どこよりも熱くお届けするスポーツコンテンツ

NEW POST

スポスルマガジンの最新記事

スポーツを探求する

【アーチェリー】コツは〇〇!ハイスコアを目指すために重要なこと!

アーチェリーは、近距離なら初心者でも比較的簡単に的に当てることができるスポーツです。

ところがさらに上達しようとすると壁にぶつかりがち。多くの人が「なかなかスコアが伸びない」という悩みを持つことになります。

そのようなときにはとにかく練習を繰り返すべきでしょうか?

いいえ。実はそれは逆効果であることが多いのです。

ここではアーチェリーでハイスコアを狙うコツを紹介します。

アーチェリーのコツ ①筋トレ

忘れがちですが最も重要なコツ、それは必要な筋肉を鍛えることです。

いきなりコツが筋トレでがっかりした方がいるかもしれません。しかしこれはハイスコアを目指すためには避けては通れない道。

アーチェリーは硬い弓を引くスポーツなので、最低限の筋力はどうしても求められます。

またアーチェリーで筋力というと、弓を引く腕の筋肉を重視しがちです。しかし正しいフォームを支えるために求められるのは体幹の筋力。

実際には体幹の筋力が足りないために、初級者の多くが腕力を使った無理な引き方になり、フォームを崩していると言われています。

筋力が足りない部分は人それぞれですから、コーチにフォームをチェックしてもらい、鍛えるべき部分を教えてもらうことが大切。

これをせずに腕力に頼った引き方をしているとフォームが安定せず、練習をすればするほど下手になってしまいがちです。

逆に筋力に余裕があれば体幹を使って楽に引けるように。練習で疲れにくくなります。

筋トレは大変ですが、スコアアップのための最も手っ取り早いコツと言えるかもしれません。

アーチェリーのコツ 意識すべきプラス3つの動作

アーチェリーで矢を放つまでの動作は国や団体によって様々な解釈がありますが、日本で最も一般的な全日本アーチェリー連盟推奨の動作は以下の8つになります。

1:スタンス(的に向かってつま先が一直線になるように立つ)

2:セット(両肩を落として重心を低くする)

3:ノッキング(矢をつがえ、顔を的に向ける)

4:セットアップ(弓と矢を持って両腕を上げる)

5:ドローイング(弓を引く)

6:フルドロー(引き切って狙いを研ぎ澄ませる)

7:リリース(矢を放つ)

8:フォロースルー(リリースの姿勢を数秒間保つ)

これは弓道の射法八節に似せて考案されたもの。日本独自の考え方ですが、基本を覚えやすいというメリットがあります。

ただしこれで十分かというと、実はそうではないのです。

5のドローイングと6のフルドローの間にある3つの動作を意識することが、ハイスコアを狙うためのコツになります。

コツ②アンカリング

アンカリングとは顔の横に引き手を固定すること。この動作をしっかり意識し、弦が鼻・唇・アゴの3点に触れるように固定します。

顔の3点を正しい引き位置の物差しとして使うことで、安定させるのです。この位置がいい加減だとリリースがぶれることに。

毎回全く同じ位置でアンカリングすることがコツになります。

人によっては弦が鼻につかないということも。その場合は無理につけるのではなく、自分なりの位置を見つけることが重要です。

コツ③ホールディング

ホールディングは弓をいっぱいに引いた状態でそのまま保つこと。ホールディングをしっかり行うことで左右の誤差を無くします。

力が必要ですが、ここで無理に腕の力を使うとかえってぶれやすくなります。

一般的には腕で引くのではなく肘で後ろを押す感覚で行うことがコツだとされています。

コツ④エイミング

エイミングはサイトを使って的をしっかり狙う動作。このときに目の焦点がサイトピンに合ってしまう人が多いのですが、しっかり的に焦点を合わせる必要があります。

意外とありがちなのが、利き目と反対の目でエイミングしてしまうミス。狙いは効き目で行わないと左右に外れやすくなります。

またサイトピンの揺れを小さくしようと力んでしまうのは逆効果。揺れを小さくしようとはせず、的に向かって押し手をしっかり押し続けるのがコツだとされています。

ただしどうしても揺れがひどい場合は、筋力不足が原因である場合がほとんどです。

アーチェリーのコツ ⑤動画とノートを活用

アーチェリーは正しいフォームを身につけ、安定させることが重要。そのためには上級者の動画を何度も見てフォームを盗むのが近道です。

また自分のフォームを動画で撮影し、チェックすることも効果的。上級者のフォームと比べれば自分の間違っている部分を客観的に知ることができます。

さらにアーチェリーノートを作ることも上達のためのコツです。

動画のチェックで発見したこと、コーチなどからアドバイスされたこと、試してみて成功したことや失敗したこと、セッティングに関することなどをメモ。

感覚的で忘れがちなことを言葉にして残すことでより理解でき、悪い癖が出てきたときなどに修正しやすくなります。

まとめ

多くのスポーツと同様、アーチェリーでも最終的には「無意識で体が動く状態」を目指します。

そのため多くの人がともかく反復練習をしがちですが、実は逆効果になっている可能性も。筋力が不足している方は、まず必要な筋力をつけることが近道になります。

また無意識で体が動くまでは、逆にしっかり意識して自分をチェックするのも重要なコツ。

アンカリング、ホールディング、エイミングなどの動きを1つ1つ丁寧に意識しながら行うことで「無駄な練習」が減り、ハイスコアを狙えるようになるはずです。

【関連記事はこちら】⇩
【アーチェリー】ルールは簡単!大会形式にも注目して楽しもう!
【アーチェリー】弓道の違いとは?5つの相違点を徹底解説!



  • この記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
でかむ

でかむ

スポーツで人生楽しむ自然派ライター

筋トレとアウトドアをこよなく愛するライター。某FM局の作家時代、筋トレマスターに師事し、トレーニングブログを3年間で100本以上執筆しました。

  1. 【パリオリンピック】バスケットボールの組み合わせや日程を解説!

  2. 【パリオリンピック】暑さと天気は?危険な熱波への対策もご紹介

  3. 【パリオリンピック】世界の注目選手|世界新記録が期待できるのは?

PAGE TOP