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【親必見】スポーツをする子供のやる気を引き出す方法とは!?

スポーツをする子供のやる気はどのように引き出せば良いのか、お悩みの方は多いのではないでしょうか。

スポーツをするからには、親は頑張ってもらいたいと思うものです。

そこで本記事では、スポーツをする子供のやる気を引き出す方法についてご紹介します。

やる気とモチベーションの違い

「やる気」「モチベーション」は、どちらも普段の生活でよく聞く言葉です。

混同されがちですが、二つの言葉には明確な違いがあります。それは、「行動する前の気持ちか、行動した後の気持ちか」です。

言い換えると、モチベーションは行動する前の動機づけ、やる気はモチベーションによって生まれる気力のことを指します。

やる気は何もしなくても勝手に出てくるものではありません。必ず何かしらのきっかけが必要です。

「モチベーション=やる気」と捉えている方は、頑張ってやる気を出そうとしても上手く出ず、自己嫌悪に陥ってしまうことがあります。

相手のやる気を引き出す場合も同様に、モチベーションとやる気の違いをしっかり理解しておくことが大切です。

行動力を上げるのが目的であれば、「やる気をどうあげるか?」よりも「どんなモチベーションを見つけるか?」の方が重要です。

外発的動機づけと内発的動機づけ

モチベーションを上げることはスポーツや勉強をする上で、子供が出す結果に大きな影響を与えます。

やる気を引き出す前に、まずは子供のモチベーションを上げる方法について考えてみましょう。

モチベーションには「外発的動機づけ」と「内発的動機づけ」の2つの方法があります。

下記では、両者の内容と違いについてご紹介します。

外発的動機づけ

外発的動機づけとは、強制や報酬などを利用して行動させる方法です。「強制的に行動させる」「報酬を与える代わりに行動してもらう」ということなので、最も自発性が低い動機づけと言えます。

そして子供に多用してしまうと、言われなければ、もしくはご褒美がなければ行動しなくなるというリスクがあります。

また、スポーツにおいてよくあるのが、指導者が怒鳴り選手がミスをしたらコートから出て行けと命令することです。

選手に罰を与えることで必死にプレーさせるのも、外発的動機づけの一種と言えます。勝つことを考えればこの方法が一番簡単です。

しかし、この方法ばかりで指導していると、いつの間にか子供は好きでやっていたのが罰を受けたくないからやっているに変わってしまいます。

外発的動機づけの多用は、子供のモチベーションを下げてしまう原因にもなるので、使うときは十分注意が必要です。

内発的動機づけ

一方で内発的動機づけとは、先ほどご紹介した外発的動機づけと違って、外的報酬に基づかない動機づけのことを指します。

子供が自ら進んでやる気を起こすためには、この内発的動機づけを発動させることが大切です。

褒美や罰のために行動するのではなく、「レギュラーになりたい」「もっと上手くなりたい」「試合で勝ちたい」など自分自身がしたいからするという行動です。

自分で決めた目標を達成させるための行動は長続きします。親が何も言わなくても、子供が頑張っているときは内発的動機のおかげです。

子供のやる気を引き出す方法

やる気とモチベーションの違いや外発的動機づけと内発的動機づけについてご紹介しました。

ここからは、実際に子供のやる気を引き出す方法についてご紹介します。

成功をとことん褒める

子供は承認欲求が強く、常に人から認められたいと思っています。特に一番身近にいる親や指導者から認められると、子供の承認欲求は満たされ、やる気が引き出されるのです。

試合で良いプレーがあったら、とことん褒めるようにしましょう。

褒美に頼らず褒めることを繰り返していくうちに、内発的動機づけが生まれる可能性もあります。

なりたい自分をイメージさせる

スポーツや勉強をする上で、良い結果を残すためには目標が必要です。

目標があるのとないのとでは、子供のやる気にも大きな差が出てきます。しかし、意外と目標を持てずにいる子供は少なくありません。

そのようなときは、なりたい自分をイメージさせてみましょう。「レギュラーになりたい」「大会で優勝したい」など、さまざまな答えが出てくるはずです。

子供が答えを出すことができたら、あとはなりたい自分になるための過程をイメージさせます。

自分は何をするべきなのか、何を変えるべきなのかが分かれば、子供はやる気に満ち溢れるでしょう。

親の感情を押し付けない

親は子供の成功を願っているものです。だからこそ、「ここはこうした方が良かったんじゃない?」など、プレーに対して意見してしまうこともあるでしょう。

子供は親に期待されることが嬉しいと感じる反面、意見しすぎるとやる気をそいでしまう場合があるので注意が必要です。

まとめ

今回は子供のやる気を引き出す方法についてご紹介しました。

子供のやる気を引き出すためには、褒めることが大切です。良いプレーはとことん褒めてあげましょう。

繰り返していくうちに、子供のやる気は自然と引き出されます。

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らん

らん

アウトドアもインドアも大好き系ライター

学生の頃バスケを7年間やっていました!最近はヨガにハマっていて、人生で初めて長座体前屈の時につま先を触れるようになりました。趣味はカフェ巡りと海外旅行。アメリカに行ってNBAを観戦するのが夢です。

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