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【UFC】最強ランキング一覧|各選手の衝撃的KOもご紹介!

世界中からあらゆる格闘技の選手が集うUFC。
まさに世界最強を目指して戦う夢の舞台です。
では総合格闘技の世界最高峰であるUFCの歴史上最強の選手は誰なのでしょうか。
今回は、UFCの最強ランキング。
各選手のプロフィールや衝撃KO試合もご紹介します。

【UFC】最強ランキング

UFCは多くの格闘技と同じように体重別階級制を採用しています。
格闘技では体重が重いほど攻撃も圧倒的に重くなり有利。
つまり普通に比較すればヘビー級の選手が最も強いということになります。
しかしそれでは納得しないのが格闘技ファンです。

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パウンドフォーパウンド

格闘技ファンはよく「もしあの選手とあの選手が同じ階級だったらどちらが強い?」という議論をします。
普通なら対戦することがない階級を超えた強さ比べは楽しいもの。そこで選手同士の体重差がないと想定したときの強さを想像して比べる指標が1950年代初期に造られました。
その指標の名はパウンドフォーパウンド。考案したのはアメリカの権威あるボクシング専門誌「ザ・リング」の初代編集長ナット・フライシャーです。
英語で書くと「Pound for pound」。PFPまたP4Pと略されます。
このPFPはもともと1940年代から50年代に活躍したボクシングの中量級王者シュガー・レイ・ロビンソンの強さを称えて生み出されたもの。ロビンソンは今でも多くの専門家から「オールタイム・パウンド・フォー・パウンド」、つまり史上最高のボクサーと認められています。
PFPは基準が少し曖昧。本来は比較できない階級違いの選手をランキングにするため、様々なメディアや専門家、さらにはいちファンまでが独自の基準でPFPを発表しています。

UFC・PFP歴代最強ランキング

ではUFCのPFP歴代ランキングはどのようになるのでしょうか。
今回は様々なメディアのPFP歴代ランキングを調査して独自のランキングを作成しました。
あなたの思う最強ランキングとも比較してみてください。

第4位:ハビブ・ヌルマゴメドフ

略してヌルマゴと呼ばれることも多いハビブ・ヌルマゴメドフはロシア人史上初のUFC世界王者
総合格闘技史上最長の29戦29勝の無敗記録を持ち、完全無敗のまま引退しました。しかもUFCでの13試合ではジャッジの判定でポイントを失ったラウンドも2回のみという驚異的な強さ。
専門家からは「ライト級史上最高の選手」と呼ばれています。
彼のバックボーンはサンボ、レスリング、柔道、パンクラチオン、軍隊式近接格闘術。レスリングや柔道を活かしたテイクダウンと寝技の強さが武器で、倒した相手の体力を削ってサブミッションやパウンドで仕留めるスタイルを得意としています。そのため彼の試合はサブミッション勝ちが多いのが特徴です。
最も印象に残る試合と言われているのは2018年10月6日のUFC世界ライト級タイトルマッチとなったコナー・マクレガー戦。こちらも歴代最強に名前が上がることの多いマクレガーを終始圧倒し、ネッククランクで4R一本勝ちを収めました。
しかし試合直後にヌルマゴがケージを乗り越えてマクレガー陣営のセコンドに飛びかかり乱闘騒ぎを起こした事件の方がより有名です。

第3位:デメトリアス・ジョンソン

通称DJ、またはマイティ・マウスとも呼ばれるデメトリアス・ジョンソンは多くの専門家から史上最高の総合格闘家の一人と評価され、「フライ級史上最強」と言われる選手
連続王座防衛11というUFC史上最多の記録を持っています。
日本でも堀口恭司選手や山本“KID”徳郁選手に勝利したことで有名。
特に日本で行われたUFC 186で堀口恭司選手に対し最終5ラウンド残り1秒でサブミッション勝ちを収めた試合は伝説となっています。
レスリングからスタートした選手ですが、総合格闘技界最速と言われるスピードを武器に全ての攻撃で相手を圧倒
印象的なKO劇としては2016年4月23日7のUFC世界フライ級タイトルマッチが挙げられます。この試合でDJは挑戦者ヘンリー・セフードを強烈な肘打ちと膝蹴りでダウンさせ、追撃のパウンドで1RTKO勝ちパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞しました。

第2位:ジョルジュ・サンピエール

GSPとも呼ばれるジョルジュ・サンピエールは、史上最も成功を収めたウェルター級ファイターで、ミドル級の王者にもなった選手です。
2006年のタイトルマッチ戦で圧勝後、あっさり防衛に失敗したことで彼は変身。UFCで最も知的なファイターとなりました。
UFCの通算成績は26勝2敗8KO。2敗した相手のヒューズとシエラには、その後の再戦で勝利しています。
空手、ボクシング、レスリング、ブラジリアン柔術とさまざまな格闘技を学び、総合格闘技の全技術のレベルが異常に高いと言われる選手。
強豪がひしめき、「神の階級」と称されるウェルター級で勝利を重ねた彼は「ミスターパーフェクト」と呼ばれ、絶大な人気を誇りました。
完璧な試合運びで判定勝ちの多いGSPですが、2006年11月18日の世界ウェルター級タイトルマッチでは王者マット・ヒューズを打撃で圧倒。左ハイキックからパウンドで2RTKO勝ちを収め、ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞しています。

第1位:ジョン・ジョーンズ

23歳にしてUFCの最年少世界王者になったJJことジョン・ジョーンズは、ライトヘビー級最多記録である8度のタイトル防衛に成功した生きる伝説
17戦負けなし、ノックアウト勝ち10回、サブミッション勝ち6回、1ラウンドフィニッシュ7回という記録を持っています。
193cmの長身と、UFCファイター最長の215cmものリーチが特徴。
ジュニアカレッジ王者にもなったレスリングがバックボーンですが、打撃・組み・寝技全てが最高レベルと評されています。
ただしドーピングが問題になったことがあり、それが評価を落としているメディアも。それでもその身体能力の高さと強さは別格だと言われています。
そのJJが世界に衝撃を与えたのは、代役として突然挑戦権を得た2011年3月19日UFC世界ライトヘビー級タイトルマッチ。こちらも歴代最強ランキングの1人に名前が上がる王者マウリシオ・ショーグンに挑戦したJJは一方的に攻め立て、左ボディーブローからの左膝蹴りで3RTKO勝ちを収めました。試合後、敗れたショーグンが「彼は最強だった」と語ったほど、圧倒的な勝利でした。

まとめ

今回ご紹介したランキングには、異論も多いかもしれません。
というのも総合格闘技は常に進化しており、「現役の選手の方が強いはず」という意見も多いのです。
また今回ご紹介した選手以外にも、カマル・ウスマン、アンデウソン・シウバ、ケイン・ヴェラスケスなど多くの名前が上がるはず。
それぞれのファンが最強ランキングを考えるのも格闘技の楽しみの一つです。
ぜひあなただけの最強ランキングも作ってみてください。

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おおぱ!

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寝ても覚めてもスポーツ漬け

スポーツ一家に育ち、休日はテニスとランニング。空き時間はほぼスポーツ観戦。夢の中ではなぜかやたらといろいろなスポーツのプロ選手になっている夢中派執筆家です。皆さまにスポーツ愛を届けます!

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