どこよりも熱くお届けするスポーツコンテンツ

NEW POST

スポスルマガジンの最新記事

スポーツを探求する

【ブレイキングダウン】ルール一覧|反則や大会の詳細をご紹介!

格闘技や格闘家のありきたりなイメージを「壊し続ける」という意味を込めて誕生したブレイキングダウンは、1分間で喧嘩最強を決める総合格闘技の大会。
YouTuberからプロの格闘家までがオーディションで参加を競いますが、毎回多くの応募が殺到しています。
格闘技経験のない素人でも参加できるということで、気になっている人も多いはず。
では、覚えておくべきそのルールはどうなっているのでしょうか。
今回は、ブレイキングダウンのルールをご紹介。
大会の詳細や具体的な反則について解説します。

【ブレイキングダウン】ルール 大会の詳細

ブレイキングダウンは、「1分1ラウンド形式」という超短期決戦で行う総合格闘技です。
このルールは路上での喧嘩をイメージしたもの。路上ではさまざまな邪魔が入って1分以上は戦えないということから、この試合時間になっています。
全員参加型の配信スキームを用いた「BreakingDown LIVE」でオンライン観戦をする格闘技エンターテインメントで、リアルタイム視聴者が判定に参加できるのも特徴的なルールです。

【関連記事はこちら】⇩
ブレイキングダウンとは?開催経緯や大会の特徴についてご紹介!
UFCとは?初心者が知っておきたい基礎知識を解説!

階級

階級は体重別で、スーパーヘビー級(120kg超)からアトム級(47.5kg以下)まで12階級
主催者が指定した日時に公式計量を実施し、オーバーした選手は原則として失格。運営が試合の実施を認め、オーバーした選手が勝った場合、記録はノーコンテストとなります。

ケージ

試合を行うのはサークル状のケージ、または正方形のリング
具体的にはケージは6等辺以上のサークル状の形状、直径が7m以上の適当な広さのものを用いるとされています。
そしてフェンスは、競技者が落下、または破ることがない頑丈な素材とした上で、ビニール等で適切にコーティングされる決まり。
またリングで行う場合は、一辺の長さが6m以上の正方形で、3本以上のロープで囲まれていなければならないというルールになっています。

装着物・コスチューム

必ず着用しなければならないのは、オープンフィンガーグローブとマウスピース、ファウルカップ(女子はアブスメントガード)、ニーパッド
男子選手は上半身が裸で、下半身はショーツやスパッツ、女子選手は上半身にラッシュガード等を着用し、下半身はショーツやスパッツと定められています。
ただし柔道家プロレスラーなどの参戦もあるため、一般的にその競技の公式試合で着用が認められている試合着は、競技オフィシャルの判断で着用が許されるという決まり。
ちなみにルールブックには、清潔なものと明記されています。

試合形式

試合の時間はわずか1分間
通常の試合は1ラウンド制で行い、1分間1ラウンド終了時点の判定で勝敗が決しない場合は、30秒間の延長ラウンドを実施します。
この延長ラウンド開始前にインターバル(休憩時間)はありません。

勝敗の決定

試合の勝敗はメインレフェリーの判断によるサブミッション(S)、テクニカル・ノックアウト(TKO)、ノックアウト(KO)、ノーコンテスト、失格等によって決定。
1分間で上記の勝敗が決まらない場合は、判定 (デシジョン)となり、ジャッジが採点して勝敗を決定します。
この判定にはBreakingDown LIVEの視聴者も参加できますが、単なる人気投票ではなく、以下の基準で審査するよう求められます。

・10-10:両選手に差あるいはアドバンテージがない場合
・10-9:一方の選手がより効果的な打撃を当てる、あるいは、効果的なグラップリングを用いて、僅差で勝った場合
・10-8:一方の選手が打撃またはグラップリングのインパクト、優越性、そして支配継続時間において大差で勝った場合
・10-7:一方の選手が、打撃またはグラップリングのインパクト、優越性、そして支配継続時間において完全に支配した場合

