リレーは個人の足の速さだけでなく、バトンパスも含めたチームプレーが魅力的なスポーツです。
運動会でもクラス対抗リレーなどがあるので、誰しも知っているスポーツとも言えるでしょう。
そんなリレーの記録を手っ取り早く伸ばすためには、バトンパスの練習をすることをおすすめします。
この記事ではバトンパスのコツをまとめているので、「リレーの記録がなかなか伸びない」「リレーのタイムを縮めたい」という方に読んで欲しい内容です。
この記事でご紹介するバトンパスのコツをぜひ参考にしてみてくださいね。
リレーの記録を伸ばすためにはバトンパスが重要!
「バトンパスなんて、ただ渡して受け取ればいいだけじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
リレーにおいて重要な鍵となるのはバトンパス。
個人のタイムを大幅に縮めることは難しいですが、バトンパスならそれが可能です。
よりスムーズに早くバトンパスができるなら、リレーの記録も伸ばせること間違いありません。
記録を伸ばすためのポイント
まず、記録を伸ばすためのポイントをご紹介しましょう。
バトンを受け取る側も渡す側も共通して意識した方がいいポイントです。
テイクオーバーゾーンを有効に活用する
テイクオーバーゾーンとは、バトンを受け取れる範囲のことです。
バトンの受け渡しがテイクオーバーゾーン内でできなかった場合、やり直しまたは失格となります。
ここでご紹介するのは、「バトンを受け取る側の待つ位置を決めておく」ということです。
バトンを渡す側の足が速ければテイクオーバーゾーンの奥の方で待ち、バトンを渡す側の足が遅ければ手前で待ちます。
つまり、「足の速い方にできるだけ長く走ってもらおう」ということ。バトンを受け取る側と渡す側の足の速さに差がある時に有効です。
走り出すタイミング
バトンを受け取る側は渡す側との距離を確認して走り出さなければなりません。
そして、両者ともバトンパスをするまでスピードを落とさないことが、記録を伸ばすためには大切です。
練習を重ねることでしか走り出すタイミングは掴めないので、距離感を何回も測って試す必要があります。
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バトンを受け取る側のコツ
「バトンを受け取るのが難しい」というイメージのある方がほとんどだと思います。
テイクオーバーゾーンを越えないように配慮や、走り出すタイミングを測るのもバトンを受け取る側が意識しなければならないことです。
ただ、記録を伸ばすためにはそれ以外にもコツがあります。
ここではバトンを受け取る側のコツをご紹介していきましょう。
コツ①受け取る手の形と腕の角度
バトンの受け渡しって、渡す側の渡し方が大切だと思っていませんか?
実は、バトンを渡しやすい手の形と腕の角度があるのです。
手は親指を90度に開いて大きく手を開き、親指を地面に向けるとバトンが落ちにくいです。そして、腕は地面と並行になるように意識するとバトンが最短で届きやすくなります。
バトンを受け取る側も、バトンを渡しやすいように配慮するのが大切ですね。
コツ②目線を前に向ける
ちゃんとバトンを受け取れるか不安で目線を後ろに向けたり、テイクオーバーゾーンを越えないか不安でついつい下を見てしまいがちですよね。
目線を後ろや下に向けることで、走るスピードは必ず減速します。そのため、目線は前を向いてスピードを落とさないようにしましょう。
バトンを渡す側のコツ
「バトンを渡すだけならそんなに難しくない」と思う方もいるかもしれませんが、記録を伸ばすためにはバトンを渡す側の配慮も必要です。
ここではバトンを渡す側のコツをご紹介しましょう。
コツ①バトンの渡し方
走りながらバトンを渡す時は、受け取る側の手のひらに押しつけるような感覚で渡します。
バトンをしっかり渡せないとバトンを落としてしまい、その分タイムロスになりますよね。そうならないためにも、バトンはしっかりと渡すようにしましょう。
コツ②バトンを渡すタイミングでの声がけ
バトンを受け取る側は、いつどのタイミングでバトンが渡されるか分からない状態です。それに状況を把握して伝えられるのはバトンを渡す人しかできません。
ですので、バトンを渡せる間隔になった時に合図となる声がけをすると良いでしょう。
そのタイミングでバトンを受け取る側が手を後ろに出せば、お互いに速いスピードでバトンパスができます。
バトンパスのタイミングを合わせてリレーの記録を伸ばそう!
バトンパスは走り出すタイミングやバトンを渡す時のタイミングが重要です。
つまり、バトンパスのコツはタイミングが命だと言えるでしょう。
また、バトンを受け取る側と渡す側、お互いの配慮やコミュニケーションも大切だということも分かりましたね。
バトンパスがスムーズにできるようになるまでは練習も必要ですが、リレーの記録を伸ばすにはバトンパスが重要な要素のひとつです。
「リレーの記録を伸ばしたい!」という方は、今回ご紹介したバトンパスのコツをぜひ試しにやってみてくださいね。これであなたもリレーの記録を伸ばせること間違いなしです!
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