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【フラフープ】コツは5つ!簡単ステップアップ練習法もご紹介!

子どもの遊びだけでなく、エクササイズとしても人気のフラフープ。

部屋でも運動できる上、体幹(インナーマッスル)を効果的に鍛えられ、続ければ脂肪燃焼も期待できるということで注目を集めています。

とはいえ「ぜんぜん回せない!」という人も多いのではないでしょうか。

ご安心ください。フラフープには回しやすくなるコツがあるのです。

今回はフラフープのコツと、順を追って上達できる練習法をご紹介します。

【フラフープ】選び方のコツ

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フラフープには大きさや素材などいろいろなタイプがあり、これは適当なバリエーションではありません。

フラフープがうまく回せないという人の多くが、実は自分の体に合ったフープを使っていないのです。

自分に合ったものを使えば、簡単に回せるようになるかもしれません。

コツ①正しいサイズを選ぶ

回しやすいフープのサイズは、標準的な体型の方の場合、床に立てたフープの上端がおへその高さになるのが目安

おへその上下10cm以内に収まる大きさにしてください。

高齢の方や運動が苦手な方、ウエストが80cm以上の方はそれよりも少し大きめの方が回しやすくなります。

重量は400g程度から。子ども用には200gを切るものもありますが、あまり軽いと遠心力が足りず、回しづらくなります

またより負荷を大きくするために重くなっているフラフープも増えていますが、重さが1kgを超えるほど極端なものは、皮膚に対する負担が大きくなり、あざや黒ずみの原因になることも。

慣れないうちはケガの原因にもなりがちですから、いきなり重いものを使うのはやめた方が良いかもしれません。

コツ②使いやすい表面のものを選ぶ

フラフープの表面は滑らかなものや凹凸があるものなど、たくさんの種類があります。

初心者にお勧めなのは、表面に滑り止め加工がしてあるもの

引っかかる感覚が分かりやすく、落ちにくいため、格段に回しやすくなります。

【フラフープ】回し方のコツ

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フラフープを回すとき、腰を大きく回してしまう人がいますが、これはNG。

コツは、腰を回さないことなのです。

ではどのようにすればいいのか、具体的にご紹介します。

コツ③短く押すという意識を持つ

フラフープを回すコツは、体を回したりひねったりするのではなく、腰で押すという意識で、おへそを前後、または左右に動かすこと。斜めではなく、前後、または左右の一方向です。

そして短く・素早く・押すこと。まずはこれを意識して回してみてください。

コツ④正しい姿勢をとる

両足の幅は肩幅程度。振り方によって、足のスタンスも変わってきます。

おへそを左右に振るときはそのまま真横に開きますが、前後に振るときは片足を半歩から一歩前に出すのがコツ

回し方が時計回りの人は右足を前に、反時計回りの人は左足を前に出すのが基本です。

回しやすい回転方向は人それぞれなので、方向を見つけたらこの基本姿勢を取るようにしてください。

そして前に出した足のつま先は必ず前向きにします。

コツ⑤頭を動かさない

大きく体を回してしまわないコツは頭を動かさないこと

中心に軸があるとイメージして足と頭は固定し、おへそだけを前後または左右に動かします。

どうしても頭が動いてしまう人は、両手を上げるのがコツ。こうすると軸を固定しやすくなります。

【フラフープ】ステップアップ練習法

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今まで苦手だったという人も、もしかしたら上の5つのコツを実践するだけで回せるようになったかもしれません。

でもやっぱりダメだったという人は、順を追って練習していくのがお勧めです。

練習①押し出し

フラフープは最初の回し方がとても重要。手で回すときに十分な勢いをつけておかないと、腰で回す前に落ちてしまいます。

そのために必要なのが、正しい「押し出し」の動作です。

押し出しでは、まず背中にフープをピッタリと付けます。手だけでフープを握るのは間違い。

脇をしめて肘を90度に曲げ、前腕と手のひら、中指でフープの外側を包むように支えます

こうすればおへその高さで水平にフープが固定できるはず。

次に反時計回りなら右腕を少し後ろに引いてから、水平に押し出して回します。

コツは、肘を固定して前腕をたたむように動かすこと。

肘が動いてしまうと安定しません。前腕と手で鋭く押し出します

体を全く動かさなくてもフープが4回転ほど回れば成功です。

練習②エアフープ

次にフープを回さずに腰の動きだけを練習するエアフープをします。

意識を集中するのは、おへそ。前後に振る場合は、おへそを鋭く前に出し、戻すという動きになります。

ここで練習するのは、コツ⑤。

頭を中心軸に固定して全く動かさず、おへそだけを動かす練習します。

最初はゆっくりで、慣れてきたら早く、小刻みにしてください。横に動かす場合も同じ。

頭を固定しておへそだけを左右に振る練習を、最初はゆっくり、徐々に早く、小刻みに行います。

練習③実際に回す

エアフープが安定してできるようになったら、実際に回してみます。

勢いよく押し出し、エアフープと同じ動きができたらうまく回るはず……ですが、おへそで押すタイミングが分からないという人もいるかもしれません。

前後に振る場合にありがちなのは、体の真正面にフープが接しているときに押そうとすること。これでは遅過ぎて力が加わらない上、フープが体から離れてしまうことになります。

前後に振る場合の正しいタイミングは、フープがおへそにあたる少し前です。

このときにおへそを前に出すことでフープが体に当たり、力強く押し出せます。

体の正面にくっつく前に押す」と意識して練習すれば、タイミングがつかみやすくなるはずです。

まとめ

初めのうちは数回しか回せないフラフープも、一度コツを覚えてしまえば難しいものではありません。

隙間時間にながら運動ができるの大きな魅力。

今までうまくできなかった人も、人気のエクササイズ、フラフープにもう一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

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