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【あやとび】練習方法やコツ7つをご紹介!上達ポイントも徹底解説!

あやとびは、なわとびの中でも挫折する子どもが多い跳び方。
その理由は一見すると単純そうに見えても、実は子どもにとってはとても複雑な動きだからです。
しかしあやとびは、コツを押さえて練習すれば多くの子どもができるようになります。
今回はあやとびの跳び方の基本とコツ、練習方法、上達のためのポイントを解説。
ぜひ参考にして、あやとびをマスターしてください!

【あやとび】とは

まずはあやとびの基本からおさらい。
あやとびとはどのような跳び方なのかを解説します。

あやとびの跳び方

あやとびは「前跳び」と「交差跳び」を交互に行う技です。
その動きは、以下の①〜③の繰り返しとなります。

①前跳びを行い、なわが地面に触れたら、おへその前で大きく腕を交差させて交差跳びに移る。
②交差跳びで、なわが地面に触れたら、腕を開き始める
③腕を開いたら、そのまま前回し跳びをする。

動きとしては、前跳びを行いながら腕を交差させ・開くことの繰り返し。シンプルな動きですが、慣れるまでは難しく感じるはずです。
しかしまずは跳ぶ前の準備で、難易度を下げることができます。

【あやとび】跳ぶまえのコツ

【あやとび】練習方法やコツ7つをご紹介!上達ポイントも徹底解説!①
一言でなわとびと言っても、縄にはいろいろな種類があります。
まずはあやとびに適したものを選ぶことが重要です。

コツ①縄の種類

なわとびで最初に跳び方を覚えるときには、回している感覚を掴みやすい紐(布)の縄が良いとも言われています。
しかしあやとびや二重跳びなど、複雑な動きになると、空気抵抗が大きく操作性の悪い紐(布)は不向き。
ビニール製で適度な重さがあり、少し硬めの縄の方が跳びやすくなります。

コツ②縄の長さ

なわとびの縄の長さは、両足で縄の真ん中を踏み、肘を体につけて横に開いたときにちょうど90度になるのが基本。
しかし技の種類によって最適な長さは微妙に違うのです。
あやとびの場合は腕をクロスするため、最初は少しだけ長めにするのがコツ
こうすれば引っかかりにくくなります。
ただし長めの縄は二重跳びなど他の技には使いにくくなりますから、慣れてきたら短くしていくのがお勧めです。

コツ③グリップ

グリップは長めのものを選ぶのがコツ
交差跳びの失敗の多くは腕の交差不足ですが、グリップの長さがそれを補ってくれます。

コツ④縄のねじれをチェック

縄がねじれていると、交差したときの縄の動きが悪くなって輪が小さくなってしまいます。
なわとびの縄は気づかないうちにねじれて癖がついているもの。
特に保管するときに縄を結ぶと癖がついてしまい、また余った縄をグリップの中に押し込むと、スムースな回転を阻害することも。
縄がキレイに回転する状態になっているか、ねじれや癖がついていないか、しっかりチェックしてください。

【関連記事はこちら】⇩
【簡単】なわとび(縄跳び)のコツは5つ!上達するための練習方法も

【あやとび】上達のためのコツ

続いて上手に跳ぶためのコツをご紹介します。
練習しながら、うまくできているかチェックしてみてください。

コツ⑤腕はおへその前で深くクロス

交差跳びをうまく跳ぶためには、腕を正しい位置深くクロスさせる必要があります。
クロスが浅いと輪が小さくなり、引っかかる原因に。
また深くクロスさせることを意識しすぎて腕の位置が上がってしまうと、自分を抱き抱えるような体勢になってうまく回すことができなくなります。
腕のクロスはおへその前で思い切り深くするのがコツです。

コツ⑥グリップの先端は真横

交差跳びを上手に跳ぶ重要なポイントの一つが、グリップの向き
うまくできない人の多くは、グリップの先端が体の後ろか上を向いていて、ここでも自分を抱き抱えるような格好になっています。
クロスしたときもグリップの先端は真横を向けるのがコツ
これができれば、縄は綺麗な輪を描きやすくなります。
グリップの向きを意識しやすくするためには、人差し指をグリップに沿わせて伸ばす「マウス持ち」がお勧めです。

コツ⑦腕の切り替えタイミング

あやとびで重要なのは、前まわし跳びから交差跳びに移る腕の切り替えのタイミング。
これは地面に縄の先端が着いた瞬間です。縄が頭上にきたところで切り替えると、キレイに回ってくれません。

【関連記事はこちら】⇩
走り縄跳びのコツは?苦手を克服できる練習方法もご紹介!
【二重跳び】コツは7つ!上達するための必要な練習方法もご紹介!

【あやとび】練習方法

【あやとび】練習方法やコツ7つをご紹介!上達ポイントも徹底解説!②
あやとびは簡単な動きから順を追って練習することで習得しやすくなります。
うまくいかなくなったら前のステップに戻って、焦らずゆっくり練習してください。

ステップ①縄止め

「縄止め」は正しい回し方を覚えるためにジャンプをしないで行う練習
前まわし跳びの場合、縄は足の後ろからスタートし、一回転してそのまま足に引っかかるようにします。
次にこれを交差跳びで練習。最初から腕を交差した状態にして、足の後ろから縄を一回転します。
ここで腕の深いクロスやグリップの正しい向きを覚えてください。

ステップ②縄止めからの交差跳び

縄止めがうまくできたら、もう一度交差跳びの縄止めを行って、今度はそのままジャンプします。
うまく飛び越えられたら、交差跳びは1回成功。
今度はそのままで連続の交差跳びに挑戦します。
ここで失敗する場合は、1回ずつ跳びながら、腕の交差やグリップの向きがうまくできているか、もう一度チェックしてください。

ステップ③3回前まわし跳びからの交差跳び

連続の交差跳びに成功したら、次は前まわし跳びから交差跳びに移る練習をします。
このときお勧めなのが、3回前回し跳びをしてから交差跳びをすること。
この方法が最もリズムが取りやすいと言われています。

ステップ④交差跳びから前まわし跳び

実は引っかかることが多い交差跳びから前まわし跳びに戻すタイミングは、もう一度縄止めで練習します。
まずは腕を交差した状態で足の後ろからスタート。
ジャンプはせずに、縄が1回転している間に腕を戻すタイミングだけ練習します。

ステップ⑤組み合わせの練習

それぞれの切り替えの仕方を覚えたら、いよいよ前まわし跳びと交差跳びを組み合わせていくことになります。
ただしいきなり連続でやるのは難しいもの。
まずは前まわし跳び3回、交差跳び1回、そしてまた前回し跳び3回というリズムで行ってみてください。
上達してきたら、前まわし跳びの回数を減らしていきます。

まとめ

子どもにとっては複雑で難しいあやとび。それでもコツを押さえて練習をすれば、少しでも簡単にすることはできます。
子どもが途中で飽きたり嫌になったりしないよう、できるだけ楽しく練習を続けてください。

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【スポーツ】運動量ランキングTOP5!各スポーツの特徴もご紹介!



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