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【高校野球】強いのはどこ?全国の名門校・強豪校とその特徴を紹介

2024年も熱い闘いが予想される全国高校野球選手権。8月7日から17日間の日程で開催されます。今回の大会の特徴は、おなじみの強豪校の多くが順当に勝ち進んできたこと。その中で栄冠を掴むのはどこなのでしょうか?
今回は、第106回全国高校野球選手権の出場校の中から、とくに注目の名門校と強豪校をご紹介!各チームのこれまでの通算成績や、今大会での注目ポイントなどを解説します。

【高校野球】強いのはどこ?名門校編

まずは昔から強い名門高校から。名門だからといって今も強いとは限りませんが、今回ご紹介する高校は、名門の名に恥じない強さをキープしています。

早稲田実業(西東京)

早稲田実業は大正時代から甲子園に出場している名門中の名門。春夏通算で66勝し、昭和32年春、平成18年夏に優勝もしています。平成18年の優勝は、斎藤佑樹投手が駒大苫小牧高の田中将大投手と投げ合い、延長15回で引き分け再試合となった伝説の決勝戦。他にも王貞治選手荒木大輔投手清宮幸太郎選手など、多くのスター選手を輩出しています。
その清宮選手の年以来9年ぶりの甲子園出場となった早稲田実業。今回は超高校級スラッガーの宇野真仁朗内野手にも注目が集まっています。

報徳学園(兵庫県)

報徳学園は甲子園で通算65勝している兵庫の名門。昭和49年の春、昭和56年の夏、平成14年の春に優勝もしています。
それ以上に注目は、2023年、2024年の春の大会で2年連続準優勝していること。そのときはいずれも勝ち上がる途中で大阪桐蔭を下しています。
投手層が厚く、伝統的に堅守のチーム。低反発バットの導入で1点勝負になると、エラーや四死球が致命的結果につながるため、報徳学園の強さが発揮されるはずです。

中京大中京(愛知県)

中京大中京は昭和初期からの名門。甲子園春夏通算136勝、夏の大会の78勝はいずれも圧倒的1位です。昭和6年夏、昭和7年夏、昭和8年夏、昭和12年夏、昭和13年春、昭和29年夏、昭和31年春、昭和34年春、昭和41年春と夏、平成21年夏に優勝。
愛知県は愛工大名電や東邦など名門が多い激戦区ですが、昨年県大会の決勝で愛工大名電に敗れた悔しさをバネに見事突破してきました。身長193センチの2年生・宮内渉吾投手にも注目が集まっています。

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【高校野球】強いのはどこ?近年の強豪

甲子園大会でどこが勝ちそうかといわれたら名前が上がるのは、近年の強豪校です。出場するたびに優勝候補の一角に名前が上がる強豪校が今回はずらりと揃いました。また春からの勢いをキープしている強豪校もあり、目が離せません。

大阪桐蔭(大阪府)

大阪桐蔭は昭和には名前も聞かれなかった高校。その意味では従来からの名門ではないのですが、平成3年春の初出場以来、甲子園で77勝もしている強豪中の強豪です。平成3年夏、平成20年夏、平成24年春と夏、平成26年夏、平成29年春、平成30年春、令和4年春に優勝。
2024年の選抜ではベスト8という成績でしたが、2024年の夏は投手陣が充実
150キロ前後の投手が3人も揃っていて、相手に大量得点を許さない安定度が特徴となっています。

智弁和歌山(和歌山県)

智弁和歌山は平成に入ってから甲子園の常連となった現代の名門。春夏通算で70勝しています。平成6年春、平成9年夏、平成12年夏、令和3年夏に優勝。甲子園に通算38度出場し歴代最多の68勝を記録した高嶋仁監督が有名で、猛打の智弁和歌山で知られました。
2024年夏の智弁和歌山は、県予選で準決勝まで無失点に抑えた投手力と守備も持ち味。先発の松倉投手とリリーフの渡邉投手が智弁和歌山の堅実な守備を支えています。

東海大相模(神奈川県)

東海大相模は、甲子園では春夏合わせて47勝している強豪。昭和45年夏、平成12年春、平成23年春、平成27年夏に優勝しています。
そして何よりも強豪ぞろいの神奈川県を制したことが特筆ポイント。昨年の甲子園の覇者である慶應が敗れるほどの激戦区で、こちらも名門の横浜高校を猛攻で倒し、5年ぶりの甲子園出場を決めました。注目は身長198センチの左腕・藤田琉生投手などの投手陣です。

健大高崎(群馬県)

健大高崎はいわゆる名門・強豪ではありませんが、2024年春に群馬県勢初の春の選抜優勝を勝ち取った注目校。激戦の群馬県大会では甲子園優勝経験がある桐生第一や前橋育英、2023年夏の代表校の前橋商を破って9年ぶり4回目の甲子園出場を決めています。
選抜優勝の立役者となった石垣投手と佐藤投手の2枚看板はこの夏も健在。2018年の大阪桐蔭以来、史上9校目の春夏連覇を狙っています。

神村学園(鹿児島県)

神村学園は昨年の夏のベスト4。何よりも注目は、昨年の甲子園を経験したメンバーが10人もいるということです。経験値では今大会一番かもしれません。
そして鹿児島県大会では決勝まですべての試合で8点以上得点し、圧勝。しかも3回戦以降は全て完封と、投手力にも隙はありません。この勢いをキープすれば昨年以上の成績も期待できそうです。

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まとめ

高校野球の有名な格言が「甲子園には魔物が棲む」。無名の弱小高校が強豪校に勝つこともよくあります。〇〇旋風と呼ばれる驚きの快進撃が見られるのも甲子園の特徴。どこが勝つかはまさに終わってみるまで分かりません。
2024年夏の甲子園を制するのは、名門か、強豪か、それとも旋風か。いずれにしてもしっかり応援したいですね!

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スポーツで人生楽しむ自然派ライター

筋トレとアウトドアをこよなく愛するライター。某FM局の作家時代、筋トレマスターに師事し、トレーニングブログを3年間で100本以上執筆しました。

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