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甲子園とは?意味や創設者について紹介!

甲子園とは、兵庫県西宮市にある野球場のこと。
また、全国高等学校野球選手権大会(通称:夏の甲子園)やセ・リーグの阪神タイガースのホームゲームが開催されることで有名です。
しかし、「甲子園」の名前はどこから来たのでしょうか。また、この地に球場を建設したのは誰で、何のためだったのでしょうか?
今回の記事では、創設者の想いとともに甲子園の意味や創設者についてご紹介していきましょう。

名前の由来

「甲子園」の名前は、中国の伝統的な60年周期の干支(甲子)から来ています。
甲子園が開設されたのは1924年です。

この1924年は日本の旧暦の60年周期が一周し、十支十二支の組み合わせの最初に当たる「甲子」の年。

縁起が良い年だったため、「甲子園」と名付けられました。

現代の甲子園球場の意味

現代の甲子園球場は、甲子園の名付け親でもあり創設者の三崎省三の想いが色濃く反映されています。
甲子園はただの球場ではなく、日本の野球文化の象徴とも言える場所です。
ここでは、そんな甲子園球場の現代における意味についてご紹介していきましょう。

高校野球全国大会

甲子園球場は毎年春に開催される高校野球の選抜大会と、夏に開催される選手権大会の舞台として知られています。
この大会は全国から集まった高校の野球部が競い合う場であり、その熱戦は全国の野球ファンから注目されます。

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プロ野球の舞台

甲子園球場は阪神タイガースのホームスタジアムとしても使用されており、多くのプロ野選手たちがここで活躍を見せています。
その中には、過去の春夏の高校野球甲子園大会で活躍した選手も多く、彼らがプロの舞台でもその才能を発揮する様子は、多くの野球ファンに感動を与えています。
甲子園球場はその長い歴史と伝統から、「野球の聖地」とも称されており、選手だけでなく、観客もまた野球の醍醐味を体験できるでしょう。
特に夏の甲子園では、全国から集まった応援団の熱気が球場全体を包み、試合の興奮を最高潮に引き立てます。

地域との結びつき

甲子園球場は西宮市と密接な関係を持っており、地域の人々にとって大切な存在となっています。
球場周辺には多くの商店が立ち並び、試合日には観客で賑わいます。
また、阪神タイガースのファンである地域住民の中には、甲子園球場を自分たちの誇りだと考える方もたくさんいます。

創設者とその想い

前述した通り、甲子園球場の創設者は三崎省三です。
彼は野球の普及と発展に尽力し、全国規模での高校野球大会を開催するための場所として甲子園球場を建設しました。
野球を通じて青少年の健全な育成を目指し、野球を国民的スポーツにすることを志していました。
その想いは、甲子園球場の建設に結実し、現在も甲子園で行われる試合の精神的背景となっています。

甲子園球場が出来上がるまで

甲子園球場建設のきっかけ

甲子園球場は、兵庫県が武庫川の改修工事を行ったのがきっかけで建設されました。
改修工事を行なった結果、74万㎡の跡地が残ったため、1922年10月に阪神電鉄に売却し民営化

阪神電鉄による甲子園球場建設までの経緯

大阪朝日新聞社で主催されていた全国中等学校野球大会は、兵庫県の西宮市にあった「鳴尾球場」で行われていました。
しかし、観客収容人数は5,000人程度だったため、さらに大きい球場を建設しようと阪神電鉄によって話し合いが行われました。

三崎省三主導で進められた甲子園球場の建設

武庫川跡地に新たな球場を建設するために計画を立てて進めたのが、当時、専務だった三崎省三でした。
そして、1924年3月11日に着工し、8月1日には完成するという凄まじいスピードで観客収容人数6万人規模の球場が建設されました。
そして2日後の8月13日には早くも第10回全国中等学校野球大会が開幕。翌年の1925年3月からは現在の選抜高等学校野球も甲子園球場で開催される運びとなったのです。

まとめ

甲子園球場は、三崎省三の想いが今も生き続けている場所です。
しかし、それは同時に、甲子園球場が直面する課題を解決するためのヒントでもあります。
現在の甲子園球場は、球場の老朽化や観戦環境の改善、地球温暖化による異常気象への対策など、新たな課題に直面しています。
これらの課題を乗り越え、更なる発展を遂げるためには、創設者の想いを忘れずに、野球というスポーツが持つ可能性を信じることが必要だと言えるでしょう。
甲子園球場の未来は、選手たちだけでなく、ファンや地域の人々、そしてこれからの世代によって形成されていきます。
そして、その未来がどのようなものになるかは、私たち一人ひとりが野球というスポーツにどのような価値を見出し、どのように愛し続けるかによって決まるのです。

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ごとうあきら

ごとうあきら

スポーツ好き主婦ライター

「野球」「サッカー」「テニス」「バレーボール」など、スポーツ全般が好きです。子どもにも運動好きになってほしいと思い、習い事はスポーツ系を選びました。主婦目線でスポーツの魅力を伝えていきたいと思っています!

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