どこよりも熱くお届けするスポーツコンテンツ

NEW POST

スポスルマガジンの最新記事

スポーツを探求する

【バスケ】スティールとは?成功させるコツについても詳しく解説!

バスケットボールの用語は英語がメイン。意味が分かりにくいものもたくさんあります。
スティールもその一つ。
バスケットボールの試合の流れを大きく変えるスティールとは、いったいどのようなプレーなのでしょうか。
今回は、スティールをご紹介。
成功させるコツについても解説します。

【バスケ】スティールとは

スティールは英語で書くと「steal」。盗むという意味になります。
バスケットボールでスティールというと、ディフェンスがオフェンスの持っているボールを奪うこと。
スティールをすることで、守備から一瞬にして攻撃に転じることになります。
そのスティールは主に2種類。
相手のパスをカットして奪うパスカットと、ドリブルをカットして奪うドリブルカットがあります

【関連記事はこちら】⇩
【スポーツ選手】 年収ランキングTOP5!世界・日本国内別に紹介
バスケットボール選手の年収は!?プロ選手と実業団の違いも!

【バスケ】スティールのコツ

ディフェンス時にスティールをしにいくと、コーチから「ギャンブルするな」と注意されることがあります。
どのようなスティールがギャンブルと言われるのでしょうか。
そして必ず成功させるコツはあるのでしょうか。

心構え

スティールでボールを奪えば、攻撃に転じて速攻を仕掛けることができます。
しかしそれを目的にしてしまうと、一か八かのスティールを狙いにいってしまいがち。
まずは、スティールの目的は攻撃につなげることではなく失点を防ぐことだと認識する必要があります。
あくまでもディフェンスのためだという心構えでいれば、失敗して失点を招くような無謀なスティールを行うことは減るはずです。

距離を開ける

相手オフェンスが嫌がるディフェンスをするためには、ときには相手に密着して激しく妨害することも重要。
しかし上手くスティールするためには、相手との距離をある程度離しておくことがコツになります。
パスカットを行いやすいのは、相手が体の前で不用意なドリブルをしたときや、弱いパスを出したりしたとき。
密着して厳しいディフェンスを行うと相手は警戒し、そのようなプレーをしてくれなくなります。
スティールを成功させるコツは相手を油断させること
距離があれば警戒心が薄れ、弱いドリブルや緩やかなパスを誘いやすくなります。

タイミングを合わせる

スティールの最大のポイントはタイミング
スティールをしにいくタイミングが悪いと相手にかわされてしまい、大きなピンチを招いてしまいます。
相手にかわされるのは、ボールが手についているとき。そのときなら相手はこちらの動きを見てボールの位置や方向を変えることができます。
コツはボールが手から離れた瞬間を狙うこと
パスカットならパスが出た瞬間、ドリブルカットならドリブル中に手からボールが離れた瞬間に飛び出すのです。
タイミングが速くても遅くても失敗につながりますから、確実なタイミングがつかめないときに無謀な飛び出しをしてはいけません。

動きを予測する

手からボールが離れた瞬間を狙うためには、それより先に相手の次のプレーを予測しておく必要があります。
パスの方向、ドリブルの速さや位置などを予測できなければ、飛び出しはギャンブルになるはず。
予測するためのコツは、自分ならどのように動くかを常に考えることです。
また試合中には相手を観察し、どのようなプレーを得意としているのかを見つけるのもポイント。その上で味方選手のポジションフリーになっている選手の位置を把握しておけば、予測しやすくなります。
つまり周囲の状況や相手の癖が全く読めないうちからスティールを仕掛けるのはまさにギャンブルだということ。むしろリスクばかりが大きくなってしまうのです。

手は差し出す

スティールを狙う際の手の動きは、振り下ろすのではなく、ボールの動きに合わせて素早く差し出すのがコツ
こうすれば動きが小さくなり、隙が減ります。
またボールに対して横方向ではなく縦に差し出すのもポイント
ドリブルカットの場合、横から手を入れるとボールを点で捉えることになりますが、縦から手を差し出すとボールの動きに合わせて奪いやすくなります。

視野から外れる

少し難しいテクニックですが、スティールを狙うときには、ボールを持った相手の視野から外れるように動くのもコツです。
例えば他の選手の背後に隠れるなど。こうすればオフェンス側の選手が一人フリーでいるように見え、不用意なパスを誘えるのです。
とはいえ隠れることに集中したためにディフェンスに隙ができてしまっては本末転倒。試合の流れをうまく予測できるようになってから行う方が良いかもしれません。

実践練習

スティールの大きなデメリットは、反則になりやすいことです。
タイミングを少しでも間違うと高い確率で相手に手が当たってファールになるため、「危ないかも」と思ったら留まる判断が必要になります。
その感覚を養えるのは実戦だけ。
実戦を想定した練習を全力で繰り返すことが一番の近道になります。

まとめ

スティールを仕掛けて失敗し、相手に抜かれてしまうのは大きな痛手。
相手オフェンス側が数的有利になり、高い確率で失点してしまいます。
しかもスティールはそもそも難しいプレー。
つまり確実に成功する見込みがないのならチャレンジしない方が良く、そのため無闇に狙うと「ギャンブルだ」と言われるのです。
重要なのは、スティールは攻撃に転じるためのプレーではなく、失点を防ぐためのプレーだということ。
本来の目的を肝に銘じて、一か八かではないスティールの技術を磨いてください。

【関連記事はこちら】⇩
【バスケットボール】シュートのコツはこれ!練習メニューも紹介!
バスケットボール選手の年収は!?プロ選手と実業団の違いも!



  • この記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
HIT

HIT

スポーツなんでも見たいやりたいライター

好奇心旺盛で面白いこと大好き。アウトドアスポーツを中心に、陸上・水泳・テニス・武道など広〜く浅くなんでも挑戦してきたアクティブ派ライターです。

  1. 風速8mはどのくらいの強さ?屋外スポーツに与える影響を調査!

  2. ファウルチップとは?ファウルフライとの違いやルールを解説!

  3. 【バレー】ダブルコンタクトってなに?どんな時に起きる?旧称も紹介!

PAGE TOP