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走り縄跳びのコツは?苦手を克服できる練習方法もご紹介!

走り縄跳び(かけあし跳び)は、その場で走っているように左右の足を交互に上げながら行う縄跳び。

前まわし跳びはできるのに、走り縄跳びだとすぐに引っ掛かってしまうという人も多いのではないでしょうか。

でも走り縄跳びはボクサーのトレーニングのようでかっこいい上、うれしいメリットもたくさんあるのです。

今回は走り縄跳びのメリットとコツ、練習方法をご紹介します。

走り縄跳びのメリット

走り縄跳び(かけあし跳び)は、少しマイナーな跳び方。

大人でもボクサーやフィットネスジム以外ではあまり目にしないものですが、この走り縄跳びには、健康維持のために行う上でとても大きなメリットがあります。

足腰への負担が少ない

縄跳びはジョギング以上のカロリーを消費できる全身運動ですが、実際にやってみると、膝や腰への衝撃が意外に大きいというデメリットも。

ジャンプして着地する際の衝撃をつま先でうまく吸収できないと、ケガや故障にもつながってしまいがちです。

その点で走り縄跳びは高く跳ばず、ランニングのように片足ずつ着地するため、膝や腰への衝撃が少ないのです。

うまく跳ぶことができるようになったら、ケガの危険を減らしながら縄跳びを続けることができます。

効果的にカロリー消費できる

走り縄跳びは、30秒間に80回ほど跳ぶのが目安。

一般的な前まわし跳びより縄の回転が速くなり、跳ぶ回数も増えるため、効果的にカロリーを消費できます

このため縄跳びの中でも走り縄跳びはダイエットや健康維持に効果が大きいと言われているのです。

リズム感とフットワークが鍛えられる

走り縄跳び(かけあし跳び)のもう一つの別名は「ボクサー跳び」。

ボクサーが練習に取り入れている大きな理由の一つが、リズム感とフットワークの向上です。

左右の足で交互にステップを踏む走り縄跳びは、リズム感が必要な跳び方。

またつま先立ちで素早くステップを踏むことで、ボクシングに必要なフットワークも効果的に鍛えられます。

これはボクシングに限らないメリット。

リズム感とフットワークは、卓球やテニスなど多くのスポーツにも活かすことができます。

走り縄跳びのコツ

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走り縄跳び(かけあし跳び)では、縄を回しつつ交互に飛び越えようとするため、頭が混乱してしまいがちです。

まずは2つのコツを意識してみてください。

飛び越えるのではなくまたぐ

縄を飛び越えようとすると動きが大きくなり、リズムがおかしくなってしまいます。

実際には飛び越えるのではなく、またぐという動作が正解。

ゆっくり縄を回して、軽くまたぐイメージをつかんでください。

腿を上げる

二重跳びなどで高くジャンプするときにはかかとをお尻側に引き上げますが、走り縄跳びでは動きは逆。

腿を前に上げて縄をまたぎ、かかとは後ろに上げないことを意識します。

こうすることで早いリズムに対応できるようになり、跳び続けやすくなります。

肘を固定

前まわし跳びより縄の速度を上げるには、肘を固定し、小さく回すのがコツ

最終的には手首を固定してスナップだけで回せるようになると、さらに速くなります。

真っ直ぐな姿勢を保つ

全ての縄跳びの基本は、背筋を伸ばして真っ直ぐな姿勢を保つこと。

特に走り縄跳びでは左右の足を交互に動かすため、腰が曲がるなど、姿勢が歪みがちです。

視線は正面に向け、背筋を伸ばすことを意識してください。

走り縄跳びの練習法

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コツが分かったところで練習です。

走り縄跳びは、簡単な走る動きと、基本的な縄跳びの動きを合わせたもの。

1つ1つは単純な動作なので、すぐにできてしまう人もいます。

一方、できない人の多くは、2つの動きを合わせることで頭が混乱してしまうのです。

そこで単純な動きからステップアップすることで、走り縄跳びのリズムをつかんでいきます。

エア走り縄跳び

エア走り縄跳びは、縄を持たずに行う走り縄跳び。

その場で走る動作をしながら、縄跳びを行うように手を振ります。

ここでチェックするのは、一定のリズムで走る動作ができているかどうか

当然できていると思っていても、手を振ると乱れてしまうことも多いのです。

腿を上げてまたぐ動きも、この段階で練習してみてください。

片手走り縄跳び

片手に2つのグリップを持ち、体の横で回しながら走り縄跳びをします。

これをするメリットは、途中で引っかかってストップしてしまわないこと。

多少リズムがおかしくなっても続けることができますから、徐々にタイミングを合わせてください

縄を回す手は一方だけではなく、両方練習する方が効果的です。

ケンケン飛び

ケンケン跳びは、片足だけで跳び、途中で逆足に入れ替える跳び方。

まずはゆっくりと縄を回し、右・右、左・左、右・右と2歩ごとに入れ替えながら跳びます

うまくできたら、次は1歩ごとに入れ替えてみてください。

右、左、右、左。

もし成功したら、それはもう走り縄跳び。

あとはその速度をだんだん上げていくだけです。

まとめ

いきなりボクサーの高速縄跳びを真似すると難しいものですが、焦って頭が混乱しないように練習すれば、走り縄跳びはそれほど難しいものではありません。

他の多くのスポーツと同じように、まずはゆっくり、正しいフォームで。

メリットがいっぱいの走り縄跳びを、ぜひマスターしてください。

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