バンジージャンプは非日常の恐怖を味わえるアクティビティの代表。
挑戦してみたいけど、日本に良いバンジージャンプがあるのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
実は深い峡谷や高い橋が多い日本は、バンジージャンプに最適な国。
近年はその規模がまさに世界レベルのバンジージャンプも続々と登場しています。
今回は、日本のバンジージャンプの高さランキングをご紹介。
トップ10をカウントダウンします。
【バンジージャンプ】とは?
バンジージャンプは、橋や崖などの高所から命綱を装着して飛び降りるアトラクション。
バンジーという言葉には「ゴムひも」という意味があります。
バンジージャンプの歴史
バンジージャンプはもともと南太平洋のバヌアツ共和国で行われる「ナゴール」という成人の儀式でした。
それを見たニュージーランド人のA.J.ハケットという人が、1988年にゴムひもを使ってスポーツとして成立させたのが始まり。
彼が開業した世界最初の商業バンジージャンプはカワラウブリッジという橋から飛び降りるもので、その高さは47mでした。
その後、さまざまなバンジージャンプが登場。2人一緒に飛ぶタンデムや、ゴムの力で上に向かって打ち上げられる逆バンジー、ゴムひもなしでネットに飛び降りるひもなしバンジーなども人気を集めています。
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【バンジージャンプ】高さランキング
日本のバンジージャンプの高さはどれくらいなのでしょうか。
早速カウントダウンしましょう。
第10位
第5位は、開運バンジー。
高さは30mです。
ジャンプ台がある奈良県三郷町の開運橋は、なんと昭和6年につくられた歴史ある橋。登録有形文化財の橋から飛べるのもここの魅力です。
料金は1回目が1万2000円で、同日2回目は6000円、2回目以降は認定書と身分証明書提示で8000円となっています。
第9位
第9位は、鷲羽山ハイランドです。
高さは33m。
ブラジリアンパーク鷲羽山ハイランドは、岡山県倉敷市にあるテーマパーク。
橋を利用したもの以外のバンジージャンプとしては日本一の高さを誇ります。しかもこのテーマパークがあるのは海抜170mの高地。そのため体感的にはより高く感じます。瀬戸内海の絶景を眺めながらジャンプできるのも魅力。
料金は入場料とは別に2000円となります。
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第8位
第8位は、みなかみバンジーです。
高さは42m。
群馬県みなかみ町の諏訪峡大橋にジャンプ台があり、激流の利根川に向かって飛びます。谷川岳など雄大な山々に包まれた絶景も魅力です。
営業は4月から11月まで。料金は1回目が1万2000円、同日2回目は6000円、みなかみバンジー経験者は認定書と身分証明書提示で7000円となります。
第7位
第7位は、八ッ場バンジーです。
高さは45m。
全長494mの八ッ場大橋は、群馬県長野原町の八ッ場ダム建設に合わせて作られた橋です。吾妻の渓谷や八ッ場ダムといった雄大な景観に向かってジャンプできるのが魅力。ちなみにここは、ダムに水が満たされる以前は期間限定で106mという高さを誇っていました。
料金は1回目が1万3000円で、同日の2回目は6000円、2回目以降は認定書と身分証明書提示で7000円。
水面に触れるウォータータッチは2万4000円となります。
第6位
第6位は、秩父ジオグラビティパーク。
高さは50mです。
埼玉県秩父市に2019年にオープンした秩父ジオグラビティパークは、アドレナリン・興奮・グラビティ(重力)にこだわった体験施設。ジップラインや吊り橋、バンジーブランコなどの絶叫アクティビティがある中に「キャニオンバンジー」というバンジージャンプもあります。
ここの高さ50mは、渋谷109とほぼ同じ。しかもジャンプ台までは隙間だらけの吊り橋を歩いていく必要があるためスリル倍増で、他にはない恐怖を味わえます。
料金は1回目が1万4000円で、同日2回目は5000円です。
