どこよりも熱くお届けするスポーツコンテンツ

NEW POST

スポスルマガジンの最新記事

スポーツ豆知識

【ソフトテニス】ラケットの選び方をご紹介!種類やポイントも解説!

ソフトテニスのラケットは、前衛、後衛によって向いているラケットが異なります。
プレースタイルに合わせたラケットの選び方から初心者向きのラケットまで。特徴や選び方を徹底解説します。

ソフトテニス|ラケットの選び方①硬式との違い

ソフトテニスは柔らかいゴム製のボールを使った日本発祥の競技です。日本の中学生を中心に競技人口が多いソフトテニス。使用するラケットも硬式テニスのラケットとは異なる特徴を持ちます。

硬式テニスラケットに比べて、ガットのテンション(糸の張りの強さ)、剛性が控えめです。グリップは軟式が正八角形に対し、硬式が面の広い八角形となっています。ソフトテニス初心者の方は、グリップの形で見分けると良いでしょう。

ソフトテニスではラケットの両面を使用するのに対して、硬式テニスでは片面しか使用しないのも特徴です。

ソフトテニス|ラケットの選び方②種類

ソフトテニスラケットの種類は、大きく分けて3種類。前衛、後衛用とオールラウンドタイプです。ソフトテニスでは、自分のプレースタイルに合わせたラケット選びが必要になります。

3種類のラケットの特徴を見ていきましょう。

前衛ラケット

前衛ラケットは、グリップの方が重く、フレームの先端側は軽めのトップライトです。グリップ側に重心があることで、細やかで素早いラケット操作が可能となっています。
後衛ラケットに比べて、グリップの長さが短いものが多いのも特徴です。

後衛ラケット

後衛ラケットは、フレームの先端側に重心があるトップヘビーです。重心がラケットの先端にあるため、遠心力を使って強い打球を打ち出せます。
前衛ラケットが細かな操作性に優れるのに対して、スイングしやすくストロークが楽です。

オールラウンドタイプ

オールラウンドタイプのラケットは、ボールを当てるフェイスと呼ばれる部分が大きく作られているソフトテニス初心者向きのラケットです。
フェイスが大きいことでボールをラケットに当てやすくなっています。

自分の得意なプレースタイルを見つけた後、オールラウンドライプのラケットから前衛、後衛用のラケットに買い換えるのがおすすめです。

ソフトテニス|ラケットの選び方③重要ポイント

ソフトテニスラケットを購入する時、ラケットの種類以外にも大切なポイントがあります。それぞれのポイントを押さえて自分にあったラケットを探してみましょう。

ガットの種類やテンションに注目

ソフトテニスラケットのボールを打つ網目の部分がガットです。ガットの素材はナイロン、ポリエステル、ナチュラルなどがあり、一般的に普及しているのがナイロンです。

ナイロンのストリングス(ガット)は大きく分けて、マルチフィラメント、モノフィラメント、マルチ&モノフィラメントの3種類。

マルチフィラメントのガットはモノフィラメントに比べると、たわみがありインパクト時の衝撃を和らげてくれます。包み込むようにボールを操作したい方におすすめです。

モノフィラメントはたわみが弱く、ボールを弾くよう打ち出します。強い打球を飛ばしやすいのが特徴です。マルチフィラメントのガットに比べ、切れにくいのもメリットです。マルチ&モノフィラメントは、2つの特徴を併せ持っています。

ガットのテンションもラケット選びのポイント。テンションが低いとボールを楽に飛ばせます。テンションが高いと打球がブレにくく、早い打球を打ちやすいのがメリットです。

フェイス面積で選ぶ

ラケットのガットが貼ってある部分がフェイスです。フェイス面積の範囲は80~10cm。平均的な商品は約90cmとなっています。ラケットを選ぶ際は、フェイスサイズの大きさごとの特徴にも注目しましょう。

フェイス面積が小さいほどブレが少なく、打球のコントロールをしやすくなります。打球を当てるスイートスポットは小さくなるため、中上級者や後衛向きです。

フェイス面積が大きなラケットは、スイートスポットが広く、ボールを拾いやすいため前衛の選手やソフトテニス初心者向き。大きさの分、ラケットの重量は重めです。

ラケットの重さで打球が変わる

ソフトテニスラケットの平均的な重さは200~280gです。ラケットの重さによって向いているプレースタイルや打ちやすい打球が変わります。

軽いラケットは素早いラケット捌きにピッタリで、ボレーやラリーに向いています。重いラケットは、ラケットの重さが打球に乗るため重い打球を打てるのがメリットです。

軽いラケットは重い打球に打ち負ける、重いラケットは腕に疲労がたまりやすいなどのデメリットも。ラケットの重さと特徴を考慮して自分にあった製品を選んでみてください。

2種類の形状があるシャフト

ラケットのグリップとフェイスの間にある部位をシャフトといいます。シャフトの形状はシングルシャフトとダブルシャフトの2種類です。

シングルシャフトは力を伝達しやすく、振り抜きやすいため後衛向きです。ダブルシャフトは操作性や安定感があり、前衛の選手やソフトテニス初心者の方におすすめ。

ソフトテニス|ラケットの選び方④サポートツール

ソフトテニスラケット探しの際に、合わせて購入したいのがグリップやガットを保護する製品です。

ラケットを握るグリップ部分に巻くグリップテープ。手汗が気になる方はドライタイプ、手が滑るのが気になる方はウェットタイプなど、自分の体質にあったグリップテープを探しましょう。
定期的に張り替えることをおすすめします。

一つのラケットを長く使用したい方はガットテープを使うのが良いでしょう。地面をこすってしまった時などにラケットを保護してくれます。

まとめ

ソフトテニスラケットを選ぶときは、ラケットごとの特徴や自分のプレースタイルに合わせることが必要です。ラケットの重さや面積、ガットのテンションなどをよく見て自分好みのラケットを探してみてください。

【関連記事はこちら】⇩
【テニス】伸びる人4つの要素とは!?トレーニング方法も含めて解説!
テニスの世界ランキングの仕組みは?獲得ポイントや大会まで解説!



  • この記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
ゆうき

ゆうき

スポーツ大好きなランニングマン

スポーツ大好きなゆうきです。ランニングを中心に、剣道や野球、水泳など多様なスポーツ経験あり。スポーツの楽しさを伝えられる記事を書いていきます。剣道初段を保持し、さいたまマラソン完走もしました。

  1. 【高校野球】選抜と甲子園の違いを徹底解説!見どころがこんなにも!

  2. 【世界水泳】競技の魅力を歴史や楽しみ方も含めて解説!

  3. アイアンマンレースとは!?その魅力や有名日本人選手も紹介!

PAGE TOP