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【野球】背番号13番を背負う意味とは?歴代プレーヤーまとめ!

プロ野球になると、ポジションで決められているわけでなく、選手の希望や球団から与えられる背番号を着用します。

しかし、過去活躍した偉大な選手のようになりたいという思いから、同じポジションが偏る場合も度々あります。

例えば、背番号13番は特別賞にもなった伝説の投手である沢村栄治が過去につけていたことから、背番号13番を背負ってプレーする投手は多い傾向にあります。

背番号には各数字に様々なストーリーがあり、選手の「第二の顔」とも言われるほどです。

今回はそんな様々ある背番号の中から「背番号13番」について解説します。

背番号の成り立ち

まずは背番号の成り立ちから解説していきます。

背番号は1929年にクリーブランド・インディアンスとニューヨーク・ヤンキースが導入しました。

当時は、現在のように選手の希望制ではなく、打順に振り分ける形で背番号を選んでいました。

当時は囚人のようだと不評でしたが、背番号をつけたベーブ・ルースルー・ゲーリックが活躍したことにより定着していくことになります。

その後、1931年の夏の甲子園の中等学校野球選手権大会から日本でも背番号が付けられるようになりました。

現在の高校野球のようなポジション別での背番号はこの時から続いています。

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背番号13番を背負う選手はどんなポジションが多い?

背番号13番はどんな選手が多いのでしょうか。解説していきます。

背番号13番は投手に多い

背番号13番は比較的に投手に多い背番号とされています。

数ある背番号の中でも10番台は投手が多く、その中に入っている背番号13番も例外なく投手が多い傾向にあります。

実際に現在の2022年では12球団中、8球団の投手が背番号13番を背負っています。

2020年に入団したルーキーが多く占めているため、背番号13番は期待されたルーキーが背負う番号となってきています。

近年は野手が増えている

背番号13番は投手が多いと先述しましたが、野手がつける場合も増えてきています。

現在は「東京ヤクルトスワローズ:オスナ」

「読売ジャイアンツ:梶谷隆幸」

「千葉ロッテマリーンズ:平沢大河」

「福岡ソフトバンクホークス:中谷将大」の4選手が背番号13番を背負ってプレーしています。

背番号13番を背負った代表的な選手

中日ドラゴンズ:岩瀬仁紀

生年月日:1974年11月10日

出身地:愛知県西尾市

利き手(投・打):左・左

プロ野球歴:中日ドラゴンズ

タイトル・表彰歴:最多セーブ投手、最優秀中継ぎ投手、月間MVP、カムバック賞、セ・リーグ連盟特別賞

「満太郎」「まんちゃん」の愛称で親しまれる岩瀬仁紀は中日ドラゴンズのレジェンド守護神として大活躍していました。

日本プロ野球における最多登板(1002登板)、通算セーブ数記録保持者(407セーブ)は日本記録を樹立し、未だ破られていません。

最多セーブ投手(5回)、最優秀中継ぎ投手(3回)もNPB最多タイ記録を達成しています。

そんな日本を代表する守護神は2004年のアテネオリンピック日本代表に選ばれており、銅メダルに貢献しました。

抑えのイメージが強い選手ですが、入団当初は中継ぎとしてプレーしています。

中継ぎとして日本シリーズを6度経験していますが、1点も失点をしたことがないという活躍を見せています。

ファンから良い意味を込めて「死神」と評されており、武器の1つである大きく変化するスライダーは「死神の鎌」と形容されていました。

そんな日本を代表する投手が背番号13番をプレーしており、投手がつけるという印象を定着させてきました。

西武ライオンズ:西口文也

生年月日:1972年9月26日

出身地:和歌山県和歌山市

利き手(投・打):右・左

プロ野球歴:埼玉西武ライオンズ

タイトル・表彰歴:最多勝利、最多奪三振、最高勝率、沢村栄治賞、最優秀選手、ベストナイン、ゴールデングラブ賞

背番号13番を背負ってプレーした代表的な投手の1人である西口文也は21年間にわたり西武ライオンズでプレーをしました。

ファンからは「オツ」という愛称で親しまれています。

西口文也は2年目から16勝を挙げ、7年連続で2桁勝利を達成するなど、西武ライオンズの中心選手として活躍しました。

1997年には最多勝利(15勝)、最多奪三振(192個)、最高勝率(.750)のタイトルを獲得し、投手の栄誉である沢村栄治賞を受賞し、日本を代表する投手となります。

西口文也は完全試合、またはノーヒット・ノーラン達成まで「残りアウト1つ」の場面でヒットを打たれ、大記録を逃したという経験が3回あります。

その試合は「2002年8月26日vs千葉ロッテマリーンズ戦」「2005年5月13日vs読売ジャイアンツ戦」「2005年8月27日vs東北楽天ゴールデンイーグルス戦」の3試合です。

失敗には終わりましたが、27人目まで無安打を記録しているという実力を持ち合わせた投手です。

まとめ

今回は投手に多いとされる背番号13番について解説しました。

2022年ではまだ投手に多い背番号ですが、以前よりも野手が増えてきている傾向があります。

さらに、現在の傾向ではルーキーが背番号13番を背負う場合が多く、今後どのような選手が背負い活躍するのか楽しみです。

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トシ

トシ

医療資格のあるスポーツ大好きズッコケ隊長

初めまして、大阪出身ズッコケ隊長のトシです!鍼灸師やアスレティックトレーナーの資格など保有しており、リハビリや健康・ダイエット指導をしております!スポーツは中学から「バスケットボール」をやっておりました!関西人の個性を活かして、おもしろおかしく楽しい記事をお届けしていきます!

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