断しづらいサーブに。レシーブがとても難しくなります。

YGサーブ

YGサーブも逆横回転をかけるサーブ
1990年代にヨーロッパの若い世代(Young Generation)が使ったこと名前の由来になっています。
バックサーブを打つようなフォームのままフォア面でサーブを打ち、右利きの場合ラケットを左から右にスイングすることでボールの後ろを擦ります。
巻き込みサーブに比べて難易度が高いサーブ。その代わりに回転量が多く強力なサーブになりやすいという特徴があります。

【卓球】技|レシーブ

相手が打ってきた難しい回転のサーブを的確に打ち返すのがレシーブ。
ここで甘い球を返してしまうと3球目攻撃で相手に決められてしまうため、攻撃的な技がいくつも編み出されています。

チキータ

チキータはバックハンドで順横回転をかけて返球する技
チキータというバナナの品種から命名された技で、バナナのように曲がるのが特徴です。
短いボールに対して使う技で、ヒジを前に突き出すようにしてボールの横をとらえ、ヒジを支点にスイングして回転をかけます。
現代の卓球では男女ともに主流となっているレシーブ技です。

逆チキータ

逆チキータは通常のチキータと同じ構えから逆回転のサイドスピンをかける技
右利きの場合、ボールの右横を擦って打つレシーブ技で、打球寸前までチキータと同じフォームのため、相手は球筋を誤りやすくなります。
かなりの高等テクニックであるため、実戦で使える選手は稀な技です。

流し

流しはラケットを横にスライドさせるように動かして横回転を加わる技
バウンド後に少し曲がるため相手はラケットを合わせにくくなります。
相手の読みを外すことができれば効果は絶大。
一流選手はノールックでコースを読ませないなどの工夫をしています。

【関連記事はこちら】⇩
【卓球】チキータとは?打ち方のコツは8つ!特徴やメリットも説明
【卓球】サーブの種類一覧|各回転・かけ方の特徴を解説!

【卓球】技|ラリー

さらに多くの技が繰り出されるのがラリー。
強打の攻撃に対してブロックやカウンターなど状況に合わせた技を駆使して相手を攻略します。

カーブ/シュートドライブ

ドライブは順回転をかけた返球。
基本的な返球方法で安定しやすく、攻撃的なラリーに多用されます。
カーブドライブやシュートドライブは、ドライブに横回転を加えたもの
カーブドライブは右利きの選手の場合、球の右側をとらえることで左に曲がります。
シュートドライブは球の正面をとらえながらワイパーのように振るドライブ。こうすることで右利きの場合右に曲がっていきます。

ナックルドライブ

ナックルドライブはなるべく回転を抑えて打つドライブ
ラケットの手首の近くや下の方に乗せた瞬間にラケットを返しながら、前に持っていくようにスイングします。
これだけではあまり武器になりませんが、ドライブと混ぜることで相手の判断ミスを誘うのがポイント。
相手にナックルドライブを意識させれば他のドライブの効果も上がります。

ナックルブロック

相手の攻撃を止めるのがブロック。
その中でもナックルブロックは回転を抑えるブロック技
相手のドライブを押さえ込むようにブロックすることでボールの回転を打ち消します。
ラリーの中に突然混ぜるのがポイント。
相手はリズムが乱れてミスをしやすくなります。

カットブロック

カットブロックは相手のドライブに斜め下回転をかけるブロック
コンパクトなスイングで鋭く回転をかけてブロックします。
相手の強打をバウンド直後に浅く打ち返すことでミスを誘える技。
難易度が高いため世界トップレベルの選手でも実戦ではなかなか使えませんが、マスターすれば強打の相手に対してかなりの武器になります。

サイドスピンカット

いわゆる「カットマン」と呼ばれるカット主体の選手は、下回転のカットだけでなく多彩なカットを駆使することがあります。
サイドスピンカットは横回転を加えるカット技
相手のドライブやスマッシュに対してボールの側面をとらえ、横回転をプラスします。
斜め回転にすることで回転量を判断しづらくするのがポイントです。

まとめ

さまざまな回転で相手を翻弄する卓球。
逆にいくらすごい技をマスターしていても、ワンパターンでは相手に読まれてしまって効果は半減してしまいます。
ひとつの技を活かすためにも他の技を覚えることが重要。
基本技から徐々にバリエーションを増やしていけば、試合での強さも確実に上がっていくはずです。

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【卓球】初心者ガイド|上達できる8つのポイントを解説!
卓球の歴史・競技人口・ルール・大会【スポーツ辞典】



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でかむ

でかむ

スポーツで人生楽しむ自然派ライター

筋トレとアウトドアをこよなく愛するライター。某FM局の作家時代、筋トレマスターに師事し、トレーニングブログを3年間で100本以上執筆しました。

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