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ボクシングのレフェリーになるには!?やりがいや給料も解説!

ボクシングの試合で選手2人が激闘を繰り広げる中、ルールに則って全ての権限の中で試合を進行していくのがレフェリーです。

試合の主審となるレフェリーは、ダウンや反則行為を常に監視し、時には勝敗を決める大きな存在。主役である選手達のその後のボクシング人生を左右することだってあります。

この記事では、そんなボクシングレフェリーについて紹介していきます。レフェリーになるための資格や、やりがい、収入などについて詳しく解説していくので、レフェリーに興味がある人は是非最後までご覧下さい。

ボクシングのレフェリーになるには

ボクシングのレフェリーになるには、試験に合格し訓練を経てから審判員資格を手にすることができます。また、プロボクシングのレフェリーとアマシュアボクシングのレフェリーは試験内容、担当できる試合が異なります。

ここではそれぞれのレフェリーについて詳しく解説していきます。

プロボクシングのレフェリー

プロボクシングのレフェリーになるには、JBC(日本ボクシングコミッション)規定の試験に合格し、半年から1年の訓練期間を経て審判員資格を手にすることができます。

審判員は能力と経験に応じてAクラス、Bクラス、Cクラスに分類され、Aクラスはボクシングの全ての試合、Bクラスは原則6回戦まで、Cクラスは4回戦まで審判することが可能です。

また、世界王座認定団体地域王座認定団体の認定を受ければ、世界王座認定団体(WBA・WBC)、地域王座認定団体(OPBF)の試合で審判することも可能です。

ただし、ボクシングのレフェリーは誰でも資格を取得できるわけではありません。25歳以上を対象とし、欠員が出て募集がかけられたときのみ試験が実施されるので、定期的に試験が開催されているわけではないのです。
なので、プロボクシングのレフェリーになりたい人はJBAの試験開催の告知にアンテナを貼って、準備しておきましょう。

アマチュアボクシングのレフェリー

アマチュアボクシングのレフェリーは、クラスによって試験が異なります。

Aランクは日本ボクシング連盟、Bランクは地域連盟審判長、Cランクは都道府県連盟の各連盟が実施する認定テストを合格すればアマチュアボクシングのレフェリーをすることが可能です。

アマチュアボクシングの国際試合でレフェリーをしたい場合は、国際ボクシング協会アジアビューローの試験に合格すれば認定されます。

ボクシングのレフェリーの給料について

ボクシングのレフェリーがどれだけ稼いでいるのか、収入について解説していきます。

実はボクシングのレフェリーを仕事にしている人はほとんどいなく、本業が他にありレフェリーを副業にしている人がほとんどです。それほど、ボクシングのレフェリーは報酬が低いです。

基本的にレフェリーの報酬は、プロボクシングの興行を主催しているプロモーターが、コミッションに支払う公式戦認定料に合わせて支払われます。それは雀の涙と言われるほどの報酬で、日本ではレフェリーを本業にするのは非常に難しいでしょう。

日本以上に盛んに行われているアメリカでも同様で、アメリカのレフェリーも報酬は決して高くありません。アメリカのレフェリーは試合数をこなせばレフェリーでも生活していくことが可能ですが、1試合あたりの単価は低いです。

日本のレフェリーの報酬が低いのは、選手のファイトマネーも関係しているでしょう。ボクシングを含め、日本の格闘技のファイトマネーは全体的に低く、選手ですらアルバイトを掛け持ちしているのが普通です。

前座の試合に関しては、レフェリーの報酬よりファイトマネーが少ないケースもあるので、ファイトマネーの水準が上がらない限りレフェリーの報酬も上がらないのでしょう。

ボクシングのレフェリーのやりがい・大変なこと

ボクシングのレフェリーのやりがいは、選手達の真剣勝負の判断を下せること、名勝負に携われることではないでしょうか。ドラマを作るのはもちろん2人の選手ですが、レフェリーもその一角を担う重要なポジションに立っています。

いかに公正な判断が下せるか、神経を研ぎ澄ませながら選手達の熱い戦いを間近で見ることができるのは人生においても大きな経験となるでしょう。

また、レフェリーとして経験を積み、多くの試合に携わって認められれば国際大会やメインイベントなどでレフェリーを任せてもらえます。世間が注目する試合のレフェリーができるようになれば、立派な実績になって”名レフェリー”のレッテルが貼られるでしょう。

一方で、報酬が低いことはどうしてもモチベーションを下げる材料になります。基本的に掛け持ちでレフェリーに従事するので、多忙な日々を送ることになります。

趣味でレフェリーをやるくらいの意識なら良いかもしれませんが、”名レフェリー”になるには遠き道のり。もしミスジャッジでもすることになれば、レフェリーとして評判は落ちますし、選手のその後のボクシング人生を変えてしまうかもしれません。

レフェリーを目指す人は、中途半端な意気込みではなくしっかりと責任を持って仕事をする必要があります。

まとめ

今回は、ボクシングのレフェリーの資格取得方法、やりがいや収入事情に迫ってみました。

決して楽な仕事ではなく、報酬も低いので大変な仕事です。ですが、選手達の勝負を陰で支えている立派な仕事。得られる感動も大きいでしょう。

レフェリーをやってみたい人は、この記事を参考にしてみてください。

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Naoto

Naoto

フリーランスライター

フリーランス、YouTube、DJで生きているアラサーWEBライターです。

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