高い瞬発力や安定したシャトルコントロールが求められるバドミントン。
さまざまなショットを状況によって打ち分けることは難しいですよね。
そこでこの記事では、バドミントンが上達するコツについてご紹介します。
正しいフォームを習得して、実践に活かしましょう。
バドミントンが上手くなるコツ
バドミントンだけにかかわらずですが、上達するコツは基礎と反復です。まずは徹底して基本を習得しましょう。
正しいフォームを身につける
バドミントンでは、正しいフォームを身につけることで、安定したショットが打てるようになります。どんな一流プレーヤーでも基礎を怠っている人はいません。
基礎には先人がおこなってきた経験や知恵が詰まっています。自己流で解決しようとすれば、長い年数がかかるでしょう。しかし、ある程度の型があれば、どんな人でも技を習得しやすくなります。
また基礎を徹底して習得したあとに、応用力が身につくものです。はじめから難しいショットを練習せず、フォアハンドやバックハンドで相手コートに入れることを目的にしてみてください。
繰り返し練習をする
相当な天才ではない限り、技を一目見ただけで習得するのは難しいものです。反復練習は少し退屈に感じるかもしれませんが、練習こそスキルをアップさせる近道だといえます。
「分かる」と「できる」は異なります。ほかの人のプレーを見てやるべきことが分かっていても、いざ実践するとできない人も多いのではないでしょうか。
そんな人でも繰り返し練習すれば、分かるからできるように変えられるものです。また練習量に比例して、どんな状況でも安定してプレーできるメンタルが強化されるでしょう。
とくに「練習ではできるけど、本番になるとミスをしてしまう」と感じている人は、反復練習を増やしてみてください。
筋トレを取り入れる
ラケットでの練習ももちろん大切です。しかし同時に筋力トレーニングも練習に取り入れましょう。
バドミントンは、体幹や瞬発力がアップすることにより、シャトルに対して素早い反応ができるようになります。
とくに下半身は重点的に鍛えると良いでしょう。おすすめのメニューはプランクです。うつ伏せになった状態で肘を90度に曲げながら、一直線に身体をキープします。
ポイントはお尻を上げすぎないこと。また片足を浮かせることで、より身体に負荷がかかります。
バドミントンでスマッシュを上手く打つコツ
バドミントンにおいてスマッシュは、攻撃の要となるショットです。正確なコースを狙い、得点を目指しましょう。
腕が伸びた状態でショットを打つ
右利きの場合、スマッシュは左手を挙げて前方に打点があるように構えます。ポイントは頭の真上ではなく、少し身体の前方で捉えること。
真上に打点があると、山なりのショットになってしまいます。左手で距離感をはかりつつ適切な場所で打ちましょう。
またできる限り右ひじは、肩と同じぐらいの高さまで上げると、シャトルを上から捉えやすくなります。
フォームが固まれば、スマッシュやクリアなどの区別がつきにくいので、相手を惑わせる効果もあります。腕が伸びた状態で打つ意識をして練習に取り組みましょう。
身体を開かずに半身になる
力強いスマッシュを打つには、シャトルに対して半身の状態で捉えることが大切です。
右利きの場合は、まず右足に重心をかけます。シャトルを捉える直前では、右足から左足に重心を移動させましょう。
重心の切り替えとタイミングを意識しつつ、しっかりとシャトルに体重が乗るようにしてください。はじめは感覚をつかみにくいので、半身の状態で構えながら体重移動をしてみましょう。
ラケットをしっかりと振り抜く
シャトルを打つ前の動作も大切ですが、ラケットをしっかりと振り抜く意識を持てば、より攻撃性を高められます。
ポイントは肩を相手に見せつけること。大きなスイングで、最後までしっかり振り切りましょう。肘から手首の順番で腕を回すフォームが理想です。
振り抜くようなフォームでも、良いショットが打てると、守備の時間ができます。試合でも焦らずきちんとしたフォームで打てるようになりましょう。
バドミントンでヘアピンを上手く打つコツ
ヘアピンはほかのショットと組み合わせることで緩急をつけられます。繊細なタッチが必要になるので、難しいですが、練習を繰り返しましょう。
体重移動を重視する
ヘアピンはラケットでネット際に落とすのではなく、前後の体重移動で軽く触れるような感覚で打ちましょう。
体重移動のメリットは、手打ちにならない、シャトルに対して早く反応できるなどです。ヘアピンの際は、片足を大きく一歩出します。ポイントはラケットを胸の高さでキープすること。
後ろからラケットを回すと、山なりのショットになってしまいます。あくまでシャトルには軽く触れる程度で、体重移動をメインに打ってみてください。
ラケットを軽く握る
繊細なタッチが必要になるヘアピンですが、強く握ると相手が打ちやすいショットになってしまいます。
ポイントはラケットを軽く握ること。親指と中指で支える程度に持てば、シャトルの感覚が分かりやすくなるでしょう。
感覚がつかめるまで、繰り返し練習してみてください。
まとめ
バドミントンが上手くなるコツは、基礎を徹底し、正確なフォームを身につけることです。そのためには、同じことを繰り返し練習しなければなりません。
オンコートだけでなく、筋トレも取り入れつつ体幹を鍛えると、安定したショットが打てるようになるでしょう。
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