どこよりも熱くお届けするスポーツコンテンツ

NEW POST

スポスルマガジンの最新記事

スポーツ業界の仕事情報

バレーボールの審判になるには?資格の種類や給料も紹介!

バレーボールは、世界の競技人口が約5億人と言われるメジャーなスポーツで、学生時代に多くの方々が経験したことがあると思いますが、バレーボールを経験した人の中には、審判に興味を持った人もいるのではないでしょうか。

しかし、バレーボールの審判は資格を取らなければなりません。バレーボールの審判には複数の種類があるため、レベルに合ったものを取得する必要があります。

今回は、そんなバレーボールの審判になる方法や種類・給料について紹介します。

バレーボールの審判になるには?

バレーボールの審判になるためには、まず資格が必要です。公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)が主催する大会やV・プレミアムリーグでは、公認資格を保有する審判員が行っています。

バレーボールの審判を目指す人は、競技の経験を持っている人が多く、大会に参加するために審査員の資格の取得を目指します。資格を取得したい人は、最初に競技規則を把握しましょう。

その後、紅白戦や練習試合で審判の経験を積むことをおすすめします。試合では主審と副審の両方を経験し、多角的な視野を持てるようにしましょう。審判の知識や経験を積んだ人は講習会を受け、資格を習得して下さい。

バレーボールの審判の種類

公益財団法人日本バレーボール協会が公認する資格には、6つの種類があります。各資格には「任期更新認定方法」が決められています。

また、上級の資格は習得するために一定の経験が必要です。

名誉審判員

名誉審判員になるための条件は、日本バレーボール協会の審判の功績や指導・助言ができる人物と定められています。
以下が名誉審判員の認定方法です。

・公認審判員として15年以上の実績や功績がある
・A級審判員の活動を行い、年齢が55歳に達している
・技術統計判定指導員又は技術統計上級判定員として活動し、年齢が60歳に達している

名誉審判員は任期や更新を行う必要がありません。仕事内容は、競技者の指導や助言を行うことです。

A級審判員

A級審判員になるための条件は、「年齢が20歳以上」、「競技規則に精通している」、「日本バレーボール協会が主催する大会の決勝で審判ができる」と定めています。
以下が、A級審判員の認定方法です。

・日本協会が主催するA級審判員資格取得審査講習会で優秀な成績を残した人
・A級候補審判員の中から審判規則委員会が審査し、「日本バレーボール協会に推薦」と「理事会の承認」を得た人

A級候補審判員

A級候補審判員になるための条件は、「年齢が20歳以上」、「A級審判員と同等の技量を持っている」と定めています。
以下が、A級候補審判員の認定方法です。

・A級審判員資格取得審査講習会で優秀な成績を残した人
・審判規則委員会が審査し、「日本バレーボール協会に推薦」と「理事会の承認」を得た人

A級候補審判員は「任期が55歳」、「更新が2年ごと」と決まっています。また、審判規則委員会が2年ごとに実績を審査し、「資格の更新」又は「A級審判員に昇給」が確定します。

B級審判員

B級審判員になるための条件は、「年齢が18歳以上」、「競技規則に精通している」、「日本協会が主催する6人制、9人制、ビーチの中で審判を行える者」と定められています。

資格を取得するためには、都道府県協会等が主催する審判員資格取得講習会で優秀な成績を残し、日本協会から認定されなければいけません。

B級審判員は、「任期・更新が4年ごと」と定められています。また、審判規則委員会が4年ごとに実績を審査し、「日本バレーボール協会の推薦」と「理事会の承認」を得る必要があります。

C級審判員

C級審判員になるための条件は、「競技規則に精通している」、「日本協会が主催する6人制、9人制、ビーチの中で予選の審判を行える者」と定められています。

資格を習得するためには、都道府県協会等が主催する審判員資格取得講習会で優秀な成績を残し、日本バレーボール協会に認定されなければいけません。

C級審判員は「任期・更新が4年ごと」と定められています。また、都道府県協会等が4年ごとに実績を審査した上で推薦し、日本バレーボール協会が認定する必要があります。

レフェリーインストラクター

レフェリーインストラクターになるための条件は、「A級審判員及び国際連盟公認審判員を退任した者」、「日本バレーボール協会が主催する審判講習会や審判研修会の講師ができる人」と定められています。

レフェリーインストラクターの認定方法は、日本バレーボール協会が主催する講習会で認められ、審判規則委員会の審査・推薦の上で理事会の承認を得ることです。

資格の任期と更新は、70歳になった年度の最終日です。

バレーボールの審判の給料

バレーボールの審判員の給料は高くありません。なぜなら、1日の報酬が低く、試合数が限られているからです。

例えば、Vリーグや国際試合の審判員の場合、1日の報酬が数千円です。さらに、試合が週末に開催されることが多く、試合数が限られています。

そのため、審判員の収入のみで生計を立てることが難しくなっています。

まとめ

バレーボールの審判員になるためには講習会を受講し、経験を積む必要があります。さらに、日本バレーボール協会や理事会から高い評価を受けなければいけません。

審判員を目指す人は、周囲からも認めてもらえる能力を身に付けましょう。

【関連記事はこちら】⇩
バレーボールの反則プレーとは?覚えておくべき7つのルールを紹介!
バレーボールのポジションについて位置や役割を徹底解説!!



  • この記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
林みろ吉

林みろ吉

スポーツ好きのwebライター

在宅webライターとして、企画・ライティングの仕事に取り組んでいます。 学生時代、「バレーボール」・「硬式野球」・「軟式野球」・「相撲」・「水泳」・「ソフトボール」とさまざまなスポーツを行っていました。 現在は視聴する側として、スポーツを楽しんでいます。 メジャーからマイナーなスポーツまで、多くの情報を発信していきます。

  1. 【オリンピック】近代五種の各競技ついて詳細や魅力を紹介!

  2. インディアカとは?競技の魅力や特徴・始め方も含めてご紹介!

  3. 【カバディ】魅力5選を紹介!必要な能力なども解説!

PAGE TOP