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【始球式】デッドボールを受けた選手一覧|その時の投手もご紹介!

始球式に登場するのはアイドルやタレント、地元の偉い人や野球少年など。
ホームベースに届いただけで十分ということが普通ですが、暴投でとんでもないところに飛んでいくことも。
ということは、デッドボールもありえるのではないでしょうか。
今回は、始球式でデッドボールとなり、死球式と言われたエピソードを調査。
当てた人と、そのとき当てられた選手をご紹介します。

【始球式】デッドボールを受けた選手

調査してみると、始球式のデッドボールは思いのほかたくさんありました。
ただし注意が必要なのは、動画に騙されてはいけないということ。
アイドルなどが登場した始球式は、投げる→豪速球→デッドボール→大乱闘と、編集で面白フェイク動画になっていることがよくあります。
探してみて動画しか見つからないものは怪しいと思った方が良いかもしれません。
それでは、実際にあった始球式デッドボールをご紹介します。

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南原清隆

始球式で最もとんでもない人に当ててしまったのは、お笑い芸人の南原清隆さん。2000年3月27日のプレシーズンゲーム、日米野球の西武対メッツ戦の始球式で、リッキー・ヘンダーソン選手の左脚にボールを当ててしまいました。
リッキー・ヘンダーソン選手といえば、MLB歴代1位の通算1406盗塁を記録している史上最高のリードオフマンで、盗塁男(Man of Steal)とも呼ばれた偉大な選手。その黄金の左脚に当ててしまったのです。
ヘンダーソン選手は大の字になって転倒。しかしこれはジョークで、すぐに駆け寄った南原さんを笑顔で迎えてハグしました。

AKB倉持明日香

AKB48の倉持明日香さんは、2012年7月18日に横浜スタジアムで行われたDeNA対ヤクルト戦の始球式に登場。元投手・倉持明氏の長女である彼女は、前回にはノーバン投球を披露していましたが、このときはワンバウンドして内村賢介選手へのデッドボールになってしまいました。
実は登場前にはハマの番長・三浦大輔投手から「横浜の選手だから当てていいよ」と言われていたそうで、「まさか本当に当ててしまうとは」と、とても恐縮したそうです。

菜々緒

2020年9月29日に横浜スタジアムで行われたDeNA対ヤクルト戦の始球式にはタレントの菜々緒さんが登場。
ダイナミックな投球フォームから投げた山なりのボールはワンバウンドしてヤクルトの山崎晃大朗選手の右側頭部付近に当たってしまいました。
謝る菜々緒さんに笑顔で応えた山崎選手は、プレーボール直後の初球を先頭打者本塁打。死球直後本塁打という珍プレーになりました。

平山相太

2009年6月5日、神宮球場で行われたヤクルト対楽天戦の始球式にはFC東京のフォワード平山相太選手が登場。左打席に入ったアーロン・ガイエル選手にデッドボールを当ててしまいました。
低打率なのに高出塁率のガイエル選手は四死球と相手のエラーが異常に多く、「彼は空間を歪めているに違いない」というガイエル空間歪曲説まで囁かれた選手。平山選手のボールもガイエル空間に引き寄せられたのではないかと疑われました。

井端弘和

2022年7月1日に札幌ドームで行われた日本ハム対オリックス戦は「侍ジャパンDAY」と銘打って、始球式に元中日と巨人の井端弘和氏が登場しました。
ベストナイン5回、ゴールデングラブ賞7回受賞で、侍ジャパンU―12代表監督を務める井端氏でしたが、なんとマウンドの砂でスリップ
投げたボールはワンバウンドでオリックスの福田周平選手の足に当たってしまいました。
井端氏は慌ててマウンドを降り、謝罪。福田選手は笑顔で応えました。

諸星和己

2017年5月25日に横浜スタジアムで開催されたDeNA対中日戦には、元光GENJIの諸星和己さんが登場。人生初の始球式だった諸星さんは笑顔でノーバウンド投球を披露しましたが、中日の京田陽太選手の足を直撃するデッドボールになってしまいました。
球場からは驚きの声が。京田選手は慌ててボールを避け、当たりながらもしっかりバットを振ってあげました。

金田久美子

2021年6月2日、バンテリンドーム・ナゴヤで行われた中日対千葉ロッテの試合で始球式を務めたのは、女子プロゴルファーの金田久美子選手
キンクミの愛称で親しまれ、ギャルっぽいファッションから“ギャルファー”とも呼ばれる金田選手は、名前のクミにちなんで「93キロ出す」と豪語。
打席には中日のマスコットのドアラが立ちました。
そして金田選手が投げたのは時速49km/hの山なりのボール。
これがバットを振ったドアラの頭部を直撃するデッドボールになりました。
それでもドアラは笑顔のまま。球場は爆笑に包まれました。

山田雅人

1991年3月30日に藤井寺球場で行われた近鉄対阪神のオープン戦には、野球通のお笑い芸人である山田雅人さんが登場。
バッターボックスに入った阪神の高橋慶彦選手に向かって全力投球した内角高めのストレートが、高橋選手の右肘を直撃してしまいました。
その怪我は軽いものではなく、内出血した患部から血を抜く治療を行ったほど。
治療を終えた高橋選手はそのまま1回表の打席に立ち、3回には左翼線に二塁打を放ちました。
高橋選手は謝罪する山田さんを笑って許しています。しかし高橋選手が翌年に引退したこともあって、古巣広島のファンは「山田雅人が高橋慶彦の引退を早めた」と怒ったそうです。

まとめ

プロである選手にとっては始球式で怪我をするのは全く割に合わない話。
しかも近年は多くのタレントさんが「芸能人最速王」を目指して全力投球しています。
相手が素人だけに、その打席に立つ選手はかなりの恐怖なのではないでしょうか。

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でかむ

でかむ

スポーツで人生楽しむ自然派ライター

筋トレとアウトドアをこよなく愛するライター。某FM局の作家時代、筋トレマスターに師事し、トレーニングブログを3年間で100本以上執筆しました。

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