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第5位
第5位は、富士バンジーです。
高さは54m。
絶景スポットとして有名な静岡県富士市の須津渓谷橋から大棚の滝に向かって飛ぶ、爽快なバンジージャンプです。
ここは紅葉スポットとしても人気。余裕があれば紅葉に包まれるジャンプが楽しめます。
料金は1回目が1万3000円で、同日2回目は6000円。2回目以降は認定書と身分証明書提示で7000円となります。
GoProレンタル無料も魅力です。
第4位
第4位は、猿ヶ京バンジーです。
高さは62m。
群馬県みなかみ町の人造湖・赤谷湖にかかる真っ赤な猿ヶ京水管橋(赤谷水管橋)からジャンプする、写真映え満点のバンジージャンプです。
猿ヶ京の美しい渓谷に吸い込まれるような感覚が味わえるバンジージャンプは四季折々の自然も魅力。特にバンジー後のお花見も楽しめる春がお勧めです。
料金は1回目が1万4000円で、同日2回目は7000円。2回目以降は認定書と身分証明書提示で9000円となります。
第3位
第3位は、五木バンジーです。
高さは66m。
九州を代表するバンジージャンプで、熊本県五木村の小八重橋から川辺川に向かって飛びます。
川辺川は国土省の「水質が最も良好な河川」に16年連続で選出された清流。川の状態によっては、美しい水にウォータータッチもできます。
料金は1回目が1万5000円で、同日2回目は8000円。2回目以降は認定書と身分証明書提示で1万円となります。
第2位
第2位は、竜神バンジーです。
高さ100mは関東で一番高いバンジージャンプ。
オープンした2015年以降、5年間も高さ日本一として知られ、テレビでも数多く紹介された人気のバンジージャンプスポットです。
ジャンプ台がある茨城県常陸太田市の竜神大吊橋は県有数の観光スポット。
全長375mは歩行者用の橋として日本最大級の長さを誇ります。
料金は1回目が1万9000円で、同日2回目は8000円。2回目以降は認定書と身分証明書提示で1万1000円となります。
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第1位
第1位は、岐阜バンジー。
日本一として知られていた竜神バンジーを2020年7月に抜き、常設ブリッジバンジージャンプサイトとして高さ日本一の記録を更新しました。
その高さはなんと215m!
ガラスの床でクラクラすることでお馴染みの東京タワーのメインデッキでも高さ150mですから、いかに恐ろしい高さか想像できるのではないでしょうか。
ジャンプ台があるのは岐阜県八百津町の新旅足橋。全長462mという国内最大級の橋の上からジャンプします。
この岐阜バンジーの特徴は、ウイングスーツを着用すること。ムササビのように空を飛ぶ感覚を味わえ、落下する速度を抑えることもできます。
料金は1回目が2万8000円で、同日2回目は1万3000円。2回目以降は認定書と身分証明書提示で割引となりますが、その料金は季節により変動します。
GoProが無料レンタルとなっていますから、日本一のバンジージャンプ挑戦を後でしっかり自慢できるのもポイントです。
【バンジージャンプ】料金イメージ
バンジージャンプの料金はテーマパークのものが比較的安く、橋から飛び降りるブリッジバンジーの方が高額になります。
そして高さが上がるほどに値段も上がるというイメージ。日本一高い岐阜バンジーでは2万8000円にもなります。しかし絶対に事故を起こさないための日々のメンテナンス費用や保険料などを考えれば妥当といえる金額。なにより一生自慢できる体験なので、この値段でも挑戦者がたくさん集まるのだと言えます。
まとめ
日本一のバンジージャンプはなんと200m超えでした。
ちなみに世界1位の中国・壩陵河大橋は高さ370mと別格ですが、2位以下は200m台。世界5位の南アフリカ共和国・ブルークランズ橋は216mで、岐阜バンジーとの差はわずか1mとなっています。
日本のバンジージャンプの高さも、実は世界レベルなのです。
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