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靴職人になるには?アスリートを支えるお仕事!

東京オリンピックが終わって、スポーツ熱が加速している方は多くいらっしゃるかと思います。

オリンピックでは多くの日本人アスリートがメダルを取りましたよね。

5位入賞、男子サッカー4位入賞、女子バスケ銀メダルなど多くの感動したシーンがありましたよね。

多くのスポーツでアスリートは靴を履きます。

地面に唯一接しているのは”足”です。

この”足”を支えるシューズが悪いとパフォーマンスに直に関わってくるのは想像できますよね?

このアスリートが履いているシューズを作っているのが靴職人です。

高性能のシューズでアスリートのパフォーマンスアップを加速させる職人。

かっこいいと思いませんか?

今回はそんなアスリートを支える靴職人になるにはどんな手順を踏んでいくかを解説していきます。

アスリートを支える靴職人

アスリートが活躍するには陰で支えてくれる裏方や黒子が必ずいます。

各道のプロが陰ながらアスリートを支えるから輝ける。

そんな職人はかっこいいですよね。

実際アスリートのシューズを支える靴職人はどんな方なのかを紹介していきます。

三村仁司さんは数多くの金メダリストを支えてきたシューズ職人です。

マラソンで金メダルを獲得した高橋尚子さんや野口みずきさんの靴も作り上げてきました。

当初はアシックス社に勤め、シューズ開発に関わり、現在は自身の工房「M.Lab(ミムラボ)」を設立しました。

ニューバランスとパートナーシップ契約を結び、現在ニューバランスのランニングシューズでは人気の「HANZO」シリーズの開発を手掛けています。

今もなお多くのアスリートのシューズを開発し、足元を支える職人であります。

靴職人になるには?

靴職人になるには靴のデザイン、スケッチ、木型制作、素材のカット、製図、縫製の工程を一人で出来るだけの知識と技術が必要となってきます。

オーダーメイドシューズとなれば依頼者の足型の採型等もできるようにならなければいけません。

また、アスリートに靴を作るとなれば、一人一人の足に合ったもの、動きに合ったもの、不調などに合わせて作らないといけない為、解剖学や運動学の知識も必要となります。

基本的には大学や専門学校で靴づくりの基礎を学んだあとに、靴メーカーに勤めることが多いです。

また、靴づくりの本場ヨーロッパに留学して靴づくりの知識・技術を学ぶ方もいらっしゃいます。

解剖学や運動学の知識を備えて医療系のシューズも作っていきたいというのであれば技師装具士(ぎしそうぐし)という資格を取る方もいらっしゃいます。

一般的な流れは、服飾やデザイン系の専門学校、靴づくり専門学校、技師装具士の資格取得可能大学に進学。

➡靴メーカー(アシックス、ナイキ等)、靴工房へ就職
➡靴職人
のルートが王道かと思います。

しかし、「靴職人になる」という決まったルートが今現在は確率されていないのが現状と言えます。

アスリートを支える靴職人になるには?

先程までの項目で靴職人になるまでの一連の流れはわかっていただけたかと思います。

では、実際にアスリートを支える靴職人になるにはどうすれば良いかを紹介していきたいと思います。

アスリートにシューズを提供する靴職人、不調を持った方を支える医療用シューズを作る靴職人、オシャレで普段履き出来るシューズを作る靴職人、一般の方用のスニーカーやヒールなどを作る靴職人など様々な職人がいます。

アスリートを支える靴職人はアスリートの足に合うもの、パフォーマンスアップ、ケガ予防ができるシューズの提供が大事になってきます。

そのため運動学や解剖学、動作分析ができることが大事になってくると考えます。

このような知識を学ぶにはスポーツシューズを作っている企業に就職することがオススメかと思います。

アシックスやナイキなどのメーカーは商品開発職研究職があります。

このような職種で学びながら商品開発に携わることができればアスリートがパフォーマンスアップやケガの予防につながるシューズの開発ができるのではないかと思います。

まとめ

アスリートを支える靴職人になる方法は様々です。現在決まったルートがないのが現状です。

一般的には靴が作れる知識が学べる専門学校や大学を出た後に靴関連の企業や靴工房に就職することがオススメかと思います。

その中でもスポーツシューズに力を入れているメーカーの企画開発や研究職に着くことができればよりアスリートを間近で支えるシューズ職人に近づけるかと思います。

今回はアスリートを足元から支える靴職人を取り上げてきました。

もちろん選手のパフォーマンスアップを決めるのは選手のポテンシャルや努力ですが、選手が怪我無く、そして少しでもパフォーマンスを上げるお手伝いができるこの魅力ある仕事をこの記事でもっと多くの方に知っていただければ幸いです。

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ヤス

ヤス

スポーツ大好きな身体の専門家

理学療法士とスポーツシューズフィッターという資格を保有していて、アスリートのトレーニングサポートやケガをした方のリハビリを行なっています!今まで経験してきたことを基に皆様にわかりやすく記事を書いていきます!

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