NBAとはアメリカのプロバスケットボールリーグでプロバスケットボール選手最高峰のリーグと言われています。
今現在NBAに所属する日本人選手は渡邊雄太選手と八村塁選手の2選手です。
初めて契約をした日本人は、2004年時の田臥勇太選手であり、過去日本人選手がこのリーグに挑戦してきましたが契約を勝ち取った日本人はとても少ないです。
世界最高峰バスケットボールリーグの仕組みや歴史、チームについてわかりやすく解説していきます。
NBAとは!?
NBAは、ナショナル・バスケットボール・アソシエーションの略で29チームがアメリカ合衆国、1チームがカナダで構成されたリーグです。
NBAは1946年が起源と言われています。
当時はBAA(basketball association of america)という名称でした。
当時は8チーム、2ディビジョン制をとっていました。
1960年代まではこの構成で、70年代にはABAというもう一つのリーグがNBAに参加して22チーム、4ディビジョン構成となりました。
その後、徐々にチーム数が増えていって今現在の30チーム、6ディビジョン制の形をとるようになりました。
NBAの仕組み
先程も書きましたがNBAは30チーム、6ディビジョン制で行われます。
イーストカンファレンス15チーム、ウェスタンカンファレンス15チームに分けられます。
各カンファレンスの中に3つのディビジョンに分けられます。
レギュラーシーズン(82試合)を行い、シーズン結果に応じてプレーオフが行われます。
プレーオフに勝ったチームが、NBAファイナルを戦って最終的にはチャンピオンを決定していく形をとっています。
レギュラーシーズンは10月から翌年の4月まで行われ、全82試合を行います。
41試合がホームゲーム、41試合がアウェイでの試合となります。
同じディビジョン内では各チームと4試合の16試合、同カンファレンスでの2ディビジョンとは36試合、他カンファレンスのチームとは30試合の82試合構成です。
レギュラーシーズン終了後、各カンファレンス内の勝率上位8チームが選出されます。各カンファレンスの8チームで4戦先勝のプレーオフ(ポストシーズン)が行われます。
各カンファレンスの代表チームで最後はNBAファイナルを行います。この勝利チームがチャンピオンとなります。
このNBAファイナルは世界に配信され、3億人が観戦するといわれています。
リーグ構成は以下の通りです。
【イースタンカンファレンス】アトランティック、セントラル、サウスイースト
【ウェスタンカンファレンス】サウスウェスト、ノースウェスト、パシフィック
●アトランティック:イースタンカンファレンス所属のディビジョン
・ボストンセルティックス
・ブルックリン・ネッツ
・ニューヨークニックス
・フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
・トロント・ラプターズ
●セントラル:イースタンカンファレンス所属のディビジョン
・シカゴ・ブルズ
・グリーブランド・キャバリーズ
・デトロイト・ピストンズ
・インディアナ・ペイサーズ
・ミルウォーキー・バックス
●サウスイースト:イースタンカンファレンス所属のディビジョン
・アトランタ・ホークス
・シャーロット・ホーネッツ
・マイアミ・ヒート
・オーランド・マジック
・ワシントン・ウィザーズ
●サウスウェスト:ウェスタンカンファレンス所属のディビジョン
・ダラス・マーベリックス
・ヒューストン・ロケッツ
・メンフィス・グリズリーズ
・ニューオーリンズ・ペリカンズ
・サンアントニオ・スパーズ
●ノースウェスト:ウェスタンカンファレンス所属のディビジョン
・デンバー・ナゲッツ
・ミネソタ・ティンバーウルブズ
・オクラホマシティ・サンダー
・ポートランド・トレイルブレイザーズ
・ユタ・ジャズ
●パシフィック:ウェスタンカンファレンス所属のディビジョン
・ゴールデンステート・ウォリアーズ
・ロサンゼルス・クリッパーズ
・ロサンゼルス・レイカーズ
・フェニックス・サンズ
・サクラメント・キングス
NBAの歴代優勝チーム
歴代で最も優勝回数が多いチームは、ロサンゼルス・レイカーズとボストン・セルティックスの17回です。
次いでシカゴ・ブルズとゴールデンステート・ウォリアーズの6回です。
2021年の優勝チームはミルウォーキー・バックスとなっています。
NBA所属の日本人選手
現在・過去にNBAと契約した選手は3選手います。
田臥勇太:2004年フェニックス・サンズと契約をかわしました。
NBAで総プレー時間は開幕戦含む4試合、17分、7得点3アシストを記録しています。
八村塁:NBAドラフト1巡指名でワシントン・ウィザーズと契約しています。
3シーズンで105試合に出場しており、日本人で初めてとなるポストシーズン出場しました。
渡邊雄太:メンフィス・グリズリーズと契約し、2020年よりトロントラプターズに所属しています。
2021-2022シーズンではキャリアハイとなるレギュラーシーズン50試合に出場しています。
近年のNBAの傾向
近年のNBAはフィジカルでの接触が少なくなっている傾向にあります。
1990年代では選手同士の激しい接触が多く乱闘に発展することも多々ありました。
ルール改定や3ポイントを多用する現代のスタイルや早いペースの試合展開が要因とされています。
まとめ
今回NBAの歴史やチームについて書いてきました。
記事を読んでいただけると分かるかと思いますが、チーム数や試合数も多くあります。
そのため、自分の好きなチームや選手を見つけて、どうやって楽しんだらいいのかに困るかと思います。
はじめは同じ日本人選手が所属するチームや好きな地方のチームの試合から見るのが良いでしょう。
日本ではNBA Rakuten という公式サイトで視聴することをおススメします。
少しでも皆さんがNBAに興味を持っていただけたら幸いです。
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