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【パリオリンピック】世界の注目選手|世界新記録が期待できるのは?

パリオリンピックの期待の一つがスーパースターたちの活躍。
オリンピックには毎回のように新たなスター選手が登場し、記録と記憶に残る活躍を見せてくれます。
パリオリンピックにはどのような選手が現れるのでしょうか。
今回は、パリオリンピックで活躍が期待される選手をご紹介。
それぞれの選手の特徴についても解説します。

【パリオリンピック】世界の注目選手|陸上競技

大活躍が期待できる選手、まずは世界記録の樹立にも注目が集まる陸上競技からご紹介しましょう。

ミコラス・アレクナ

リトアニアのミコラス・アレクナは円盤投げの選手
2000年のシドニー大会と2004年のアテネ大会の円盤投げで金メダルを獲得したウィルギリウス・アレクナ選手の息子です。
ミコラス選手は2024年4月14日にアメリカで開催された競技会で74m35を投げ、なんと38年ぶりの世界新記録を達成しました。
これまでの世界記録は1986年に旧東ドイツのユルゲン・シュルト選手が記録した74m08。男子陸上競技で最古の記録を破ったことで、パリ大会での注目度が一気にアップしています。

エリヨン・ナイトン

アメリカのエリヨン・ナイトンは20歳の若手短距離走選手。特に200mで実力を発揮している選手です。
2021年5月にはウサイン・ボルトが持っていた200mのU18世界記録を100分の2秒上回る20秒11を記録。2022年4月にはU20世界記録を大幅に更新する19秒49を記録しています。この記録は世界歴代5位。
2023年の世界陸上では同じアメリカのノア・ライルズに敗れて銀メダルでしたが、伸び盛りの若手がパリで記録を更新できるのか、注目が集まっています。

フェイス・キピエゴン

ケニアのフェイス・キピエゴン選手は1500mの絶対女王
リオと東京で五輪連覇を達成した彼女は、一児の母でもはや大ベテランです。
しかし2023年6月のダイヤモンドリーグでは1500mの世界記録を更新。その7日後には8年ぶりに出場した5000mでも世界新記録を樹立してしまったのです。
パリオリンピックでは3連覇世界記録の更新に期待が高まっています。

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【パリオリンピック】世界の注目選手|競泳

競泳の世界でスーパースターといえば、イアン・ソープやマイケル・フェルプスなどがいました。
2024年パリ大会では、彼らに並ぶスターが誕生するかもしれません。

レオン・マルシャン

フランスのレオン・マルシャンは競泳の個人メドレーで強さを発揮する選手
東京大会では400m個人メドレーで6位に入賞しましたが、200mバタフライでは14位、200m個人メドレーでは18位、400mメドレーリレーでは10位で、決勝に進出できませんでした。
その選手がなぜ注目を集めているのかというと、その後の成長が著しいから。
2022年の世界水泳で400m個人メドレーと200m個人メドレーの2冠を達成すると、2023年の世界水泳では400m個人メドレーで4分02秒50の世界新記録を樹立してしまったのです。この記録は、マイケル・フェルプス選手が2008年の北京オリンピックで樹立した記録を20年11ヶ月ぶりに破ったもの。
5月で22歳になる彼にはまだまだ記録の更新が期待されています。

ダビド・ポポビッチ

ルーマニアのダビド・ポポビッチは、まだ19歳の自由形の選手です。
16歳で参加した東京オリンピックでは100mで7位、200mで4位という成績でしたが、2022年の世界水泳では49年ぶりとなる2冠を達成。イアン・ソープに「どこまで行くのか、限界がない」と言われました。
その後、2022年の欧州選手権では100m自由形で46秒86の世界新記録を樹立
2023年の世界水泳では最後に失速し、敗退してしまいましたが、パリオリンピックでは優勝候補、そして世界記録更新の可能性を持つ選手として祖国の期待を集めています。

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【パリオリンピック】世界の注目選手|その他の競技

陸上と競泳以外にも注目選手はたくさんいます。
その中から代表的な選手をご紹介しましょう。

シモーネ・バイルズ

アメリカのシモーネ・バイルズ選手は、体操界の絶対女王
2016年のリオ大会では女子団体・個人総合・跳馬・床の4冠を達成しています。さらに世界体操では2013年から現在までに史上最高となる通算23個の金メダルを含む30個のメダルを獲得するなど、まさに圧倒的強さを誇っている選手です。
しかし東京大会では、身内が亡くなるなどの精神的ストレスもあって平衡感覚が失われるツイスティーズという症状を発症。多くの種目を棄権することになってしまいました。
その後2年間も競技から離れた彼女は2023年に復帰。全米個人総合選手権で優勝すると、世界体操では4種目で金メダルを獲得して完全復活をアピールしました。

ヤンヤ・ガンブレット

スロベニアのヤンヤ・ガンブレットはスポーツクライミングで最強といわれる選手。前回の東京大会でも金メダルを獲得しています。
前回の大会はリード、ボルダー、スピードの複合でしたが、ガンブレット選手が本来得意としているのはリードボルダー
パリ大会ではスピードが別種目となり、リード&ボルダーの複合になったことで、さらに圧倒的な強さを見せると言われています。

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まとめ

連覇や復活がかかるベテランもいれば、躍進が期待されるニュースターもいるパリオリンピック。
またノーマークだった種目に新たなスーパースターが現れる可能性もあります。
日本選手にとっては強力なライバルとなる世界のスターたちがどのような結果を残すのか、注目したいですね。

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でかむ

スポーツで人生楽しむ自然派ライター

筋トレとアウトドアをこよなく愛するライター。某FM局の作家時代、筋トレマスターに師事し、トレーニングブログを3年間で100本以上執筆しました。

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