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【世界一】速い車ランキングTOP10!性能や価格もご紹介!

日本では高速道路でも時速120kmが限度。
今や軽自動車でもこの速度の巡航が可能なため「速い車は宝の持ち腐れ」と言われるようになりました。
しかしドイツのアウトバーンやサーキットに持ち込むとなったら話は別。
現在も多くのハイパーカーが最高速を競っています。
このハイパーカーとは、スーパーカーを超える性能を持った市販車のこと。
では世界のハイパーカーはどれくらいの速度を実現しているのでしょうか。
今回は世界の速い車ランキングを調査。
その凄すぎる性能や価格をご紹介します。

【世界一】速い車ランキング

ハイパーカーにとっては最高速こそが正義
これまでに達成された最高速を基準に、トップ10をカウントダウン形式でご紹介しましょう。

10位 SSC・アルティメット エアロTT

SSCとは、1998年にジェロード・シェルビーが創立したシェルビー・スーパーカーズのこと。2004年にスーパーカーのプロトタイプ「エアロSC/8T」を完成させ、2006年にその発展型である「アルティメットエアロ」を市販しました。
エンジンはシボレー・コルベット用を拡大した6349cc V8OHVのスーパーチャージャー仕様で最高出力は1061馬力。ちなみに日本の軽自動車は最高64馬力で、その16.5台分になります。
この車で時速400kmを記録すると、2007年にはアルティメットエアロTTを追加。エンジンをツインターボ化、1199馬力にパワーアップして、最高時速412kmを記録しました。
価格は約8500万円でした。

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9位 9ff・GT9-R

9ff社はポルシェのチューナーで最も有名な「RUF」の開発主任であったヤン・ファットハウアー氏が設立したチューニングブランド。
ポルシェ911で時速400kmを達成する」という理念を掲げて2001年にスタートしました。
2008年には4.0リッターフラット6エンジンをツインターボ過給し、987馬力を発揮する9ff GT9でついに最高時速409 kmを記録。
そして翌年には1120馬力のGT9-Rで最高時速414 kmを達成しました。
価格は約8900万円でした。

8位 ケーニグセグ・アゲーラR

ケーニグセグ社は1994年にスウェーデンで設立されたハイパーカーメーカーです。
2011年に発表されたアゲーラRは5.0リッターV8ツインターボで1115馬力
最高時速は418.43kmです。
これは当時の世界一には届きませんでしたが、停止から時速300kmまで加速して停止するまでの記録、21.19秒は当時世界一を達成しました。
価格は一気に跳ね上がり、約2億8000万円でした。

7位 ブガッティ・シロン

ブガッティは、1909年にイタリアのエットーレ・ブガッティが設立した高性能スポーツカーやレースカーの製造会社。
しかし現在はフォルクスワーゲンの子会社として超高性能・高級・希少性の高い車の開発と販売をしています。多くの人がハイパーカーの頂点と認める会社です。
そのブガッティ社の“量販車種”であるシロンは、2016年から限定500台で製造しているハイパーカー。
8リッターW16型クワッドターボエンジンは1500馬力を発揮します。
公式の最高速度は時速420km
価格は約4億2500万円でした。

6位 ブガッティ・ヴェイロン 16.4 スーパースポーツ

ヴェイロンはシロンの前型となるハイパースポーツ。
フォルクスワーゲン・グループが20世紀のブガッティ伝説を再現するために2006年に発表した超弩級スーパーカーでした。
1001psの最高出力と407㎞の最高速に世界が震撼。スーパーカーを超えるハイパーカーのパイオニアとなりました。
ヴェイロン スーパースポーツは、2010年に発表されて限定30台のみ販売された限定車。1200馬力に強化されたエンジンなどのチューニングで、最高時速430.98kmを記録しました。
価格は約3億8000万円でした。

5位 ヘネシー・ヴェノムGT

ヘネシー・パフォーマンス社は、アメリカのテキサス州にあるチューニングメーカー。1991年、ジョン・ヘネシー氏が「信頼性の高い最もパワフルなクルマを造る」ことを理念に設立しました。
アメリカ車だけでなく、イギリス車や日本車、ドイツ車などのチューニングも行っているのが特徴。2012年に発売されたヘネシー・ヴェノムGTのベースは、イギリスのロータス・エキシージでした。
本来はトヨタ製3.5リッターエンジンにスーパーチャージャーを組み合わせ、最高出力350馬力だったエキシージのエンジンをGM製の7リッターV8エンジンに交換。さらにツインターボを搭載して最高出力1261馬力というモンスターマシンにしてしまいました。
しかもロータスは軽量な車作りが得意なメーカー。強化されたヴェノムGTの重量もわずか1224kgでした(6位のヴェイロンは1888kg)。
これにより最高速は時速435.31kmを記録。
価格は約1億7000万円でした。

4位 ヘネシー・ヴェノムF5

ヘネシー社のヴェノムF5は第5位であるヴェノムGTの後継機。
今回は完全オリジナルボディで、6.6リッターV8 ツインターボはなんと1842馬力を発揮します。
現在までに記録されている最高速度は時速437.1km
しかしこれはまだ計画の途中段階ということで、最終的には時速500kmを達成すると発表されています。
価格は約3億円ですが、すでに予約だけで売り切れています。

3位 ケーニグセグ・アゲーラRS

アゲーラRSは、8位のアゲーラRの高性能版。2015年から2018年まで販売されました。
アゲーラRSはエンジンを専用チューン。最大出力をアゲーラRからさらに45馬力強化し、1160馬力としています。
最高速は時速447.4km
価格は約3億5000万円でした。

2位 SSC・トゥアタラ

SSC社のトゥアタラは10位のアルティメットエアロTTで最高時速412kmを記録していたジェロード・シェルビーがさらなる夢である「時速500km超え」を目指して作った車。
6.9リッターV8ツインターボは最高出力1774馬力を発揮します。
2020年10月になんと時速532.69kmを記録。しかし計測の不備が指摘されて幻の記録となってしまいました。
そして2022年5月にNASAの滑走路で行われた再チャレンジの結果は時速474.76km
しかし滑走路がもっと長ければさらに記録は伸びただろうと言われています。
価格は約2億2000万円です。

1位 ブガッティ・シロン スーパースポーツ 300+

1位に輝いたのは、やはりブガッティ。
シロン スーパースポーツ 300+は、そもそも速すぎるシロンをさらに高速走行用にチューンアップした車。
空力特性を大幅改良し、限界まで軽量化。専用タイヤを開発し、エンジンはノーマルの1521馬力を1622馬力にパワーアップしました。
このモンスターは2019年9月に時速490.484kmを記録。
晴れて量産車最速の座に返り咲きました。
価格はこのランキングの中でも突出した約5億4000万円でした。

まとめ

最高速が490kmといえば、リニア中央新幹線とほぼ同じ。
東京〜大阪間が約1時間です。
ここまでいくと「速い車は宝の持ち腐れ」という言葉も虚しくなるほど。
数億円を出してハイパーカーを買う富裕層にとっては、お金を払って持ち腐れをすることこそが粋なのかもしれません。

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おおぱ!

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寝ても覚めてもスポーツ漬け

スポーツ一家に育ち、休日はテニスとランニング。空き時間はほぼスポーツ観戦。夢の中ではなぜかやたらといろいろなスポーツのプロ選手になっている夢中派執筆家です。皆さまにスポーツ愛を届けます!

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