【ブレイキングダウン】ルール 反則

喧嘩をイメージしてスタートしたとはいえ、ブレイキングダウンは昔の「なんでもあり」の総合格闘技とは別物。
反則について厳密にルールを定めています。

反則一覧

以下の行為は反則。
違反した場合、競技オフィシャルの裁量で相応のペナルティが課されるとされています。

(1)頭突き
(2)眼球への直接的な攻撃
(3)噛み付く
(4)相手に唾を吐く
(5)相手の頭髪を掴む、引っ張る
(6)フィッシュフッキング
(7)股間へのあらゆる攻撃
(8)相手の体の開口部や傷口、裂傷部に指を入れる
(9)小さな関節(手足の指)を一度に3本未満掴むおよびその状態で小さな関節を極める行為
(10)肘、前腕部による打撃攻撃
(11)脊椎や後頭部への打撃攻撃
(12)喉へのあらゆる打撃、気管を掴む行為
(13)広げた指を相手の顔や目に向ける行為
(14)皮膚を掴む、つまむ、ひねる
(15)頭部顔面への膝打撃
(16)どちらか一方の選手でもグラウンドポジションの状態になった場合での、膝を含む足によるあらゆる打撃行為。
(17)相手へのあらゆる踏みつけ
(18)ロープやフェンスなど試合場を構成する部位を掴む
(19)相手のコスチュームやグローブを掴む(道衣は含まれない)
(20)試合場内で口汚い言葉を吐く
(21)相手の負傷の原因となるようなあらゆる非スポーツマン的行為
(22)ブレイク中の相手への攻撃
(23)レフェリーのチェックを受けている最中の相手への攻撃
(24)ラウンド終了の合図が鳴らされたあとでの相手への攻撃
(25)相手との接触を避けるなどあらゆる消極的な姿勢
(26)試合場外に自ら出る行為
(27)試合場外に相手を投げる行為
(28)審判員の指示を著しく無視する
(29)審判員に対する口頭での抗議及び虚偽の申告をする行為
(30)相手選手の頭から先に床面部に投げる行為
(31)相手選手を掴み、頭部顔面、背中を床面部に叩きつける行為
(32)足で腕を極めるサブミッション
(33)首や脊椎を捻るサブミッション
(34)ヒールホールド(ヒールフック)
(35)道衣を着用した場合においての帯を使用する行為、及び道衣を半周以上巻いて相手を固定する行為

スタンディングバウトでの反則一覧

スタンディングバウトでは、以下の反則行為を追加して禁止しています。

(1)相手選手を掴む行為
(2)相手選手を投げる行為
(3)相手選手にサブミッションを試みる行為
(4)グラウンドポジションの相手選手へのあらゆる攻撃

ペナルティ

メインレフェリーは、選手の反則行為の重さに応じてペナルティを課します。
その種類は以下の4つです。

(1)注意(caution)
(2)警告(verbal warning)
(3)減点(points deduction)
(4)失格(disqualification)

減点の場合、イエローカードによる1点減点とレッドカードによる2点減点が定められています。

まとめ

格闘技のイメージを「壊し続ける」と謳うブレイキングダウン。
オーディションや1分1ラウンドの試合形式、視聴者のジャッジ参加など、数々の型破りな試みが人気の秘密です。
しかし一方で試合のルールは現代の総合格闘技としてまっとうなもの。
反則となる攻撃を厳密に規定しています。
格闘技は未経験だけど参加したいと思っている方は、ルールをしっかり把握する必要があるのです。

【関連記事はこちら】⇩
【総合格闘技】階級一覧|各団体別の情報まとめ
【総合格闘技】最強選手6選!歴代~現役まで詳しくご紹介!



  • この記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
おおぱ!

おおぱ!

寝ても覚めてもスポーツ漬け

スポーツ一家に育ち、休日はテニスとランニング。空き時間はほぼスポーツ観戦。夢の中ではなぜかやたらといろいろなスポーツのプロ選手になっている夢中派執筆家です。皆さまにスポーツ愛を届けます!

  1. ネイマール名言22選|常にプレッシャーと戦い続ける彼の言葉が刺さる!

  2. 【野球】チェンジアップってどう曲がる?軌道やメリットを調査

  3. 【野球】なぜシュート回転が起きる?|対策法などをご紹介!

PAGE TOP