2023年最大のスポーツイベントであるラグビーワールドカップ。
前回の日本大会でベスト8入りした日本代表には大きな期待が集まっています。
その日本代表をファンと共に支えているのが、数々のスポンサー企業。
ラグビー日本代表はどのような企業やブランドが支えているのでしょうか。
今回は、ラグビー日本代表のスポンサーをご紹介します。
【JRFU】ラグビー日本代表の種類とサポート企業の種類
ひとことで「ラグビー日本代表のスポンサー」と言っても、実はどちらの言葉にもいくつかの種類があります。
ラグビー日本代表の種類
まずはラグビー日本代表。
こちらは一種類ではなく、15人制ラグビーの男子日本代表と女子日本代表、そして7人制ラグビーであるセブンスの男子日本代表と女子日本代表の4種類に分けられます。
それらを統括しているのがJRFU(日本ラグビーフットボール協会)です。
ただしサポート企業に関しては15人制と7人制の区別はなし。「日本代表」のスポンサーなら男女の15人制と7人制の全て、「男子日本代表」のスポンサーなら男子の15人制と7人制の両方をサポートすることになります。
サポート企業の種類
日本代表を支えるサポート企業にはランクがあります。
最上位は日本代表トップパートナー。
その下に男女それぞれの日本代表オフィシャルパートナーが続き、さらに日本代表オフィシャルスポンサー、日本代表オフィシャルサポーター、日本代表サプライヤーの順となります。
こういった種類のどれかとして契約することで、サポート企業となるのです。
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【JRFU】ラグビー日本代表スポンサー・パートナー一覧
男女を別にすると7つの種類に分けられるサポート企業。
順にご紹介しましょう。
日本代表トップパートナー
最上位となる日本代表トップパートナーはこの会社です。
大正製薬 | 製薬会社 |
日本代表選手のユニフォームにも書かれている「リポビタンD」でおなじみの大正製薬株式会社は、2020年からラグビー日本代表トップパートナーを務めている企業。
それ以前にも2001年からは日本代表オフィシャルスポンサー、2016年からは日本代表オフィシャルパートナーとしてラグビー日本代表チームを支え続けてきました。
また2002年からは日本代表が海外の代表チームなどを招いて対戦する試合もサポート。「リポビタンDチャレンジ」、「リポビタンDチャレンジカップ」として大会冠スポンサーを務めています。
一方で2022年にはニュージーランドラグビー協会のプレミアムグローバルパートナーにも就任。オールブラックスを日本に招くなど、世界最高峰のラグビー文化に触れる機会も作ろうとしています。これは日本のラグビーの裾野を広げることにもつながる活動。
このようにして日本ラグビー界全体の発展にも取り組んでいるのです。
男子日本代表オフィシャルパートナー
男子日本代表オフィシャルパートナーは以下の企業・ブランドが務めています。
東芝 | 総合電機メーカー |
SMBC(三井住友銀行) | 都市銀行 |
セコム | 警備サービス会社 |
カンタベリー | ニュージーランドのスポーツアパレルブランド |
東芝はジャパンラグビーリーグワン所属のチーム「東芝ブレイブルーパス東京」の親会社。これまで日本代表チームのメンバーに多くの選手が選抜されてきた縁もあって、オフィシャルパートナーになっています。
SMBCはラグビー日本代表だけでなく、小学生から大学生まで各世代のラグビー大会も協賛。こうした活動を通じてラグビー界全体を応援しています。
セコムは「愚直に前へと突き進む」というラグビーの競技性に共感し、サポートしている企業。2016年から男子日本代表のオフィシャルパートナーを務めていますが、それ以前の2014年から女子日本代表のオフィシャルパートナーも務めています。
カンタベリーは1997年から日本代表をサポートしてきた企業。
今後も少なくとも2027年まではスポンサーを続けることがすでに決まっています。オフィシャルパートナーとして日本代表を幅広く支援。さらに試合用ジャージやトレーニングウェア、機能性アンダーウェアなどの提供もしています。
女子日本代表オフィシャルパートナー
女子日本代表オフィシャルパートナーは以下の企業・ブランドが勤めています。
太陽生命 | 生命保険会社 |
セコム | 警備サービス会社 |
カンタベリー | ニュージーランドのスポーツアパレルブランド |
男子日本代表オフィシャルスポンサー
男子日本代表オフィシャルスポンサーは以下の企業です。
三菱地所 | 総合不動産デベロッパー |
ヒト・コミュニケーションズ | 人材派遣会社 |
キヤノン | 精密機器メーカー |
アサヒビール | ビールメーカー |
女子日本代表オフィシャルスポンサー
女子日本代表オフィシャルスポンサーは以下の企業です。
三菱地所 | 総合不動産デベロッパー |
青南商事 | 廃棄物処理業者 |
アサヒビール | ビールメーカー |
日本代表オフィシャルサポーター
日本代表オフィシャルサポーターには以下の企業・ブランドが入っています。
JTB | 旅行会社 |
TOPPAN | 総合印刷会社 |
オンワード樫山 | アパレル・宝飾品会社 |
マスターカード | クレジットカードブランド |
REGZA | 電機メーカー |
日本代表サプライヤー
サプライヤーは資金面でのサポートではなく、物品やサービスの提供を行う企業やブランドです。
ギルバート | ラグビーボールメーカー |
SAVAS | スポーツ飲料・サプリメントブランド |
アサヒ飲料 | 清涼飲料水メーカー |
日の丸自動車興業 | バス会社 |
ラグビーのルーツは、1823年にイギリスのラグビー校のエリスという人物がフットボール(現在のサッカーに近いスポーツ)のボールを拾って腕に抱え、走ったこと。ギルバートはこのときすでにラグビー校にボールを販売していた老舗です。以来ラグビーボールを提供し続けているこの会社は、日本代表チームとトップリーグ、JRFUの主要大会にボールを提供しています。
そして日の丸自動車興業は、さまざまなスポーツにチームバスを提供している会社。ラグビーでは日本代表チームバスを提供して活動を支えています。
まとめ
ラグビー日本代表を支援している多くの企業。
これらの企業は日本代表だけでなく、ラグビー界全体がより盛り上がることを願ってサポートをしています。
その大きな理由が、「One for All,All for One」というラグビーの理念。
どの企業もチームプレーを大切にするラグビーの姿勢に共感して、このスポーツを支えているのです。
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