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【ラグビー】ルール一覧|基本~反則などのポイントも解説!

ここ数年でファンが急増したラグビー。

しかしまだ何をやっているのか、何が反則なのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。

しかし実はラグビーはとても単純なスポーツです。

ポイントはラグビーの「4つの原則」。

これを理解すれば、どういった行為が反則になるのかも見えてくるはずです。

ここでは、ラグビーのルールの基本と、反則になるポイントを解説します。

【ラグビー】ルールの基本

【ラグビー】ルール一覧|基本~反則などのポイントも解説!①

ゲームの基本

ラグビーは楕円形のボールを相手陣地の一番奥にあるゴールラインまで運ぶスポーツ。

前にパスはできないため、後ろ側にパスをつなぎながら持って運ぶか、キックで前進し、ゴールラインを目指します。

フィールド

タッチラインとゴールラインで囲まれたフィールドの大きさは、縦が100m以内で、横が70m以内。

土地の条件が許す限り、なるべく最大寸法にすることが求められています。

そのため国際試合では100m×70mの大きさ。

ゴールラインの中央には5.6m間隔のゴールポストが立っていて、高さ3mのところにクロスバーが設置されています。

選手の人数

出場人数は1チーム15人

スクラムに参加するフォワードが8人、ボールを持って走るのが主な役割のバックスは7人で、それぞれにポジションが決まっています。

1チームに登録できるのは23人まで。

途中交代できる残りの8人はリザーブと呼ばれます。

試合時間

ラグビーの試合時間は前後半それぞれ40分間。合計80分間となります。

ハーフタイムは15分間。

全国高校大会の試合時間は前後半それぞれ30分間で、合計60分間となっています。

得点

ラグビーで少し複雑に感じるかもしれないのが、得点のシステム。

5つの種類があります。

トライは5点。ボールを相手チームのインゴール地面につけると得点です。

次の3つはキックでゴールに入れる得点。

キックの場合は、ゴールポストの間、クロスバーの上を越えると得点になります。

コンバージョンは2点

トライ後に行うゴールキックで、トライが成功した地点からタッチラインと並行に下がった位置で行います。

ペナルティゴールは3点

相手の重い反則で与えられるゴールキックです。

ドロップゴールも3点

プレー中に行うゴールキックで、一度ボールを地面に落としてから蹴ります。

そしてもう一つの得点は、重い反則があったときの罰則。

それはペナルティトライで7点

その反則がなければトライできていた場合の得点で、トライとコンバージョンの両方が成功していたと判断され、自動的に7点が入ります。

スクラム

ラグビーを見ていて混乱しやすいのが、スクラム。

なぜこのようなことを始めるのか不思議に感じてしまうかもしれませんが、これは軽い反則や競技の停止があったときに、早く、安全に、そして公平に再開するために行うものです。

両チームのフォワード8名同士がスクラムを組み、押し合いながら真ん中に投げ入れたボールを足で掻き出します。

最後尾の選手がボールを拾い上げると試合再開です。

ラインアウト

ラインアウトはタッチラインの外にボールが出たときの再開方法です。

最後に触った方ではないチームの選手がボールを投げ入れますが、ここでも公平になるよう、両チームの真ん中に投げ入れるのが決まり。

両チームが選手を持ち上げるなどしてボールを奪い合います。

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【ラグビー】ルール 4つの原則

【ラグビー】ルール一覧|基本~反則などのポイントも解説!②

ラグビーのルールには4つの原則があります。

さまざまな反則を理解するには、まずこの4つを知ることが近道です。

原則① 危険なプレーはしない

ラグビーは激しくぶつかり合うスポーツですが、危険なプレーはしないという原則があります。

ジャンプしているときや無防備な状態の選手にタックルをするような行為は危険なプレーとして反則になります。

原則② 常にボールを奪い合う状況を作る

フェア精神に則って行うため、常に両チームが公平にボールを奪い合える状態が重要。

ボールを隠したり抱え込んだりして奪わせない行為は反則となります。

原則③ 常に立った状態でプレーをする

ラグビーではタックルを受けて地面に倒れることはよくあります。

しかし立った状態でプレーすることがラグビーの原則。

倒れたままボールを奪ったり、投げたりするプレーは反則となります。

原則④ ボールが常に先頭にある

これは正確にはボールを持った人が先頭でなければならないということ。

そのため、前にボールを投げることと、前にボールを落とすことは反則になります。

ボールより前に出て攻撃に参加することも禁止です。

【ラグビー】ルール 主な反則

【ラグビー】ルール一覧|基本~反則などのポイントも解説!③

ラグビーでは軽い反則の場合、相手チームボールでスクラム、やや重い反則ではフリーキック、重い反則ではペナルティキックが与えられます。

ペナルティキックが与えられたチームは、タッチキックかスクラムかペナルティゴールのいずれかを選択可能。

プレー中によく見られる反則には以下のようなものがあります。

ノックオン

ノックオンはボールを前に落とす反則。

相手チームのボールでスクラムになります。

スローフォワード

スローフォワードはボールを前に投げる反則。

相手チームのボールでスクラムになります。

オブストラクション

オブストラクションはボールを持っていない相手を妨害する反則。

相手にペナルティキックが与えられます。

ノットリリースザボール

タックルされた選手はパスをするか地面に置くなど、すぐにボールを離す必要があります。

ノットリリースザボールはすぐにボールを離さない反則。

相手にペナルティキックが与えられます。

これはディフェンスする側には大きなチャンス。

うまいディフェンスは、ボールを持った相手に覆いかぶさってノットリリースザボールさせるという高等技術を使うこともあります。

ハイタックル

ハイタックルは首より上にタックルする反則。

相手にペナルティキックが与えられますが、とても危険な反則であるため、一時退場処分になることもあります。

ノットストレート

ノットストレートは、ラインアウトやスクラムでボールをまっすぐに投入しない反則。

ラインアウトでこの反則があった場合、相手チームはスクラムかラインアウトのどちらかを選べます。

スクラムでこの反則があった場合は、相手にフリーキックが与えられます。

コラプシング

コラプシングは、故意にスクラムを崩す反則です。

スクラムを下向きに引っ張ってわざと崩すのはとても危険。

相手にペナルティキックが与えられます。

まとめ

ラグビーのルールは他にも細かく定められていますが、4つの原則を理解していれば分かりやすくなるはず。

「今の反則はどの原則に違反していたのかな」と考えながら観戦すれば、ラグビーの面白さによりはまるかもしれません。

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おおぱ!

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寝ても覚めてもスポーツ漬け

スポーツ一家に育ち、休日はテニスとランニング。空き時間はほぼスポーツ観戦。夢の中ではなぜかやたらといろいろなスポーツのプロ選手になっている夢中派執筆家です。皆さまにスポーツ愛を届けます!

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