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【全豪オープン】賞金額一覧!近年の賞金推移もご紹介!

きっとかなり貰えるだろうなと想像できるテニスの賞金。
グランドスラムと呼ばれる四大大会ともなると、実際にその賞金はかなりの額になります。
では毎年1月に開催される全豪オープンの賞金額はいくらなのでしょうか。
今回は、全豪オープンの賞金を調査。
賞金額一覧と、近年の賞金額の推移、他の大会との比較をご紹介します。

2023年の賞金額一覧

2023年全豪オープンの賞金総額は7650 万ドル(約68億円)。やはりかなりの高額です。
そして選手に贈られる賞金額は、以前は男女間に差がありましたが、今は同額。勝ち上がればどれほどの賞金が出るのか、一覧でご紹介します。
なお賞金額の「ドル」はオーストラリアドルです。

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男女シングルス賞金

2023年大会の男女シングルスの賞金額は以下のようになりました。

優勝:297万5000ドル(約2億6000万円)
準優勝:162万5000ドル(約1億4000万円)
ベスト4:92万5000ドル(約8200万円)
ベスト8:55万5250ドル(約4900万円)
4回戦:33万8250ドル(約3000万円)
3回戦:22万7925ドル(約2000万円)
2回戦:15万8850ドル(約1400万円)
1回戦:10万6250ドル(約950万円)
予選3回戦:5万5150ドル(約490万円)
予選2回戦:3万6575ドル(約320万円)
予選1回戦:2万6000ドル(約230万円)

優勝賞金もさることながら、予選1回戦に勝つだけでも賞金は約230万円と高額になります。
とはいえ四大大会は出場するだけでも大変で、本戦に出場するためのボーダーラインはランキング110位前後。予選のボーダーラインは240位前後で、それ以下の選手は基本的に出場すらできないのです。

男女ダブルス賞金

男女ダブルスの賞金額はシングルスと比べると大きく下がり、以下の額になります。

優勝:69万5000ドル(約6200万円)
準優勝:37万ドル(約3300万円)
ベスト4:21万ドル(約1800万円)
ベスト8:11万6,500ドル(約1040万円)
3回戦:6万7250ドル(約600万円)
2回戦:4万6500ドル(約410万円)
1回戦:3万975ドル(約270万円)

これは1ペアに贈られる賞金額。当然、2人で分けることになります。

混合ダブルス賞金

ミックスダブルスの賞金額はダブルスよりさらに下がります。

優勝:15万7750ドル(約1400万円)
準優勝:8万9450ドル(約800万円)
ベスト4:4万7500ドル(約420万円)
ベスト8:2万5250ドル(約220万円)
2回戦:1万2650ドル(約110万円)
1回戦:6600ドル(約59万円)

こちらも1ペアに贈られる賞金額です。

【全豪オープン】近年の賞金額の推移

では全豪オープンの賞金額は以前と比べて増えているのでしょうか?
近年の賞金額の推移をご紹介します。

賞金総額の推移

まずは2001年以降の賞金総額の推移。こちらも単位はオーストラリアドルです。

2001年 1385万7625ドル
2002年 1650万ドル
2003年 1818万ドル
2004年 1900万ドル
2005年 1910万ドル
2006年 1930万ドル
2007年 2000万ドル
2008年 2060万ドル
2009年 2314万ドル
2010年 24,094,000
2011年 2500万5635ドル
2012年 2600万ドル
2013年 3000万ドル
2014年 3300万ドル
2015年 4000万ドル
2016年 4400万ドル
2017年 5000万ドル
2018年 5500万ドル
2019年 6250万ドル
2020年 7100万ドル
2021年 8000万ドル
2022年 7500万ドル
2023年 7650万ドル

年々増額していますが、2021年から2022年にかけてだけ、なぜか賞金総額が減っています。
実は2021年が8000万ドルと高額になっているのは、新型コロナのパンデミック対策費として賞金がプラスされたから。対策費を増額する前の賞金総額は7150万ドルと発表されていました。
つまりコロナ禍による増額を換算しなければ毎年着実に増加していることになります。
特に上昇幅が大きくなったのは2013年以降。なんと毎年10%以上も増額しています。

シングルス優勝賞金

男女シングルスの優勝賞金が同額になったのは、2001年から。
その前年の2000年は、男子が75万5000ドルで女子は71万7000ドルでした。
そして2001年以降の優勝賞金は以下のように推移しています。

2001年 83万500ドル
2002年 100万ドル
2003年 112万7850ドル
2004年 120万ドル
2005年 120万6620ドル
2006年 122万ドル
2007年 128万1000ドル
2008年 137万ドル
2009年 200万ドル
2010年 210万ドル
2011年 220万ドル
2012年 230万ドル
2013年 243万ドル
2014年 265万ドル
2015年 300万ドル
2016年 340万ドル
2017年 370万ドル
2018年 400万ドル
2019年 410万ドル
2020年 412万ドル
2021年 275万ドル
2022年 287万5000ドル
2023年 297万5000ドル

大きな変化があったのはこちらも2021年。優勝賞金が大きく減っています。
実はこれもコロナ禍対策。上位ラウンドの賞金を抑え、下位ラウンドにより多く配分するという方針で、2023年にもその傾向は続いています。

【全豪オープン】賞金額 他の大会との比較

では他のグランドスラム大会と比較して全豪オープンの賞金は多いのでしょうか。
通貨が違うため直接の比較はできませんが、参考に日本円で比較すると以下のようになります。
(開催時期を揃えるため2022年の額で比較)

賞金総額

まず賞金総額は、以下の通りになります。

全豪全仏ウィンブルドン全米
7500万豪ドル4360万ユーロ4035万ポンド6010万2000米ドル
約61億8000万円約58億9000万円約67億2200万円約82億6000万円

全米オープンは高額ですが、他はほぼ同じような額になっています。

シングルス優勝賞金

続いて、シングルスの優勝賞金を比較すると、このようになります。

全豪全仏ウィンブルドン全米
287万5000豪ドル220万ユーロ200万ポンド260万米ドル
約2億3700万円約2億9700万円約3億3300万円約3億5700万円

こちらは全米とウィンブルドンが高く、全豪は少し低めになりますが、以前の額と比較すると、下位ラウンドとの配分の違いが大きいと考えられます。

まとめ

全豪オープンの賞金額は近年かなりの勢いで増えています。
近年はパンデミック対策もあって下位ラウンドへの配分が増加。プロテニスプレイヤーにとっては、とにかく出場して1度でも勝つことが重要になっています。
まずは四大大会に出場可能なランキングに入ること。
選手たちはそれを目指して下位ツアーを戦っているのです。

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スポーツで人生楽しむ自然派ライター

筋トレとアウトドアをこよなく愛するライター。某FM局の作家時代、筋トレマスターに師事し、トレーニングブログを3年間で100本以上執筆しました。

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