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ブレイキングダウンとは?開催経緯や大会の特徴についてご紹介!

近年の格闘技界を賑わせているのがBREAKING DOWN(ブレイキングダウン)。
本職の格闘家ではない人たちも次々に参戦して話題を集めています。
しかし地上波などで大々的に放送されるものではないため、その内容をまだよく知らないという方もいるはず。
今回は、ブレイキングダウンについて解説。
開催の経緯や大会の特徴、話題になった出場選手などをご紹介します。

ブレイキングダウン 開催経緯

まずはブレイキングダウンが発足した経緯から。
そのスタートは、YouTubeでのある企画でした。

発起人

ブレイキングダウンの発起人は総合格闘家でYouTuberの朝倉未来選手
主催は“闘う弁護士”の異名を持つ弁護士法人「Martial Arts」の代表弁護士で、過去にはプロ総合格闘家でもあった堀鉄平氏です。
朝倉未来選手はスペシャルアドバイザーを務め、同じく総合格闘家である弟の朝倉海選手もアドバイザーを務めています。

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発足のきっかけ

発足のきっかけは朝倉選手のYouTubeチャンネルでした。
そこでの「グラップラー刃牙」の作者である板垣恵介さんとの対談から、メンバー同士が1分間ガチで戦う企画を実施することに。
「これはRIZINよりおもしろいかも」と盛り上がります。
手応えを感じたメンバーはジムオーナーの堀鉄平氏に相談。すると快く主催を引き受けてくれ、本格的な活動がスタートしたのです。

名前の意味

ブレイキングダウンという名前は、格闘技や格闘家のありきたりなイメージを「壊し続ける」という意味が込められたもの。
その名の通り、従来の格闘技とは大きくかけ離れた大会が行われています。

模擬大会

2021年2月25日には第0回模擬大会を開催
朝倉未来チャンネルメンバーの吉田くん、筋肉系YouTuberのぷろたん、JINが参戦し、その試合動画が朝倉未来チャンネルで公開されました。

ブレイキングダウンとは 大会の特徴

格闘技のイメージを壊すというブレイキングダウンの観戦は、基本的にYoutube LIVEAbemaのペイパービューでのリアルタイム配信のみというのも特徴。
またリアルタイム以外では、Youtubeの朝倉未来チャンネルで後日公開されるのも特徴です。
喧嘩自慢たちが勝負するという設定、アマチュアがプロに勝てるかもしれない番狂せの多さ、そして出場者の背景を追うドラマ性も人気。
そういった特徴が生まれる秘密はどこにあるのでしょうか。

1分間1ラウンド

ブレイキングダウンのコンセプトは「1分間で喧嘩最強を決める」ということ。
試合時間はわずか1分間1ラウンドで、判定で勝負がつかない場合には30秒だけ延長されます。

オーディション

出場選手はオーディションで募集するのが特徴。
しかも年齢・性別・身長・体重はもちろん、格闘技経験も不問です。
つまり素人でも参加できるということ。とはいえオーディションを通過するのは至難の業です。
オーディションには3分間の自己アピール動画と1分間のシャドー(ボクシング・キック)動画を送る他、Twitter、Instagram、YouTube、TikTokのフォロワー数を書く必要もあります。
こうした形式のため、これまでの大会には、さまざまな格闘家の他、YouTuberやスポーツトレーナー、ラグビー選手、喧嘩自慢の人などが参加
まさに常識を破壊した大会となっています。

ブレイキングダウン 過去の参加者

とにかく話題になることが多いブレイキングダウン。
過去にはどのような人物が参加しているのでしょうか。

シバター

炎上系YouTuberの先駆けであるシバターは、12戦3勝8敗1引き分けという成績を持つ総合格闘家でもある人物。
2021年7月の第1回BREAKING DOWNに出場し、みなみかわ選手と対戦。56秒にギロチンチョークで勝利しました。

相内誠

相内誠選手は元プロ野球選手
西武ライオンズに投手として5年間在籍したあと格闘家に転身し、YouTuberとしても活動しています。
Breaking Down には2021年11月の第3大会に出場。フェザー級の立ち技ワンマッチで柴田海都選手から右ストレートでダウンを奪い勝利しました。

後藤祐樹

後藤祐樹選手は、EE JUMPのユウキ(YUKI)として活動していた元アイドル歌手
後藤真希さんの弟としてもおなじみです。
引退後、YouTuberやアマチュアキックボクサーとしても活動。
2022年1月に芸能活動再開を発表すると、3月の第4回大会、フェザー級スペシャルワンマッチに出場し、りょうちん選手に判定勝ち。
2022年11月の第6回大会でもフェザー級ワンマッチでたく選手に判定勝ちしています。

ちゃんよた

ちゃんよた選手は、元警察官でYouTuber、AV女優、プロレスラーという人物。
AVに出演したきっかけは鍛えた筋肉を見てもらいたいから、そしてこれからの人生をトレーニングに全振りしたいからだそうです。
第6回大会に出場すると、さぁちむに判定勝ち。
その後、2023年2月には「女子プロレス筋肉日本No.1」の座も手にしています。

YUSHI

YUSHI選手は、ホストとしても知られる総合格闘家でキックボクサー
源氏名は櫻遊志で、通称は「マッスルプリンス」です。
RIZENでも3勝している彼は2023年2月に行われた第7回大会のフェザー級ワンマッチに出場すると、こめお選手に延長28秒でKO勝ちしています。

吉永啓之輔

吉永啓之輔選手は「キング・オブ・アウトサイダー」の異名も持つ元THE OUTSIDER王者
第4回大会ではプロレスラーの井土徹也選手に1-2の判定で敗れましたが、第5回大会ではキックボクサーのモハン・ドラゴン選手に判定勝ち。
さらに第6回大会では元プロボクシング日本ランカーの飯田将成選手にKO負け寸前の状態から反撃し、40秒逆転KO勝ちしています。

まとめ

迷惑系YouTuberからプロ格闘家までが登場するブレイキングダウン。
オーディションには毎回数多くの応募が殺到し、参加者による熱いPR合戦も見どころとなっています。
従来の興行の形を破壊する新たな総合格闘技は、時代に合わせてこれからも進化し、新しいスターを生み出していきそうです。

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おおぱ!

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寝ても覚めてもスポーツ漬け

スポーツ一家に育ち、休日はテニスとランニング。空き時間はほぼスポーツ観戦。夢の中ではなぜかやたらといろいろなスポーツのプロ選手になっている夢中派執筆家です。皆さまにスポーツ愛を届けます!

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