テニスの世界的な大会といえば、4大大会(全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン選手権、全米オープン)の「グランドスラム」を思い浮かべるのではないでしょうか?
どの大会も世界的な大会として知られていますが、グランドスラム中で最も歴史があるのがウィンブルドン選手権です。
今回の記事では、そんなウィンブルドンの歴代優勝者をまとめていきましょう。
優勝回数や各選手についてもご紹介していきますので、興味のある方はぜひ最後までお読みくださいね!
ウィンブルドンとは?
ウィンブルドンとは、1877年にイギリスで始まった世界で最も歴史のあるテニスの国際大会です。
決勝戦が行われるセンターコートには開閉できる屋根が取り付けられており、グランドスラムの中で唯一グラスコート(天然芝のコート)が採用されています。
そして、19のコート数と15,000の座席数というイギリス最大規模のウィンブルドンは、テニス国際大会の中で最も格式の高い大会とも言われているほどです。
ウィンブルドンは、毎年6月の最終月曜日から2週間の期間で行われます。
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ウィンブルドンの歴代優勝者一覧(2000年以降)
男子シングルス
年 | 優勝者 |
2000 | ピート・サンプラス |
2001 | ゴラン・イワニセビッチ |
2002 | レイトン・ヒューイット |
2003 | ロジャー・フェデラー |
2004 | ロジャー・フェデラー |
2005 | ロジャー・フェデラー |
2006 | ロジャー・フェデラー |
2007 | ロジャー・フェデラー |
2008 | ラファエル・ナダル |
2009 | ロジャー・フェデラー |
2010 | ラファエル・ナダル |
2011 | ノバク・ジョコビッチ |
2012 | ロジャー・フェデラー |
2013 | アンディ・マレー |
2014 | ノバク・ジョコビッチ |
2015 | ノバク・ジョコビッチ |
2016 | アンディ・マリー |
2017 | ロジャー・フェデラー |
2018 | ノバク・ジョコビッチ |
2019 | ノバク・ジョコビッチ |
2020 | – |
2021 | ノバク・ジョコビッチ |
2022 | ノバク・ジョコビッチ |
女子シングルス
年 | 優勝者 |
2000 | ヴィーナス・ウィリアムズ |
2001 | ヴィーナス・ウィリアムズ |
2002 | セリーナ・ウィリアムズ |
2003 | セリーナ・ウィリアムズ |
2004 | マリア・シャラポワ |
2005 | ヴィーナス・ウィリアムズ |
2006 | アメリ・モレスモ |
2007 | ヴィーナス・ウィリアムズ |
2008 | ヴィーナス・ウィリアムズ |
2009 | セリーナ・ウィリアムズ |
2010 | セリーナ・ウィリアムズ |
2011 | ペトラ・クビトバ |
2012 | セリーナ・ウィリアムズ |
2013 | マリオン・バルトリ |
2014 | ペトラ・クビトバ |
2015 | セリーナ・ウィリアムズ |
2016 | セリーナ・ウィリアムズ |
2017 | ガルビネ・ムグルサ |
2018 | アンゲリク・ケルバー |
2019 | シモナ・ハレプ |
2020 | – |
2021 | アシュリー・バーティ |
2022 | エレーナ・リバキナ |
優勝回数が多い選手
ウィンブルドン優勝者の中でも優勝回数が多い選手を男子女子ともにご紹介していきましょう。
優勝回数が多い上位3名のテニス選手について触れていきますので、知っている選手がいるのかチェックしながら読んでみてくださいね!
男子テニス
ロジャー・フェデラー
男子テニスで最も優勝回数の多いウィンブルドン優勝者は、ビッグ4の1人、スイス出身のロジャー・フェデラー選手です。
ビッグ4とは、2000年以降の男子テニス界において圧倒的な強さを誇る4人の選手のこと。
その選手の中でも最年長のフェデラー選手が、ウィンブルドンでは計8回も優勝しています。
2003年に初優勝を果たした後、2007年までの間に優勝し続け、5連覇を達成しました。
そして、2009年、2012年、2017年に優勝しています。
フェデラー選手は40歳の2022年に引退するまでテニス界の第一線で活躍し、「生きる伝説」と呼ばれていました。
ピート・サンプラス
アメリカのピート・サンプラス選手は、1993年から1995年で3連覇を達成した後、1997年から2000年で4連覇、計7回のウィンブルドン優勝者です。
2003年の全米オープンにて引退を発表したサンプラス選手は、引退するまでテニス黄金時代の立役者として活躍し続けました。
ノバク・ジョコビッチ
サンプラス選手と同様に計7回のウィンブルドン優勝者となったのが、ビッグ4の1人であるセルビア出身ノバク・ジョコビッチ選手です。
ジョコビッチ選手の初優勝は2011年。それから2014年〜2015年で2連覇、2018年〜2022年で4連覇を果たしました。
年間に9大会開催されるマスターズ大会を全制覇するという史上初の偉業を成し遂げており、今後もさらに注目していきたい選手の1人です。
女子テニス
マルチナ・ナブラチロワ
女子テニスで1番優勝回数が多い選手は、1978年に初優勝を果たしたチェコのマルチナ・ナブラチロワ選手です。
初優勝した翌年の1979年に優勝、さらに1982年から1987年までの間に優勝し続け、なんと6連覇を達成しました。
その後も1990年に優勝し、ウィンブルドンでは計9回も優勝者となっています。
2006年に引退したものの、ナブラチロワ選手は今でも女子テニス界のレジェンドとして知られる選手です。
ステフィ・グラフ
次にご紹介する旧西ドイツ・マンハイム出身のステフィ・グラフ選手は1988年に初優勝し、翌年の1989年に2連覇を達成。
それから1991年から1993年に3連覇、1995年から1996年に2連覇を果たし、計7回のウィンブルドン優勝者となりました。
1999年に30歳という若さで引退したグラフ選手ですが、ドイツテニス界の伝説的選手として語り継がれています。
セリーナ・ウィリアムズ
最後にご紹介するウィンブルドン優勝者は、アメリカのセリーナ・ウィリアムズ選手です。
S・ウィリアムズ選手もグラフ選手同様、ウィンブルドンでは計7回優勝しています。
2002年に初優勝、翌年の2003年にも優勝を果たし、2009年〜2010年、2015年〜2016年と3回の2連覇を達成しました。
2022年の全米オープンにて引退を示唆したものの、引退撤回宣言をするなど、これからもテニス界の女王の動向に注目が集まっています。
まとめ
今回の記事では、ウィンブルドンの歴代優勝者についてまとめましたが、いかがでしたか?
また、ウィンブルドンでの優勝回数と合わせて各選手の紹介もしたので、有名なテニス選手も知れるきっかけになったのではないでしょうか?
ウィンブルドンでの優勝者がどの選手なのか、引き続き注目していきたいですね!
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