スポーツが好きな人にとってスポーツ用品は、身近なものであり必需品。
高機能なアイテムやお気に入りのスポーツウェアがモチベーションにもつながります。
スポーツ用品は、スポーツをする人それぞれの目的に合わせ、トレーニングの効率化やモチーベーションの維持に役立ちます。
そんな「スポーツ用品を作る仕事」に興味をもっている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、スポーツ用品の企画・開発職に就くための方法や給料、やりがい、向いている人についてご紹介します。
スポーツ用品に関わる仕事に就きたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
スポーツ用品の企画・開発職に就くには
スポーツ用品の企画開発職は、ウェアやシューズ、ラケット、ボールといったスポーツで使用される商品の企画と開発を担当する職種です。
新製品を一から企画、デザインし、かたちにしていきます。
スポーツ用品の企画開発職に就くためには、スポーツメーカーの商品開発部門で就業するのが一般的で、資格などは特に必要ありません。
企画開発職は、スポーツに関する専門的知識や経験の他にも、販売促進のためのマーケティング力や、商品企画のための構成力、商品製作のためのデザイン力などが求められます。
そのため、スポーツ学、経営学、商学、デザインスキルなどの知識を活かすことができるでしょう。
また、スポーツ用品は一般向けの商品だけでなく、企業向け商品やアスリートのオーダー品など、その種類は多岐にわたります。
使用する人や場面に応じ、製品を企画開発する際に必要な専門的知識や必要となる技術は異なります。
状況に応じ、最適な商品を生み出せる対応力が必要です。
スポーツ用品の企画・開発職の給与
ここでは、気になる給料についてご紹介します。
スポーツ用品業界のなかでも、大手スポーツメーカーの平均年収は約800万円です。
大手スポーツメーカーで企画開発職に就職した場合、日本の平均年収よりも高い収入を得られる可能性があります。
企画開発職(商品企画職)の平均年収は正社員の場合421万円、平均月給は約35万円です。アルバイト・パートの場合の平均時給は947円です。
地域やメーカーによって年収額は異なりますが、場合によっては日本の平均年収よりやや低い傾向にあるのが現状です。
スポーツ用品企画・開発職のやりがい
スポーツ用品の企画開発職は、スポーツが好きな人にとっては魅力的な仕事です。
企画開発職を通して得られるやりがいは、以下のようにたくさんあります。
・新しい商品の製作に一から携わることができ、商品が完成したときの達成感や喜びを感じられる
・自身が企画開発に携わった商品が市場に出て、スポーツに関わる人々の役に立てていることを実感できる
・開発した製品を通して、アスリートの成績を伸ばすことに貢献できる
・ヒット商品を生み出すことにより、社会や会社への貢献につなげることができる
自身が手がけた商品を通して、スポーツをより楽しんでもらうことに繋がったり、スポーツに励む方々の活躍の一助となる点が、企画開発職の醍醐味なのではないでしょうか。
スポーツ用品の企画・開発職に向いてる人
スポーツ用品の企画開発職は、どのような人に向いているのでしょうか。
企画開発職は以下のような人に向いています。
・スポーツが好きな人
・ものづくりが好きな人
・探究心がある人
・新しいアイディアを生み出せる人
・流行に敏感な人
・相手の立場になって考えることができる人
スポーツ用品の企画開発職は、自身のスポーツ経験を通して、「こんな機能があったらいいな」「こんなデザインがあったらいいな」等とアイデアを活かせる仕事であり、いい商品を生み出すためには日々リサーチや学びが必要です。
常に市場の動向に敏感である必要があり、ヒット商品を生み出せるようマーケティング力も必要となります。
スポーツをする人の悩みや課題を解決し、利用者の要望に応えられるような商品の企画開発に励み、業界への貢献をしています。
「どのような製品が必要なのか」と、常にユーザーの立場になって考える姿勢が企画開発職には大切です。
まとめ
スポーツ用品の企画開発職に就くための必要な知識や給料、やりがいなどについてご紹介しました。
企画開発職は、スポーツをする人々が、楽しく快適な時間を過ごせるためのアイテムのみならず、アスリートのパフォーマンスを最大限に発揮できるようにサポートをする仕事でもあります。
ものづくりの面白さと、誰かの役に立てることのやりがいを実感できます。
スポーツ用品の企画開発職に興味がある人は、この記事で紹介したことをぜひ参考にしてみてください。
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