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【スケボー】オーリーが上達する3つのコツ!ポイントや練習方法も解説!

オーリーはスケートボードのトリックの一つ。
スケボーを購入して乗れるようになり、プッシュ、チックタックを覚えたら、次におこないたいのがオーリーですよね。
上級トリックに挑戦するための入門となるのがオーリー。
習得すれば、滑りの幅も広がります。
今回は、スケボーのオーリーについてご紹介。
基本的なやり方から上達するためのコツ、練習法までじっくり解説します。

【スケボー】オーリーの基本

【スケボー】オーリーが上達する3つのコツ!ポイントや練習方法も解説!①
オーリーは足と板が一体になってジャンプする技です。
できればカッコ良く、トリックを増やしていくためにも絶対に覚えたい技。それ以前に、スケボーのトリックの大部分はこの技ができなければ成立しないくらい大切です。

オーリーの名前の由来

オーリーという名前は、初めてこの技をやったのがアラン・ゲレファンドという人で、その人のニックネームが「オーリー(ollie)」だったから。
今ではオーリーはスケボーだけでなく、スノボでも使われる言葉になっています。

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オーリーの基本的な流れ

オーリーの基本的な飛び方は以下の通りです。
①膝を曲げてためをつくり、真上にジャンプする
②テールを音が出るくらいにキックする
③板が少し上がる瞬間に前足の小指辺りで表面をこすり上げる
④空中で板を平行に保つ
ポイントはテールのキックと、重心をおく場所。キックは音が出るくらいに強くけりましょう。中央に中心をおくことで板をコントロールしやすくなります。初心者の方は高さを気にしますが、まずは高さを無視して、どんな状況でも安定することを目標にする方が上達は早くなります。

【スケボー】オーリーはなぜ飛ぶ?

基本的な動きが分かったところで理解しておきたいのは、オーリーがどういう原理で飛ぶのかということ。
引っ張り上げているわけでもないのに、なぜボードがあんなに浮き上がるのでしょうか。
実は、それほど高く飛んではいないのが答えです。

板の反発で少し浮く

オーリーではまず、自分が高くジャンプしながら、残した後ろ足でテールを下げ、地面を打ちます。
このとき、地面を打った板の反発でテール側は少しだけ浮きます。

テコの原理で持ち上げる

この段階でテールはあくまでも少し浮くだけ。
しかしテール側のウィールを支点にしているため、ノーズ側は高く上がっています。
ここで前側の足でノーズを前にプッシュ。すると今度は前足を支点にしてテール側が引き上げられます。
その結果、全体が高く上がるのです。

【スケボー】オーリーができない原因

【スケボー】オーリーが上達する3つのコツ!ポイントや練習方法も解説!②
初心者がオーリーを習得できない原因のほとんどは、最初のジャンプが足りないことです。
さまざまな飛び方のコツを解説している動画がありますが、やり方にとらわれてジャンプの意識を忘れていませんか?
もちろんテールを弾く意識も必要です。とはいえ、ジャンプがなければ、そもそも飛べません。最初はジャンプを意識すれば、それだけで感覚をつかめる場合もあるでしょう。
またジャンプに慣れていないなら、プッシュやチックタックで板に乗り慣れることを優先してみてください。
板に身体が慣れるまでは練習が必要です。1日数時間練習すれば、次第になじんでくるでしょう。

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【スケボー】オーリーが上達するコツ

【スケボー】オーリーが上達する3つのコツ!ポイントや練習方法も解説!③
ここでは、オーリーが上達するコツをご紹介します。自分の動作を動画で撮影しながら確認すると、修正をすぐに見つけられますよ。

重心の基本は真ん中

人にもよりますが、基本的に重心は板の真ん中が最適です。これができていないとそもそも、けり上げても上手くジャンプできません。
また足が外れやすく空中でバランスを崩してしまいます。スタンスは前足がビスの少し手前、後ろ足をテールに合わせますが、重心は真ん中です。
また板を前から見たときにも傾いていないか確認しましょう。少し前足に体重をかけるようなイメージで乗るとジャンプがしやすくなります。

弾きは音を鳴らす

オーリーで一番重要なポイントは、弾きを強くすること。これを意識するだけで、格段にジャンプしやすくなります。
強さはバチッと大きな音が出る程度です。また後ろ足でテールの真ん中を真下に弾きましょう。乗ったまま弾くことが難しければ、ピックアップの練習から始めてみてください。
さらに足全体よりもつま先だけで弾くイメージを持つと、より板が上がりやすくなります。かかとは固定しておく方が良いでしょう。
しゃがみ込みは深いほど勢いが増します。ジャンプ力を上げたい人は、膝のクッションを意識してみてください。

しっかりと板をこする

テールが側の足で真下にキックをして、ジャンプをしたら、ノーズ側の足は板をこするようなフォームになります。
高く跳びたい人は極端にこすろうとしますが、最初はほんの少しこするだけで十分に上げられます。まずは少しこする程度に意識してみましょう。
空中で板を平行にしたい場合は、大きくこするようにしてください。板の中心からこする距離が長いほど、上がりやすくなります。
また前足はボードに合わせて少し曲げるのがポイントです。弾きとすり足を合わせて何度か練習すれば、オーリーの基本は習得できるでしょう。

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【スケボー】オーリーが上手くなる練習方法

【スケボー】オーリーが上達する3つのコツ!ポイントや練習方法も解説!④
オーリーのコツが分かったら実際に練習をしてみましょう。
1日で完全に習得するのは難しいですが、コツを知っていれば初心者でも1週間程度で習得できるはずです。

自分の最適なスタンスを知る

はじめは最適なスタンスを知るために、左右どちらを前にするかを決めましょう。
確認する方法は、棒立ちになって誰かに背中を押してもらうことです。そのときにとっさに出た足の方を前足にすると良いでしょう。
もちろんすべての人に当てはまるわけではありませんが、確認してみてください。オーリーは自分の最適なスタンスでおこなえば、成功確率を上げられるでしょう。

止まった状態で弾く練習

スタンスに慣れたらテールをしっかり地面に当てる練習をします。
まずは止まった状態でオーリーのスタンスを作り、その場でテールを踏みましょう。
テールを地面にしっかり当ててパチッと音が出るよう、練習します。

ジャンプしながら弾く練習

テールを地面に当てられるようになったら、ジャンプしながらテールを当てる練習をしましょう。
後ろ足の片足跳びでジャンプするタイミングに合わせてテールを踏み、しっかりと地面を弾きます。タイミングが合えばボードが空中に浮かぶはず。
この段階ではまだ低くても良いので、ボードを浮かばせる感覚を身につけてください。

遅いスピードで弾く感覚を磨く

次はゆっくりと進みながらジャンプし、弾く練習です。
まだ板に乗ること自体が難しければ、プッシュやチックタックで慣れてください。
前足をこする練習よりも、弾く練習を優先的におこないましょう。弾く感覚をつかめていれば、自然に板をこすり上げられるフォームになっているはずです。
スマートフォンで撮影しながらどこがダメなのかを随時チェックすると効率良く練習できます。

まとめ

オーリーを上達させるコツは以下の通りです。
・真下に蹴る
・高さは意識しない
・ノーズ側の板をこする
・重心は板の中心におく
初心者にとって最初の難関となるオーリーですが、習得すればさらに技の幅が広がります。あきらめずに少しずつ練習をしていきましょう。

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よーへい

よーへい

健康第一クリエイター

栄養士資格取得後、フリーのWEBライターに転身。サイトの企画からライティング・デザインなど幅広い分野で活動しています。

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