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【WBC】歴代メジャー選手一覧|日本やアメリカ・他国選手をご紹介

2023年の第5回ワールドベースボールクラシック(WBC)の話題の一つが、「アメリカ代表が豪華すぎる」ということ。
メジャーリーグ(MLB)のスター選手がずらりと揃うドリームチームにファンが驚きました。
それは逆にいうと、これまでのWBCは辞退するスター選手も多かったということ。
とはいえそこはやはり国の代表。実はかなりすごい選手も大勢出場しています。
今回は、WBCに出場したメジャーのスター選手をご紹介。
日本・アメリカ・他の国の代表としてどのような選手が出場していたのか、解説します。

【WBC】歴代メジャー選手 日本

まずは日本代表として出場したメジャー選手の一覧から。
誰もが知っている名選手が続々登場します。
しかもそのうち2人は、2023年1月にMLB公式が発表したWBC歴代ベストナインに選出されているのです。

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2006年 第1回

記念すべき第1回大会に出場した日本人メジャーリーガーは、レンジャーズの大塚晶則投手と、マリナーズのイチロー選手。
大塚投手は抑えとして5試合に登板しました。決勝戦では8回裏のピンチを救うと次の9回も投げ、WBC初の胴上げ投手となっています。
イチロー選手は普段は見られない闘志むき出しのプレーでチームを牽引。個人的にも8試合で打率.364、1本塁打、5打点、5盗塁、7得点という素晴らしい成績を残し、外野手部門の大会ベストナインに選ばれた上、WBC歴代ベストナインにも選ばれました

2009年 第2回

連覇のかかった第2回大会には、5人の日本人メジャーリーガーが出場しました。
第1回大会では西武に所属し、3勝を挙げてWBCのMVPに選ばれていた松坂大輔投手は、この年はレッドソックス在籍のメジャーリーガーとして出場。再び3試合の登板で3勝を挙げ、2大会連続のMVPを獲得しました。さらに松坂投手はWBC歴代ベストナインにも選ばれています
マリナーズの城島健司捕手は全試合にスタメン出場すると、9試合で打率.333、1本塁打・4打点・1盗塁・4得点の活躍。日本の2大会連続優勝に大きく貢献しました。
レイズの岩村明憲選手は内野のリーダーとして奮闘。9試合で打率.286、出塁率.417、1盗塁、7得点を記録し、決勝の韓国戦では日本代表チーム最後のホームを踏んでいます。
カブスの福留孝介選手は7試合で打率.200、出塁率.407という成績。
そしてマリナーズのイチロー選手は大会全体では打率.273と不調でしたが、チームを牽引。決勝の韓国戦では6打数4安打を記録し、延長10回に決勝の2点タイムリーを放ちました。

2013年 第3回

2013年の第3回大会は、ダルビッシュ有投手、岩隈久志投手、川崎宗則選手、青木宣親選手、イチロー選手、黒田博樹選手が辞退したため日本人メジャーリーガーは初めて0人に
全て国内組だけで挑んだ大会はベスト4に終わりました。

2017年 第4回

前回の雪辱を晴らすべく臨んだ2017年の第4回には、アストロズの青木宣親選手が出場。
ヤクルトの選手として出場した第2回大会ではベストナインに選ばれた青木選手でしたが、第4回大会では打率.182、打点2という成績に終わります。
しかし7試合中6試合で3番打者を務め、最年長としてチームを引っ張りました。

2023年 第5回

2023年開催の第5回大会には、再び5人のメジャーリーガーが出場することになり、話題を呼びました。
ダルビッシュ有投手(パドレス)
大谷翔平投手(エンゼルス)
ラーズ・ヌートバー選手(カージナルス)
吉田正尚選手(レッドソックス)
鈴木誠也選手(カブス)
日本ではあまり馴染みのないラーズ・ヌートバー選手は母親が日本人で、達治という日本名も持っています。

【WBC】歴代メジャー選手 アメリカ

MLBの本拠地であるアメリカ代表。これまでどのようなメジャーリーガーが参加しているのでしょうか。
各大会の主な選手をご紹介します。

2006年 第1回

MLBの提唱で始まったWBCであるにもかかわらず、この大会のアメリカ代表はなんと第2ラウンドで敗退。「やる気がない」とまで言われました。
しかし実はそのメンバーは、MLBを代表するスーパースター達が集結したドリームチーム
2005年度ア・リーグホームラン王のアレックス・ロドリゲス選手、ア・リーグ首位打者のマイケル・ヤング選手、ナ・リーグ首位打者のデレク・リー選手、ヤンキースの「ザ・キャプテン」であるデレク・ジーター選手、打率.524、3本塁打、10打点で大会のベストナインに選ばれたケン・グリフィー・ジュニア選手など打線には強力なバッターが並びました。
さらに投手陣はナ・リーグ最多勝投手のドントレル・ウィリス投手、ナ・リーグ最多奪三振投手のジェイク・ピービ投手、歴代最多7度のサイ・ヤング賞を受賞したロジャー・クレメンス投手など強力なエースに加えて、リリーフには鉄腕マイク・ティムリン投手、防御率1.72でア・リーグ新人王のヒューストン・ストリート投手、最優秀救援投手のチャド・コルデロ投手、絶対的守護神ジョー・ネイサン投手という布陣。
いったいなぜ負けたのか不思議になるようなメンバーでした。

