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ウインターカップ歴代優勝校を紹介!優勝回数が一番多いのはどこ?

ウインターカップ(全国高等学校バスケットボール選手権大会)は、年末に開催される高校バスケットボール界最高峰の大会。
1971年にスタートし、これまでに53回の大会が行われています。しかし2023年の大会は、なぜか76回大会です。
今回は、ウインターカップの歴代優勝校をご紹介。
優勝回数のランキング、そして開催回数の謎についても解説します。

ウインターカップとは

まずはウインターカップとはどのような大会なのかをご紹介。
開催回数が奇妙な点についても、理由が分かれば納得できるはずです。

ウインターカップの2つのルーツ

ウインターカップの正式名称は、「全国高等学校バスケットボール選手権大会」。
しかし2016年までウインターカップは「全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会」という名称でした。
実は現在のウインターカップには2つのルーツがあります。
その1つは1971年に始まった前述の全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会。この大会の通称がウインターカップでした。
そしてもうひとつは、1948年に国体(インターハイ)競技の1つとして始まった全国高等学校バスケットボール選手権大会
長い間、高校のバスケットボール界は、夏の選手権大会(インターハイ)、秋の国体バスケ少年の部、年末の選抜優勝大会(ウインターカップ)が主な全国大会となっていました。
しかし2017年に日本バスケットボール協会は選抜優勝大会を廃止し、その代わりに選手権大会をインターハイから独立させて年末開催にすることを決定。2017年からは選手権大会がウインターカップになったのです。
そして大会の回数は旧選手権大会のものを継承。ただし大会の愛称「ウインターカップ」と出場・優勝回数は選抜優勝大会のものを受け継ぐと決まりました。
その結果、ウインターカップは回数表記と実際の開催回数がずれることになったのです。

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ウインターカップ歴代優勝校

ではウインターカップの歴代大会では、どのような高校が優勝しているのでしょうか。
男女それぞれの歴代優勝校一覧をご紹介します。

男子

男子の歴代優勝校がこちらです。
※表記は「回数(年度)高校名」

1(1971)明治大付属中野
2(1972)中央大学附属
3(1973)広島商業
4(1974)能代工業
5(1975)能代工業
6(1976)能代工業
7(1977)土浦日本大
8(1978)京北
9(1979)能代工業
10(1980)能代工業
11(1981)能代工業
12(1982)日本大山形
13(1983)能代工業
14(1984)京北
15(1985)能代工業
16(1986)福岡大学附属大濠
17(1987)能代工業
18(1988)能代工業
19(1988)能代工業
20(1989)愛知工大名電
21(1990)能代工業
22(1991)能代工業
23(1992)愛知工大名電
24(1993)福岡大学附属大濠
25(1994)大商学園
26(1995)能代工業
27(1996)能代工業
28(1997)能代工業
29(1998)能代工業
30(1999)仙台
31(2000)仙台
32(2001)能代工業
33(2002)洛南
34(2003)能代工業
35(2004)能代工業
36(2005)福岡第一
37(2006)洛南
38(2007)洛南
39(2008)洛南
40(2009)明成
41(2010)北陸
42(2011)延岡学園
43(2012)延岡学園
44(2013)明成
45(2014)明成
46(2015)明成
47(2016)福岡第一
70(2017)明成
71(2018)福岡第一
72(2019)福岡第一
73(2020)仙台大附属明成
74(2021)福岡大学附属大濠
75(2022)開志国際

女子

一方、女子の歴代優勝校がこちらになります。
※表記は「回数(年度)高校名」

1(1971)大曲
2(1972)鶴鳴女子
3(1973)津女子
4(1974)大妻
5(1975)樟蔭東
6(1976)大妻
7(1977)樟蔭東
8(1978)小林
9(1979)昭和学院
10(1980)樟蔭東
11(1981)東京成徳短大付属
12(1982)昭和学院
13(1983)東京成徳短大付属
14(1984)昭和学院
15(1985)東京成徳短大付属
16(1986)昭和学院
17(1987)昭和学院
18(1988)名古屋短大付属
19(1988)名古屋短大付属
20(1989)名古屋短大付属
21(1990)名古屋短大付属
22(1991)中村学園女子
23(1992)名古屋短大付属
24(1993)名古屋短大付属
25(1994)名古屋短大付属
26(1995)中村学園女子
27(1996)名古屋短大付属
28(1997)名古屋短大付属
29(1998)名古屋短大付属
30(1999)桜花学園
31(2000)桜花学園
32(2001)桜花学園
33(2002)常葉学園
34(2003)桜花学園
35(2004)金沢総合
36(2005)中村学園女子
37(2006)中村学園女子
38(2007)桜花学園
39(2008)桜花学園
40(2009)桜花学園
41(2010)札幌山の手
42(2011)札幌山の手
43(2012)桜花学園
44(2013)桜花学園
45(2014)桜花学園
46(2015)岐阜女子
47(2016)桜花学園
70(2017)大阪桐蔭
71(2018)岐阜女子
72(2019)桜花学園
73(2020)桜花学園
74(2021)桜花学園
75(2022)京都精華学園

ウインターカップ歴代優勝ランキング

2022年大会までで開催回数は53回となるウインターカップ。
その中で最も優勝回数が多いのはどの高校なのでしょうか。
続いてはウインターカップ優勝回数ランキングのトップ3をご紹介します。

男子

1位:能代工業高校(秋田県)20回
2位:仙台大学附属明成(旧明成高校/宮城県)6回
3位:洛南高校(京都府)・福岡第一高校(福岡県)4回

秋田県の能代工業高校が20回と他を圧倒。しかし2000年代の終盤からは仙台大学附属明成(旧明成高校)が急速に優勝回数を増やしています。

女子

1位:桜花学園高校(旧名古屋短期大学付属高校/愛知県)24回
2位:昭和学院高校(千葉県)5回
3位:中村学園女子高校(福岡県)4回

こちらは桜花学園高校(旧名古屋短期大学付属高校)が24回の優勝と圧倒的な強さを発揮。しかも近年も3連覇を達成するなど、その強さに衰えは見られません。

まとめ

2つのルーツを持ち、選抜大会から選手権大会に大きく生まれ変わったウインターカップ。
その大会には男女それぞれに圧倒的な優勝回数を誇る高校が存在しました。
この記録はさらに伸びていくのか、それともこの驚異的な優勝回数に迫る強豪校が現れるのか、ウインターカップの今後にも注目です。

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スポーツで人生楽しむ自然派ライター

筋トレとアウトドアをこよなく愛するライター。某FM局の作家時代、筋トレマスターに師事し、トレーニングブログを3年間で100本以上執筆しました。

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