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【サッカー】試合時間は何分?年代別一覧もご紹介!

テニスやバレーボールは時間に関係なく得点で試合が終了するスポーツ。

それに対してバスケットボールやサッカーは時間によって試合が終了します。ではサッカーの試合時間は?

答えを知っている人はかなり多いのではないでしょうか。

でもその答え、厳密には間違っているかもしれません。

そして高校生や中学生の試合時間は?

今回は、サッカーの試合時間についてご紹介します。

【サッカー】試合時間

【サッカー】試合時間は何分?年代別一覧もご紹介!① サッカーの試合時間は「90分」と思った方が多いはず。

でも厳密にいうと、その答えは間違いなのです。

試合時間に関するルール

サッカーの競技規則では、試合時間について「前半と後半(同じ長さ)からなる試合時間(および、同じ長さの前半と後半から延長戦の時間)」と決められています。

ここに書かれているのは前半と後半は同じ長さでなければならないということ。

そして具体的な時間については、「試合は、前半、後半共に45分間行われる」と書かれています。

つまり合計90分間ということ。

ただしそのすぐ後にこのように書かれているのです。

プレーの開始前に主審と両チームが合意した場合に限りプレー時間の長さを短縮することができ、それは競技規則に従ったものでなければならない

前後半が同じ長さなら、試合時間は条件次第で短縮しても良いのです。

そのため、例えばあまりにも暑くて90分間の試合は危険と判断された場合や、日没で90分間の試合が不可能と分かっているときなどは、短縮した試合時間になることもあります。

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ハーフタイム

ハーフタイムは基本的に15分間以内と決められています。

しかし大会によっては5分間程度になることも。

またテレビ中継がある試合では前半キックオフから1時間後までと決まっていることもあり、アディショナルタイムの長さによってハーフタイムが短縮されることもよくあります。

試合時間の変遷

サッカーの協会が誕生し、初めてルールが定められたのは1863年。

その後、試合時間が90分間に決まったのは、イギリスで初めて選手権大会が行われた1871年だと言われています。

それ以前には1866年にイングランドサッカー協会代表とシェフィールド代表の試合が行われた際、「試合は午後3時に始まって午後4時半に終わる」というルールで行われていますが、基本的には学校やエリアでバラバラ。

3時間行われることもあれば、決着がつくまでというルールもあったそうです。

とはいえ、90分間に決まったのは意外に早く、それ以降大きな変更は行われていません。

一方、90分間の使い方については、昔はかなり違いました。

当時はアディショナルタイムという考えはなく、何があっても試合は90分間で終了するというルールだったのです。

そのため1891年のある試合では、終了間際に1対0で負けていたチームがペナルティキックのチャンスを獲得したのに、転がったボールを拾いに行っている間に試合終了という事態が起こってしまいました。

このような出来事をきっかけに、アディショナルタイムが採用されるようになったそうです。

試合時間が90分間の理由

試合時間が45分ハーフの90分間になった理由は、はっきりとは分かっていません。

そしてこの前後半45分ずつという時間は中途半端な感じもしますが、ハーフタイムの15分間を含めれば1時間ちょうど

これが試合時間の元になっているのではないかという説もあります。

現在のサッカーにはアディショナルタイムが存在するため、ハーフタイムを短縮しない限り、後半のスタートは中途半端な時間。

しかし昔は例えば午後3時ピッタリに前半がスタートした場合、45分後に前半が終了し、15分間のハーフタイムを挟めば午後4時ピッタリに後半を始めることができたのです。

【サッカー】試合時間 年代別

【サッカー】試合時間は何分?年代別一覧もご紹介!②

ルールには、サッカーの試合時間は前後半45分間で事情により短縮できるとありますが、それが実際に適用されているのが、学生のサッカーです。

高校生

高校生の試合時間は、前後半それぞれ40分間で、合計80分間

体力面を考慮して少し短い試合時間が設定されているのです。

ただし全国高校サッカー選手権大会の準決勝以上は、45分ハーフの90分間となっています。

中学生

中学生の試合時間は前後半それぞれ30分間で、合計60分間

高校生よりもさらに短い試合時間となっています。

小学生

小学生のサッカーは11人制ではなく8人制になることが多くなります。

8人制の試合時間は、前後半それぞれ15分間から20分間

この差は年齢によるもので、10歳未満では15分間が一般的です。

そして8人制サッカーではハーフタイムは10分間まで。

また前半、中半、後半の3ピリオドで試合をすることもあります。

まとめ

サッカーの試合時間はかなり早い段階から90分間と決まっていました。

しかし実は2017年に国際サッカー評議会が試合時間を60分間にする可能性を発表し、話題になったことがあります。

これは単純に時間を短くするのではなく、バスケットボールのようなプレーイングタイムの制度を導入するという意味。

サッカーにはアディショナルタイムがありますが、実はそれ以上にプレーが止まっている時間があります。

その際に時計を止めれば、実際には60分間の試合時間が適当だというのです。

今後、サッカーの試合時間は変わっていくべきなのか。あなたはどう思いますか?

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