2009年 第2回

前回に比べてスター性は劣るものの実力者が揃った第2回大会のアメリカ代表。
リーダー格のデレク・ジーター選手に加えて、ナ・リーグ首位打者のチッパー・ジョーンズ選手、ハンク・アーロン賞を受賞したケビン・ユーキリス選手などが打線に並びました。
投手陣はロイ・オズワルト投手とジェイク・ピービ投手がダブルエース。リリーフ陣にもスコット・シールズ投手、ヒース・ベル投手など実力派が揃いましたが、アメリカはベスト4に終わりました。

2013年 第3回

第3回大会のアメリカ代表は、やはり実力者揃いでした。
ライアン・ブラウン選手、アダム・ジョーンズ選手、ジャンカルロ・スタントン選手、デビッド・ライト選手など一発に期待できるバッターが揃い、 投手陣はR.A.ディッキー投手、ジオ・ゴンザレス投手という2人の20勝投手に加え、前年に防御率1.01と最多セーブを記録した守護神クレイグ・キンブレル投手を配置。
ところがまたもや第2ラウンドで敗退してしまいます。

2017年 第4回

雪辱を誓うアメリカ代表は辞退者が相次ぐ中、苦難の人選で、なんとか第4回大会のメンバーを集めました。
しかし結果的にアメリカはこの大会で初優勝
マーカス・ストローマン投手が大会MVPと大会最優秀投手賞を受賞し、エリック・ホズマー選手とクリスチャン・イエリッチ選手がベストナインに選ばれています。

2023年 第5回

久々の「ドリームチーム」と言われる2023年のアメリカ代表。
そこには年間MVPに選ばれたことのある選手が4人も入っています
ファーストは2022年のMVP、ポール・ゴールドシュミット選手。
ライトは2018年のMVP、ムーキー・ベッツ選手。
センターはMVPを3回受賞しているマイク・トラウト選手。
投手ではMVPのほか、サイ・ヤング賞を3度も受賞しているクレイトン・カーショー投手。
他にも2022年ナ・リーグ本塁打王のカイル・シュワーバー選手、ゴールドグラブ賞をデビューから9年連続受賞しているノーラン・アレナド選手、MLB史上最多3度のサイクルヒットを記録しているトレイ・ターナー選手、2022年首位打者のジェフ・マクニール選手など。
やはり「負けるところが想像できない」メンバーとなっています。

【WBC】歴代メジャー選手 その他の国

ではその他の国の代表として出場したメジャーリーガーには、どのような選手がいたのでしょうか。
各大会の表彰選手を中心に見ていきます。

2006年 第1回

この大会のMVPは松坂投手で、日本人からは里崎智也捕手、イチロー選手もベストナインに選ばれています。
メジャー選手でアメリカ以外の代表として選出されたのは、韓国代表・パドレスの朴賛浩投手と、ドミニカ共和国代表・マリナーズのエイドリアン・ベルトレ選手でした。
ベルトレ選手はその後、ドミニカ共和国出身の選手としては初の通算3000安打を達成しています。

2009年 第2回

この大会でも松坂投手がMVPを獲得。
日本とアメリカ以外のMLB選手としては、プエルトリコ代表・アストロズのイバン・ロドリゲス捕手、ベネズエラ代表・マリナーズのホセ・ロペス選手がベストナインに選ばれました。
ホセ・ロペス選手はその後、巨人とDeNAにも所属。日本のプロ野球でもお馴染みです。

2013年 第3回

第3回大会ではドミニカ共和国代表・ヤンキースのロビンソン・カノ選手が大会史上初の全勝優勝に貢献してMVPを獲得。
同じくドミニカ共和国代表・レイズのフェルナンド・ロドニー投手とブルージェイズのエドウィン・エンカーナシオン選手、ブルージェイズのホセ・レイエス選手、レンジャーズのネルソン・クルーズ選手がベストナインに選ばれました。
またその他の国ではプエルトリコ代表・カージナルスのヤディアー・モリーナ捕手とジャイアンツのアンヘル・パガン選手、カナダ代表・マリナーズのマイケル・ソーンダース選手も選ばれています。

2017年 第4回

アメリカが優勝した第4回大会はブルージェイズのマーカス・ストローマン投手がMVPを受賞。
その他の国ではプエルトリコ代表が強く、カージナルスのヤディアー・モリーナ捕手、カブスのハビアー・バエズ選手、アストロズのカルロス・コレア選手、インディアンスのフランシスコ・リンドーア選手、指名打者のカルロス・ベルトラン選手がベストナイン入り。
アメリカとプエルトリコ以外のメジャーリーガーでベストナインに選ばれたのは、ドミニカ共和国代表・パイレーツのグレゴリー・ポランコ選手のみでした。

まとめ

辞退する選手がいながらも、多くのメジャーリーガーが出場するWBC。
スター選手が国の威信をかけて戦う姿がファンを魅了します。
スター軍団がその看板通りの活躍を見せるのか。
各国のメジャーリーガーにも注目です。

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スポーツで人生楽しむ自然派ライター

筋トレとアウトドアをこよなく愛するライター。某FM局の作家時代、筋トレマスターに師事し、トレーニングブログを3年間で100本以上執筆しました。

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